「株式会社メイテック」はエンジニア派遣の最古参であり、 東証1部上場の大手企業。
メーカー勤務の技術職の方や、派遣・受託企業にお勤めの方であれば、ご存知の方も多い企業かと思います。
そんなメイテックへの応募・入社を迷っている方に向けたリサーチ記事です。
今まさに転職活動中の現職エンジニアの方だけでなく、就活中の学生さんからしても、「メイテックの評判はいいのだろうか?」と気になるところですよね。
今回当サイトでは、実際にメイテックで働かれていた経験のある方々の生の声を集めました。
年収面や離職率といった、複数の要素からリサーチ検証していきたいと思います。
ただ、まず大前提として、転職活動を始める際の重要なポイントは、エンジニアの転職活動では「エンジニアの転職を専門とする転職エージェント」を活用することです。
エンジニアの転職活動では「エンジニアの転職を専門とする転職エージェント」を活用することが重要です。
転職活動の初期段階では、ついついテレビCMや駅広告でよく耳にする転職サイトを選びがちです。
ですが、次もエンジニアとして転職するのであれば、エンジニアの働く業界や技術に対する知識、キャリアプランニングといった専門知識を持つ転職エージェントに相談しましょう。
知名度は大手のリクルートやパソナほど高くないため知らない方もいることでしょう。
大手の転職サイトはエンジニアという専門的な職種に対する理解が浅く、採用人数が多く簡単に内定が出る企業、つまり離職率が高い企業を紹介されてしまうケースが多いのです。
一方、エンジニア専門の転職エージェントであれば、エンジニア特有の働き方や技術に関する話題も理解してくれます。
- メーカーやIT企業の「エンジニア職の転職のみ」に特化している。
- サポートしてくれるアドバイザーが、技術分野ごとの職務内容、工程・スキルや、業界の内情に詳しい。
- 客先常駐や派遣をメインビジネスとする企業が、比較的紹介されにくい。
エンジニア職を熟知したアドバイザーがサポートしてくれる「エンジニア向けに特化した転職エージェント」あれば、皆さんの経験や希望を踏まえ、現実的で将来性のあるアドバイスをしてもらえます。
転職活動のスタートからつまづかないよう、前提としてぜひ覚えておいてください。
◆『レバテックキャリア』IT分野での業務系・インフラ・Web系に強い
- ITエンジニア経験者の転職支援に特化した専門エージェント
- 保有求人7000件以上のうち、8割以上が年収600万円以上の求人(登録者の77%が年収アップを達成した高実績がある)
- 大手IT・WEB系企業からスタートアップまで幅広い転職支援実績がある
※サービス対象エリアは、関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)/関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)/九州(福岡)
※レバテックキャリアではエンジニア未経験者の求人は取り扱っていないのでご注意ください。
◆『メイテックネクスト』製造業・メーカーへの転職を専門
- 製造業・メーカー企業への転職サポートが専門
- 組み込み分野の求人案件は特に強い。総合型エージェントが注力できていない中小規模のベンダーもカバーしている。
- 大手エージェントと比較して、親身で丁寧なアドバイザーが多い。求職者の転職活動ペースを尊重してくれる傾向。
株式会社メイテックとはどのような会社?
