- メイテックネクストの総合評価と評判・口コミ
- メイテックネクストのメリット・デメリット
- メイテックネクストを利用すべき人の特徴
- 最大限活用するためのポイント
- よくある質問
今回は製造業・メーカー企業への転職サポートに特化した転職エージェント「メイテックネクスト」についてご紹介します。
メイテックネクストは「エンジニアの転職サポート」を専門とする転職エージェント
特に、自動車、電子機器、産業装置と言った「製造業のメーカー企業」への転職サポートを専門としています。
また、最近はメーカー企業もソフトウェアファーストでの製品・サービス開発に注力していることから、メーカー企業でのITエンジニア職の求人募集も早々にカバーしています。
エンジニア職のメーカー企業への転職をサポートすることに関しては、競合の大手エージェントを凌ぐ求人数とサポート実績がある、とても優れた転職エージェントなのです。
求人票の中身に目を向けると内容が濃く、想定される業務内容や必要な経験、想定年収などが細かく掲載されているという特徴もあります。
より上流工程に近い場所で「ものづくり」に携わりたい方、ガジェット好きな方には活用して損のない転職エージェントです。
簡単に特徴をお伝えしましたが、実際にメイテックネクストを利用するなら、登録前に評判や口コミを確認しておきたいですよね。
「どうせどの転職エージェントも似たようなものでしょ?」
「経験豊富なエンジニアしかサポートしてくれないんじゃないの?」
こう言った疑問を持つのは当然のことでしょう。
ネット上にある情報は「非エンジニア」の素人が手探りで書いたような情報が多く、鵜呑みにして転職してしまうことは危険だと感じています。
そこでこのページでは、メイテックネクストの特徴や注意点・評判など、「利用前にここだけは確認しておきたいポイント」を余すことなくまとめました。
「対応がひどい」などの気になる口コミについても実際に状況を解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
メイテックネクストの総合評価|他サービスと比較して

評価項目 | 詳細コメント |
---|---|
総合評価 | 評判/口コミ|★★★★☆ 製造業・メーカー企業においては「モノづくり(機械・電気)」「IT」両面に強く、特に20代半ば~40代前半におすすめ。 |
求人の質と量 | 評判/口コミ|★★★★☆ プロジェクト・部署単位で案件内容や必要要件の粒度が細かい。ただし、製造業・メーカー企業のエンジニア職に限る。 |
アドバイザーの提案力 | 評判/口コミ|★★★★☆ 担当者全員が技術職の仕事・キャリアに関する悩みをよく理解している。元エンジニアやメーカー人事部も在籍。 |
サポート体制 | 評判/口コミ|★★★☆☆ 企業との交渉力が高いが、対応エリア・スピードでは並。繁忙期には手薄で後回しになってしまうことがある。 |
先にまとめてしまうと、メイテックネクストの高評価ポイント・不評ポイントは以下の通りです。
- 大手メーカー企業や、直系グループ企業の優良案件を数多く保有
- 保有案件の情報の密度が濃い(業務工程・必要スキルなど)
- メーカーでの技術知識と業界事情に詳しく、転職のサポートが手厚い
- 他エージェントと比較すると中小企業の網羅度で差がつく
メイテックネクストは、特に2年以上のエンジニア職を経験している人向けの求人が多いエージェントです。
技術系案件の質・量に加え、メーカー企業を熟知したアドバイザーの「痒いところを分かってくれるサポート」が最大の強みと言えます。
続いてメイテックネクストの悪い評判や、ひどいと言うクチコミを見て行きます。
- 未経験者と40代後半以上のベテラン向け求人は少ない
- 転職繁忙期には対応が遅かったり、転職が難しい人が後回しになることがある
- 対応地域が少し狭い
簡単に例えると、大手のリクルートエージェントやDODAは、どんなものも揃っているショッピングセンター。
これに対し、メイテックネクストは専門店であると言えます。
専門店が故に、メイテックネクストには技術トレンドに精通したアドバイザーと、エンジニアのみに的を絞った求人案件が揃っています。
特に、エンジニア派遣業界の最大手である親会社の「メイテック」社が、技術部門の役職者や経営層にまでコネクションがあるという点は、大きなポイントと言えるでしょう。
一般的な転職エージェントと異なり、現場の技術部門やプロジェクト単位の生情報があるというのは興味深いですね。