株式会社メイテックは技術者派遣業界のパイオニア的な存在であり、技術社員の人数規模、売上高、平均時間単価と言った各指標でトップに君臨してきた企業です。
社員数の面では急速なM&A戦略によって拡大したテクノプログループ、アウトソーシンググループにトップを譲りました。
しかしながら、メイテックとしては派遣するエンジニア社員の「質・技術力」を重視する姿勢を崩しません。
コロナ禍以降の派遣業界は需要こそ高いものの、リモートワークによって気軽に教育することが難しくなったため、即戦力者を欲しがる顧客が著しく増えています。
未経験でも基礎教育をすれば派遣受注できる状況ではないので、エンジニアの技術力・質にこだわっているメイテックの姿勢は有利であるといえます。
メイテックの会社概要
社名 | 株式会社メイテック |
---|---|
設立 | 1974年7月17日 |
資本金 | 50億円 |
代表取締役社長 | 代表取締役社長 國分 秀世 |
従業員数 | 7,869人(2021年3月末時点) |
本社 | 東京都台東区上野1丁目1-10 オリックス上野1丁目ビル |
これだけ見ると、大変立派な大手企業という印象です。
東証一部に上場しているエンジニア派遣会社というのも、メイテックの他に数えるほどしかありません。
ただ残念なことに、メイテックはエンジニア社員の9割が「モノづくり分野」のエンジニアです。
モノづくり分野のエンジニアが活躍してきた製造業のメーカーにおいても、IT分野のエンジニアを優先して積極採用しており機会損失になっていることが想像できます。
本来であれば、高まってきたメーカーのITエンジニア需要に応えたいはずです。が、創業以来50年もモノづくり分野専門でやってきたため、ITは急ピッチで採用や教育環境を強化していると考えられます。
メイテックの社風や会社方針に対する元社員の評判は?
メイテックの会社方針をみていくと、コーポレートスローガンは『人と技術で次代を拓く』とあります。
また、標語として「プロのエンジニア集団」「生涯プロエンジニア」といった言葉を頻繁に用います。
一生涯、現役のエンジニアとしてモノづくりに携われるということに重きを置いていることがよく分かります。
実際にメイテックで働いた経験のあるエンジニアの方々は、メイテックの社風や方針をどのように感じているのでしょうか?
口コミを見ていきましょう。
この方針に対してエンジニア社員や退職者からの評判は?
元メイテック社員の方に対し行った「メイテックの社風・方針に対する満足感」についてのWEBアンケートでは、以下のような評判の声を頂いています。
エンジニアのキャリアアップを第一に考えている
エンジニアをとても大事にしてくれる会社
フラットな組織で、上司・部下関係なくフランクに話しができる風土がよかったです
営業的な理由で派遣先が決まる
特に景気が悪くなるとエンジニアの希望はほぼ通らない。
有休の取りやすさなども、メイテック方針より派遣先に依存するので運任せといったところ。
長くやるには辛い仕事だと感じる。
技術研鑽に熱心なのはごく一部
間接社員(営業など)はエンジニア社員に対し、技術を磨けとやたら言うが、その営業社員自身は受け身な人間が多い。
会社方針が浸透しているようには思えない。
メイテックの会社方針・社風より、派遣先企業の風土が満足感に大きく影響するようです。
これはメイテックに限らずどこの派遣会社でも似たような具合であり、この手の悪い評判は他の派遣会社のアンケートでも多く見られます。
また、この他の評判としては
「二流大学出身にも関わらずそこそこの給料は貰えているし、派遣会社の中ではネームバリューがあるので我慢できる」
といった、良い・悪いが入り混じった評判もありました。
メイテックの年収・賞与に対する元社員の評判は?
メイテックの中途採用ページを見ますと、以下のようなモデル年収が掲載されています。
モデル年収例
- 初任給:月給 20万4050円
- 25歳:年収491万円、月給31万9508円
- 30歳:年収633万円、月給42万1618円(子1名を扶養。)
- 35歳:年収691万円、月給46万2274円(子2名を扶養。)
(3例とも超過勤務手当30h分と、住宅手当 約30000円/月を含む。)
平均賞与額
年2回分・2020年度実績の平均支給額1,382,349円(管理職以外の平均)
モデル年収だけ見ると結構良いように思えますが、実際には複雑な数式があるようです。
メイテックの年収に対して、元社員の評判はどうか?
元社員に対し行った「メイテックの年収に対する満足度」についてのWEBアンケートでは、以下のような評判の声を頂いています。
『給料算定には派遣時給レートが関係しており、自分ではコントロールしづらい』
給料は社員の”技術グレード”によって決定されます。
技術グレードは「契約上の派遣時給レート」が関係しているのですが、これは本人の努力ではコントロールできないため不満に思います。
いい営業に当たれば時給アップの交渉もしてくれますが、そもそも派遣先によって時給相場に差があるので不公平感があります。
『残業規制のある派遣先になると生活が厳しい』
忙しさ次第ではいくらでも稼げる。
『40歳で年収700万超えなので恵まれている』
が、2017年からの改悪で40歳を過ぎると年収が下がっていく謎のシステムになったことで、嫌気がさして転職した。
年収に関する評判とデータを見ていきますと、概ね「中堅メーカー程度」の水準の年収になるようです。
これは業界内で見ると非常にいい待遇であり、額面に対して悪い評判の声はほぼありませんでした。
しかし、「契約の時給レートによって大きく左右される」ことや、「2年に一回しか昇給判定のチャンスがない」という点を嘆く声が見られました。
結婚したり、マイホーム購入を考える時期に収入の不安定さがあると、辛抱せざるを得ないケースもありそうです。
メイテックの離職率は「約5%前後」で、テクノプロより低い離職率
同社のIR情報を参考にすると、メイテックの離職率は「約5%前後」で推移しています。
メイテックが取引先としている「製造業」全体の離職率が「11.4%」ということを考えると、派遣会社としては退職は少ないのでは?と思われます。
他のエンジニア派遣会社の公表データですと7〜11%くらいの企業が多く見られます。
例として、競合他社であるテクノプロの離職率は、最新のIR情報に「8.8%」と記載されています。
メイテックを退職した理由は?アンケートの評判を調査。
離職率だけ見るより、実際の退職理由を読んだ方が実態が分かりやすいので見ていきましょう。
メイテックの退職理由を大別すると、以下の5つの理由が多く挙げられています。
- 仕事で裁量権がなく、「やはり派遣でしかない」と感じる瞬間がある。
- 技術力に重きを置いていると言いつつ、最近はそうでもない。
- 元々30歳くらいまでにはメーカーに転職しようと考えて入社しており、転職活動で内定が出た。
- 「業務内容も働き方も全ては派遣先によりけり」と感じるようになったから。
- 派遣先が変わる際、転居が生じる遠方でも大した考慮なく飛ばされるのが苦痛。
細かい内容とその他の退職理由は【メイテックを「辞めたい理由」と実際の評判は?エンジニア目線で解説】のページで解説しています。
メイテックはブラック企業なのか?”やばい・最悪・やめとけ”等の口コミは?
ここまでメイテックの離職率と退職理由についてお伝えしてきました。
これらの退職理由をエンジニア派遣業界の慣習、周辺環境、平均と比較して、メイテックがブラック企業と言うほど悪質かどうかを考えていきます。
まず前提として、厚生労働省としてはブラック企業の定義について、下記のように明記しています。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
厚生労働省としてはブラック企業がどのような企業かはっきりと明記していないものの、『若者の「使い捨て」が疑われる企業』を問題視していることが分かります。
この『若者の「使い捨て」が疑われる企業等』の特徴が以下の3ポイントであると言うことです。
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
この観点と、業界の競合企業の状況なども踏まえてメイテックを見ていきます。
1.長時間労働(残業)やノルマについて
口コミを集計していくと、メイテックのエンジニア職の残業時間は月25時間程度ということが分かりました。
メイテックの採用サイトでは、平均残業時間は17.04時間/月とも記載されています。
メイテックの派遣先は日本でも有数の大企業が多く、残業管理や有給休暇取得が徹底されているため過負荷にはなりにくいのでしょう。
一方で「結局は派遣先に依存する」という口コミもちらほら見受けられます。私もこれには同感です。
「多忙で人員が不足しているから派遣を導入している」というのが派遣先の本音ですし、残業時間は派遣元のメイテックがコントロールできる部分ではないはずです。