求人募集票の内容一つとっても、みっちりと書き込まれた「業務内容の詳細」「必要な応募条件」は圧巻です。
その一方で、未経験者や、40代後半以上のベテラン向け求人案件は少ないという悪い口コミがあります。
理系大卒であってもエンジニア実務が未経験ならばサポートを断られてしまうそうです。
この背景には、大手エージェントと異なり拠点やアドバイザー人数が少ないことから、忙しいタイミングだと返事が遅かったり後回しになってしまうという理由があります。
ですので、2〜3ヶ月程度は余裕を見て転職活動に臨むと良いでしょう。
- メイテックネクストはメーカーでの求人案件数、内容ともに他エージェントより充実している
- 未経験者や40代後半以上のベテラン向けには注力していない
- アドバイザーの知識は豊富だが、返事が遅かったり、繁忙期にはサポートが薄いこともある
メイテックネクストが技術職から人気な5つの理由【メリット】
メイテックネクスト
今回主力でお世話になったところ。人材派遣やってるとこってのは知ってたけど、そのコネ使ってるだけあって理系の企業に関してはめっぽう強いし、エージェントの理解度の高さが凄かった。理系の人ならここマジでオススメしておくわ。ちなみにここで転職先決めました。ありがとう。— 焼酎JAPAN@生きる気力無し (@tanoppe9000) May 10, 2019
エージェント使っとるよ。おすすめはメイテックネクスト。もう面接まで進んだ求人が2つある。両方1000人超の大企業。わいから紹介受けたら紹介料3000円貰えるぞ。
他にもマイナビエージェントとリクナビエージェントと他いろいろ登録したけどメイテックネクストが一番や。— シロン (@longlongshiron) May 23, 2020
後ほどの好評コメントでも解説しますが、これはメイテックネクストが求人内容と応募者の経歴を細かくリサーチ・理解しているためです。
応募時点から求人内容と経歴がマッチしているので、書類通過率や内定獲得がスムーズに進むのでしょう。
久しぶり!ありがとね。早くも考え直す時期なのかな?使ったのはメイテックネクストというところ。でかいとこよりか、理系押しのところの方が良いと思う。
— 頭のネジ (@atamanoneji0) December 18, 2019
ここは後ほどデメリットでも説明しますが、時々正社員雇用型の派遣会社を紹介されることもあるようです。
僕は転職するときメイテックネクストを使ったんだけど、ドンピシャな求人をたくさん持ってきてくれたので好感度高いですね。あと転職屋さんってインタビュー結果から転職背景・動機とかを勝手に作って出してくれるんだけど、酷くはないけどまあ…普通…?という内容だった。(もちろん担当者による)
— にゃあ/MJ (@alcoholic_wolf) November 3, 2019
上述の通り、技術面での知識があるからこそ理解してくれているのでしょう。
@ritsu2501 うーん、サイトは確認してないけどメイテックネクストっていう転職エージェントが化学・電気・機械・情報でそれぞれ分野別で特化しててそこに新しく登録した。この担当の人が物凄く理解があってかなりいい感じ。
— うーもん (@windgravity) December 10, 2015
生物・化学系エンジニアは、キャリア形成の観点から見ると経験やスキルが先鋭化しがちです。
実際に化学系エンジニアの方が大手エージェントに登録したところ、
「化学系はどんな求人ならマッチするのか正直よくわからない。このリストから好きなものを選んでくれ。」
と言われたという最悪なケースもあります。(この方、文系アドバイザーが出てくるなら自分だけで転職活動する方がマシだと仰っていました)
一方、メイテックネクストではバイオ・化学系に理解が深いアドバイザーが在籍しているのは細かな強みと言えます。
保有している求人や転職実績のある化学・素材関連メーカーを調べたところ、東レ(樹脂素材)、富士フイルム(医療材料)、パナソニック(半導体材料)、トヨタ自動車(電池セル)等の具体的な求人が多数見つけられました。
「DODAやリクルートよりメイテックネクストの対応が丁寧でフォローに満足感がある」
dodaとメイテックネクストに登録してるけど、メイテックネクストの方が対応が丁寧だしフォローもしっかりしてくれるからめちゃありがたい
— 油ものは控えよう. (@2_0g) April 2, 2019
僕を担当してくださってるエージェントさんが休みを取ってるときに、同社の別のエージェントさんが代理で丁寧なサポートをしてくださったこともあり――