むしろ私が勤務していた別の派遣会社では、「働き方改革のせいで残業時間が減って売り上げも減っている。なるべく残業時間が多い企業、部門の案件へ優先して派遣するように。」という営業方針が取られてさえいました。
2.賃金不払い残業やパワハラについて
同様に、賃金不払い残業やパワハラについても酷いという口コミはありませんでした。
ただ、コンプライアンス意識が高い企業なので、残業代はきちんと支払われます。
もし休日出勤が発生したとしても、必ず振替休日の取得が義務付けられています。
有給休暇についても、業務に大きな支障をきたさないのであれば問題なく取得できます。
3.長期的なキャリア形成について
厚労省のブラック企業対策で言及されていないものの、「エンジニアとしての長期的なキャリア形成の支援があるかどうか?」というのも重要なポイントでしょう。
無期雇用派遣やSIerのように客先常駐(SES)での就業が頻繁にある場合には、エンジニアとして成長につながりにくい雑務やルーチン作業を任され続けるケースがあります。
成長につながりにくい業務を長期にわたり続けるということは、すなわち「若者を使い捨てる」行為とも言えましょう。
メイテックの口コミを集計していくと、多くはないものの『テストばかりを担当させられた』という評判が見受けられました。
エンジニアとしてのキャリアを積みたかったが、今後のキャリアに疑問を感じたので辞めたいと考えるようになった。
派遣会社である以上、経験がない若手のうちは下流工程が主業務となることはありますし、1〜2年以内であれば勉強にもなる業務です。
不満の口コミ数が多くなく、内容としても具体性に欠けることから、「長期に渡って雑務を行わせて使い潰す」という環境ではないだろうと推測します。
メイテックに関する50件以上の口コミを拝見しましたが、「給料がやばいくらい低い」「最悪の会社だった」「入社を考えているならお勧めしない」といった極端な内容はありませんでした。
働くうちに不満が溜まるようなケースもあるとは思われますが、ごく一般的なレベルの不満でありブラック企業ということはないと考えられます。
メイテックとメイテックフィルダーズの違い、評判の差は?
メイテックグループには、「株式会社メイテック・フィルダーズ」というグループ会社があります。
「メイテック・フィルダーズ」もメイテックと同じく無期雇用でエンジニア派遣事業を行なっており、違いが分かりにくいという声もしばしば耳にします。
ここで簡単に、メイテックと「メイテック・フィルダーズの違い」を簡単に解説します。
1.派遣領域の違い│メイテック・フィルダーズは下流工程も担う
第一に派遣領域が異なります。
メイテックは上流工程が中心で、高レベルな検討が必要な業務を担います。
一方のメイテック・フィルダーズは「下流工程や作業に近い業務も担う」というところです。
特にフィルダーズのみが行う代表的な業務として、工場での製造装置の組み付けやセッティング、精度調整といった「フィールドエンジニアリング業務」があります。
フィールドエンジニアリングはすでに出来上がっている製品の納入フェーズに行われる仕事ですから、製品の設計開発フェーズの業務とは必要な技術・経験が大きく異なります。
2.派遣料金単価の違い│年収・給料にも影響する
メイテックはエンジニア派遣業界でもトップレベルの派遣料金であることは有名です。
業界内では完全に飛び抜けており、その分だけ技術レベルの高いエンジニア社員が揃っていることが強みです。
一方で、メイテックフィルダーズの平均派遣単価は「約3,800円」となっており、これは派遣業界のボリュームゾーンに近い料金です。
つまり、グループ内で顧客のニーズの違いに合わせたサービス作りをしているということです。
「手頃な料金で社員の補助をしたり、社員をアサインしにくいルーチンワークを頼みたい」というオーダーは間違いなくありますから、そこはフィルダーズのエンジニアが対応するということです。
3.離職率の違い│メイテックフィルダーズは離職率が若干高い
あまり知られていないことですが、メイテックフィルダーズは離職率が約8〜9%で推移しており、メイテックよりも離職率が高いです。
- 業務が低工程でキャリアアップに繋がりにくい
- 派遣料金(時給単価)が低いから給料も低い
- 研修やサポート体制への投資が乏しい
このことは、メイテックフィルダーズに勤務した経験のあるエンジニアの方からの口コミ評判を読めばすぐに分かります。
とはいえ、派遣料金や年収・給与に関してはエンジニア派遣業界の相場並みでもあるため、そこまで悪いわけでもないというのが事実です。
詳しくは、【メイテックフィルダーズのエンジニアからの評判は?】のページに細かい口コミ評判を書いていますので、そちらもチェックしてみてください。
評判から読み解く、メイテックに向いている人・向いていない人
メイテックに向いている人というのは、以下の3点に共感できる人です。
- 派遣先の業界や地域をそれほど選ぶことができないことは理解している。
- 大手メーカーで技術力を身に付けたい
- 多少の振れ幅はあれど、そこそこ安定した給与で働きたい
一方で向いていないと感じるのは以下のような方です。
- ある程度技術力を身に付けてきていて、現職に何かしら不満があってメイテック転職を考えている人。
- 「派遣さん」という外部の人という扱いでプライドが傷つくような人。
- 派遣先ごとの運任せな部分や、その評価体系に不公平感を感じる人。
「メイテックを紹介されたけど、どんな会社か不安だ」という気持ちで当サイトを見たのであれば、ちょっと落ち着いて考えた方がいいかもしれません。
エンジニア専門の転職エージェントを分野別で紹介
エージェントによって、サポートしてくれる「技術分野」や「レベル」が異なります。
例えば、IT系と製造系のエンジニアでは、使うべき転職エージェントが異なるということです。
下記のように場合分けして、順番に解説します。
- ITエンジニア専門の転職エージェント *業務系・Web系・ITインフラ等
- モノづくりエンジニア専門の転職エージェント *機械・電気・組み込み・化学等
↑のリストのリンクから、そのまま当ページ内の各項目へ飛ぶことができます。
かなり長くなるので、自分に関係ない分野は飛ばしてもらってOKです。
ITエンジニア専門の転職エージェント(業務系・Web系・ITインフラ等)
ITエンジニアの皆さんは、
「レバテックキャリア」
「マイナビITエージェント」
「メイテックネクストIT」
上記の3サービスに登録しておくと良いでしょう。
どのエージェントも相談から親身に接してくれるので、安心して大丈夫です。
まず第一に登録すべきエージェントが「レバテックキャリア」です。
レバテックキャリアは、ITエンジニアの実務経験者には広く勧めたいエージェントです。
IT分野の皆さんは、まず第一選択として「レバテックキャリア」は登録するということで問題ないでしょう。
特に、年収アップとスキルアップを目的とした転職においては、豊富な知見をもとに強力な力になってくれるはずです。
保有求人の半分以上が年収600万円超えの求人となっており、中堅〜40歳ごろの「転職で失敗できない重要タイミング」の方にも多く選ばれています。
実績で見ると、2019年6月~2020年5月で転職が決定したレバテックキャリア登録者のうち、【77%】の方が年収UPを実現しています。
続いてセカンドオピニオンとして登録すべきエージェントが「マイナビITエージェント」です。
マイナビITエージェントは、ITエンジニア実務経験者であれば、業務系・Web系・ITインフラと言った分野や工程を問わず、幅広く対応できる優秀なエージェントです。
先に紹介するレバテックキャリアと比較すると、経験が浅い若手エンジニアの方にも親身に対応してくれたという口コミを見かけます。
とはいえ求人の質と量や、アドバイザー人数・専門性といった点ではレバテックキャリアが秀でています。
一人のアドバイザーだけを信用するのは危うさもありますから、レバテックキャリアとマイナビITエージェント両方の話を聞いて判断すると、焦って失敗せずに済みます。
最後に、「メイテックネクスト」は次点という形で紹介します。
メイテックネクストは「メーカー企業ならば、ピカイチの情報量とサポート実績がある」という特徴的な強みがあります。
メーカーと聞くと、情シスや社内SEだけを思い浮かべがちですが、近頃はちょっと違います。
ソフトウェアファーストのモノづくりへと時代が変わってきたことで、メーカー企業はSIerへの外注依存から脱却し、ソフト開発やインフラ整備を内製に切り替えようと本腰を入れているのです。
そのため、製品開発プロセスにAIやRPAを導入して効率化するとか、製品と連携するスマホアプリやサービスプラットフォームの開発を担う求人募集が激増しているのです。