— 千代子 (@choco_let_you) October 16, 2018
別の転職エージェント会社のエージェントとも、何人かやりとりしたけど……
転職サービスやコンサルに関しては経験あるのだろうし、少なくとも社会人としてはゼロの僕よりあるのだろうけれど
ことITの分野や、その産業の動向や内情に関しては、すっごい的外れなことを仰っていてると感じるときもある— 千代子 (@choco_let_you) October 16, 2018
知り合いのツイキャス見て転職エージェントの個人的感想。2017-18年は売り手市場でかつ、学歴はある程度あったので担当者は割とやる気だしてくれてた。
メイテックネクスト
担当者が非常に丁寧。
大企業の求人が多く、書類通過率が非常に高かった。
応募数も急かされない程度でとてもやり易かった。— まんちゅー (@manchu_d) November 29, 2019
大手エージェントでは求人への応募や、面接日程、内定承諾を急かされやすい傾向があります。
基本、大手のアドバイザーは転職数ノルマが非常に厳しく、メイテックネクストを始めとした中堅エージェントのような時間的な余裕がありません。
「メイテックネクストの大阪オフィスは好評」
関西で
転職エージェントを使うなら
メイテックネクストかタイズだ
関西密着でメーカーには強い
エージェントだ— はまかぜ㌠号米子行 (@hk1000_express) May 31, 2018
関西エリアをサポートしている、メイテックネクストの大阪オフィスは満足度が高いようです。
この方のTweetにもありますが、関西なら確かに「タイズ」もおすすめですね。
「電話面談での相談が可能」
使ったー
メイテックネクストってとこ
登録したら担当から電話来て面談
書類送ったら勝手に合ったとこ探してくれて気になったやつ応募するって感じ
エンジニア系の職に限られるかもだけど……— 風来桜 (@graystraw_berry) November 12, 2018
感染症予防の面からも、転職活動のためとはいえ今の時期に電車移動や顔を突き合わせての面談は避けたいものです。
メイテックネクストは電話面談も可能なため、例えば地方在住の方でも転職活動を円滑に進めることができます。
補足:メイテックネクストは昔から評判がいい模様
メイテックネクストは頻繁に案件くれるし、良い案件来たら速攻電話くるw DODA有名だけどダメだな。 爆発するヨロシ。
— 霧島@転職完了 (@kirishima1911) October 27, 2010
メイテックネクストの手厚いフォローは昔から好評なようです。
社風なんでしょうね。上記Tweetの投稿日は10年前です。
一方で「対応が遅い」「アドバイザー次第」「最初から断られた」といった不評の声もあります。
詳しくは次に解説する「メイテックネクストの悪い評判・口コミ」をチェックしてください。
メイテックネクストを利用する際の注意点【デメリット】
エンジニアにとって、いいとこづくめのように見えるメイテックネクストですが、デメリットとも言える注意点が存在します。
- コンサルタントの対応に差があることがある
- 対応が遅かったり、希望条件に合わない求人を紹介されることがある
- サポートを断られることがある
デメリットにも目を向けて、転職エージェント選びの参考にしてください。
1.コンサルタントの対応に差がある
業界出身者や元エンジニアのコンサルタントが魅力のメイテックネクストですが、残念ながらコンサルタントによって対応に差があるのではないかと感じる場面があるそうです。
ただ本当に2回目で思うのは、エージェント会社じゃなくてエージェント自体(人)の良し悪しがあるので、僕は複数社面談して嫌なとこ切って今活動始めてます。
(出典)
メイテックネクストは対応が丁寧だという評判の口コミがある一方で、身も蓋もない言い方で失望させてしまうアドバイザーもいます。残念なことです。
アドバイザーが親身になってくれるかどうかは、会社のスタンスだけでなく「担当コンサルタントの性格や、登録者との相性」による部分が大きいです。
メイテックネクストという会社・サービスそのものに期待して我慢するか、「担当のコンサルタントが気に入らないから変えて欲しい」旨を依頼しても良いでしょう。
こんなアドバイザーが社員の会社なんて信用ならないと考えるのであれば、単に別のエージェントを使えば良いのです。
2.対応が遅かったり、希望条件に合わない求人を紹介されることがある
もうちょっと返事早くして欲しいと思うところはあったけど許容範囲かな。(出典)