一手間を惜しまず登録して、電話・オンラインでの面談を一度は行っておきましょう。
エージェントによって、取引している企業や太いパイプがある企業が異なるため、お互い違った求人やキャリアの考え方を出してきて面白いと思います。
仮に転職しないとしても、皆さんがこれから働いていく上で有益な情報が得られることでしょう。
1.「レバテックキャリア」│ITエンジニア経験者はマスト
- ITエンジニア経験者の転職支援に特化した専門エージェント
- 保有求人7000件以上のうち、8割以上が年収600万円以上のハイクラス求人
- 大手IT・WEB系企業からスタートアップまで幅広い転職支援実績がある
※サービス対象エリアは、関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)/関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)/九州(福岡)
※レバテックキャリアではエンジニア未経験者の求人は取り扱っていないのでご注意ください。
レバテックキャリア公式サイト:
2.「マイナビIT AGENT」│年齢・経験・エリアの幅が広いバランス型
- IT・Web業界のエンジニアを専門とする転職エージェント
- 技術トレンドの変化を早期にキャッチしており、的確なキャリアアドバイスが得られる
- 「大手からスタートアップ」「SierからWeb」「派遣・SESから正社員」と言った、キャリアチェンジでのサポート実績が豊富
※マイナビIT AGENTは求人企業の性質上、関東・関西・名古屋といった都市部での転職サポートを専門としています。
マイナビITエージェント公式サイト:
3.「メイテックネクスト」│IT活用を本格化したメーカー企業に特化
- 全国のメーカー企業との付き合いが強固(親会社が製造系エンジニア派遣の最大手企業のため)
- 近年、製品のIoT化やDX推進によってIT業務を内製化するメーカーが増え、中途求人も増加
- 親身で丁寧な対応のアドバイザーが多く、あまり転職を急かさないスタンス
メイテックネクスト公式サイト:
製造系エンジニア専門の転職エージェント
機械・電気・組み込み・化学と言った製造系エンジニアの皆さんは、
「メイテックネクスト」
「DYMものづくり」
上記の2サービスを活用すると良いでしょう。
上手く特徴やスタンスが被らず、有益な情報収集にもなるはずです。
「メイテックネクスト」は、製造分野のエンジニア転職で実績No1を誇る転職エージェントです。
エンジニア実務経験者であれば、機械・電気・組み込み等、分野や工程を問わず幅広く対応できるという特徴があります。
ものづくり分野の皆さんは、まず第一選択としてメイテックネクストは登録するということで問題ないでしょう。
2つ目の「DYMものづくり」の方は、母体となっている「DYM就職」が20代半ばまでの若年層や第二新卒者の転職サポートを主としています。
このため、DYMものづくりにおいても、若手社員にありがちな悩みをよく理解してくれるアドバイザーが多いという特徴があります。
今後のキャリアをどうすべきかという的確なアドバイスも得られやすいでしょう。
でもどちらか片方と言われれば、私の第一選択は「メイテックネクスト」です。
アドバイザーに各分野のメーカー出身者を集めている転職エージェントなんて、メイテックネクストくらいなものでしょう。
まずは一手間を惜しまず登録して、電話・オンラインでの面談を一度は行っておきましょう。
取引している企業や、太いパイプがある企業が異なるため、お互い違った求人やキャリアの考え方を出してきて面白いと思います。
仮に転職しないとしても、皆さんがこれから働いていく上で有益な情報が得られることでしょう。
1.「メイテックネクスト」│モノづくり系で最大のネットワークとサポート力
- メーカー企業の技術職・エンジニアの中途採用が専門
- ものづくり分野だけでなく、メーカー企業内でのIT分野の求人も強い(社内SE・ソフト・ITインフラ)
- 大手エージェントより、親身で丁寧な対応のアドバイザーが多い
2.「DYMものづくり」 │母体は第二新卒専門なので若手に親身
- メーカー企業の技術職・エンジニアの中途採用が専門
- ものづくり分野だけでなく、メーカー企業内でのIT分野の求人も強い(社内SE・ソフト・ITインフラ)
- 大手エージェントより、親身で丁寧な対応のアドバイザーが多い