話の経緯は不明ですが、親会社の「メイテック」を紹介されることがあるそうです。
確かにメイテックネクストでは、派遣主体の「メイテック」「メイテックフィルダーズ」や、「富士ソフト」のような客先常駐メインの求人も紹介されることがあります。
選ぶかどうかは皆さんの経歴や希望の条件にもよりますが、私としては「中小企業でもいいからメーカー正社員の募集を紹介してください」と回答した方が良いと考えます。
また、大手と比較して対応が遅いのは、確かにメイテックネクストのサービス自体の弱みでしょう。
というのも、メイテックネクストは大手の総合エージェントと比較すると、拠点数や担当アドバイザー人数が圧倒的に少ないのです。
リクルートエージェントやdodaといった大手の場合、
「登録ボタンを押した直後、3分もしないうちに電話がかかってきてゴリ押しされた」
「まだ考え中だと言っているのに転職を急かされ、内定後も早く承諾して転職するよう説得された」
という逆の悪い評判があります。利益優先の姿勢で、表裏一体ですね。
3.「登録しても、電話面談がなく断られた。」
転職支援を受けられなかった。おじさんは厳しいです。(出典)
メイテックネクストでは、以下のケースでサポートを中断、あるいは登録段階で断られることがあります。
メイテックネクストにサポートを断られる3つのケース
- エンジニア未経験である
- 年齢が高い(目安として、50代以上になると厳しい。)
- 希望する地域・通勤条件では紹介できる求人募集がない
これら3つの条件は明らかに断られるパターンであり、これ以外にも「高望み」が原因で断られることがあります。
例えば希望年収が高すぎるとか、希望する業務内容が経験に対して不一致であると言ったことですね。
これらのパターンに当てはまったとしても、実際のところ単純に、登録したタイミングに応募できそうな案件がなかっただけということもあります。
ただ、条件①「エンジニア未経験である」に関してだけは、明らかにメイテックネクストの出番ではありません。
メイテックネクストではなく、第二新卒向けのエージェント(例;就職Shop)や、総合エージェントに登録して相談してみましょう。
それでは、簡単に評判・口コミを振り返って”5つのポイント”にまとめたいと思います。
アドバイザーの知識が豊富で相談しやすい。 製造業・メーカー特化だけあって
大手エージェントと比較してアドバイザーの対応が丁寧。フォローが手厚い。
書類選考・面接の通過率や内定率が高い。経歴が活かせる求人を紹介してくれているおかげと思われる。
登録後の対応が若干遅かったり、登録しても紹介を断られる場合がある。
正社員型の派遣会社や、客先常駐(SES)が主体の求人を紹介される場合も時にはある。
ITインフラ・Web等の分野の方だと、「メーカーってことはものづくりでしょ?組み込みじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、今の世の中ではAIやIoT、MaaS、自動運転と言ったキーワードで、ものづくりにおいてもITエンジニアの経験が必要不可欠になってきています。
現に、「メーカー企業ほど、外部の知見があるITエンジニアを欲している」という状況にあります。

メーカーの方が好待遇、かつ「SIerに切り出される前段階の上流工程の業務」が豊富に存在するという点では、少なくとも情報収集だけは確実にしておくべきです。
”メーカー企業”という限りはIT分野でも「メイテックネクスト」には同様の強みがあるため、毛嫌いせず登録しておくべきでしょう。
メイテックネクストのメリット
メリット① エンジニア向けの求人案件の質が高く、情報量が豊富
それはメイテックネクストの親会社が、国内最大手のエンジニア派遣会社である「メイテック」だということも背景にあります。
また、専門性への配慮には気を遣っているようで、募集企業へのきめ細かい事前ヒアリングにより「案件情報の密度が高い」ということも特徴の一つです。
そのため、事前に納得感を持って、自分の力量・スキルにマッチした募集に応募したいという方に、とてもおすすめできるエージェントです。
メリット② アドバイザーの技術知識が豊富で、アドバイスが的確
一般的な転職エージェントは、登録後に3ヶ月経っても転職が決まらない人を、
「転職する意志がない人」または「転職市場の価値が無い人」と判断して、サポートを打ち切ってしまいます。
ゆっくり自分のペースで転職活動をしたい人にも、無期限のサポートを実施しているメイテックネクストはおすすめです!
メイテックネクストのひどい評判は本当?その理由は?
メイテックネクストですんなり内定をもらえた人は2chや口コミサイトに書き込まないですし、逆に不満がある人は書き込みたくなる心理状況というのも1つの理由です。
実際には良い評判も多数あるため、私なりに検証してみました。
メイテックネクストの悪い口コミが目につくのは、様々な理由があります。
例えば、次のような理由があります。
- エンジニア特化型の転職エージェントはアドバイザーが少ないため
- 自分の経験・スキルがイマイチなのに、希望の業界や業務内容が高望みになってしまっているため
- 転職エージェントに頼りすぎているため
それぞれ見ていきましょう。
悪い評価の理由① エンジニア特化型エージェントはアドバイザーが少ない。

「メイテックネクストは対応が遅い」と言われる方の大半は、先に「doda」や「パソナ」と言った大手の総合転職エージェントにも登録していた方です。
これら大手エージェントをメイテックネクストと比較すると、求職者をサポートするアドバイザー社員や拠点がケタ違いに多いという特徴があります。
これがアダとなって、せっかく登録してくれた転職希望者の対応が追いつかないという状況が起きることがしばしばあります。
もし急ぎで転職したい、とにかくまずは内定をもらって安心したいということであれば、メイテックネクストではなく別の大手エージェントをおすすめします。
但し、dodaやパソナといった大手の総合転職エージェントでは、「転職を急かされる」「早く決めるようプレッシャーが凄い」という悪い口コミが多いのも事実です。
悪い評価の理由② 経験・スキルがイマイチなのに、希望業界・業務が高望みになってしまっているため。

「望まない業界や職種の求人を紹介される」というのは、求職者の経歴・保有スキルに問題がある場合があります。
実際、メイテックネクストの評判・口コミを見ていると、エンジニアとして一般的なキャリアを歩んできた人は、若手・中堅・ベテラン問わず良い求人ですんなり内定を獲得しているようです。
転職エージェントは転職サポートをしてくれますが、経歴にゲタを履かせるようなことは無理ですし、良い求人がもらえないのは自分が原因かもしれないのです。
例えば直近多い具体例というのが、無理なキャリアチェンジを希望するケースです。
最近はAI関連やデータサイエンティストのニーズが高いせいか、いきなり機械分野のエンジニアの方が「AI開発者に転職したい」などと言ってくるケースがあります。
いくらエンジニアのニーズが急増していると言っても、畑違いの分野では対応が難しいのでスルーされるのは無理もない話です。
悪い口コミ・評判があるから登録はやめておいた方がいい?
悪い口コミがあるからといって、メイテックネクストに登録しないのはおすすめしません。
むしろ、メイテックネクストはどの技術分野のエンジニアにもオススメしたい、優良な転職エージェントです。
繰り返しになりますが、スムーズに転職できた方というのはなかなかネット上に評判を書き込んだりしないものです。
本当に悪質なエージェントに見られるような、
「退職者が相次いでいるブラック企業を紹介される」「勝手に応募される」「強引に転職を勧められたり、急かされたりする」
こんな悪質な評判もメイテックネクストには見受けられませんでした。
結論としては、メイテックネクストはサービス自体はGOODなエージェントですので、登録すること自体は問題なく、むしろどちらかと言えばお勧めしたいエージェントです。
仮に満足のいくサポートをしてくれなくても、求人情報にアクセスできるのは魅力です。
また、面談では転職のプロからアドバイスしてもらうことができます。
有料のサービスなら検討しても良いかもしれませんが、無料ですから絶対に申し込むのがおすすめなのです。
メイテックネクストを利用する際の2つの注意点
メイテックネクストを利用する際は、次の2つのポイントをおさえればOKです。
- 他の転職エージェントを一緒に使う
- 担当アドバイザーが合わないようならすぐに変える
それぞれ紹介します。
ポイント① 他の転職エージェントを一緒に使う
メイテックネクストを利用する際は、同じくものづくり系専門の転職エージェントである「DYMものづくり」や、IT分野の「レバテックキャリア」と合わせて利用することがおすすめです。
別の転職エージェントを利用すると、転職エージェント同士のサポートや求人内容の差を比較することができ、どこが頼りになるか、どこから応募すると書類選考を通過しやすいかなど分かります。
また、サポートを受けている途中で「このアドバイザー、対応が遅い!」と感じられるときにも、すぐ乗り換えが効くので安心できます。
ポイント② 担当アドバイザーがひどいようならすぐに変える
メイテックネクストは基本的には「知識豊富で丁寧。手厚いフォローをしてくれるアドバイザーが多い。」という点が好評なポイントです。
ですが過去の口コミを見ていくと、残念ながら「早く転職を決めるよう急かす」「他のエージェントで決めた途端に暴言を言われた」と言う悪評もあります。
このような対応がひどいアドバイザーに、一生に関わる転職先の紹介やアドバイスをしてもらうなど考えられないはずです。
また、人柄の差だけに限らず、単にあなた自身との性格的な相性が悪いということも大いに考えられます。
もし「この人にサポートしてもらうのは嫌だな、苦手だな」と思うようなら、別のアドバイザーに変えてもらうようお願いすることはOKです。
言いづらいようなら、諦めて別のエージェントに登録しましょう。
そんなことで転職活動をフイにしてしまっては勿体無いです。
そもそもメイテックネクストはどんな人におすすめ?
メイテックネクストを利用すると良いのは次のような条件に当てはまる方です。
- 技術職・エンジニアとして、少なくとも3年以上は働いた経験がある。(分野工程を問わず)
- 自分の経験やスキルを活かしたいという思いがあり、文系出身で技術知識が少ないアドバイザーに抵抗がある。
- 最悪、電話面談でも構わない。(直接面談できる拠点が全国4か所しかないため。)
技術職・エンジニア職が未経験でこれからチャレンジしたい!という方には、
メイテックネクストよりも、リクルートエージェントやdodaといった総合転職エージェントの方が歓迎されます。
メイテックネクストに関するQ&A
メイテックネクストについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。
- メイテックネクストに断られる場合はありますか?
- 電話で面談しても良いですか?
- 面談はどこで行われますか?
- 未経験でも登録したらサポートしてもらえる?
それぞれ解説していきますね。
3-1. メイテックネクストに断られるのはどんな時ですか?
あまりないのですが、残念ながらあります。
次のような条件に当てはまる場合、仕事を紹介してもらえない場合があります。
- 技術職・エンジニア職を経験していない
- 希望する地域に求人を出している製造業・メーカー企業が存在しない
- 転職回数が多すぎる
つまり、メイテックネクストは未経験者や分野が異なるエンジニアの転職サポートは対応できない転職エージェントだということ。
せめて2年程度は経験を積んでから登録しましょう。
それと、例えば機械系のエンジニアをしている方が「テスト工程から設計工程へのシフトチェンジを目的に転職したい」というケースは結構あるんじゃないでしょうか。このケースでは当然、転職が成功する難易度は上がります。
それでも、シフトチェンジに役立てれそうな経験があなたの業務の中にないか深堀ヒアリングをしてくれたり、レベルダウンに応じてくれそうな求人案件探しやクライアント交渉をしてくれるはずです。
万が一ごめんなさいと断られた場合は、高望みしすぎていないか振り返ってみてください。
案外、どこのエージェントに相談したところで無理なものは無理だったりします。極論、沖縄でメーカーへの転職をしようとしても、メーカー企業そのものがないので無理なのは当たり前の話ですよね。

質問②電話で面談しても良いですか?
大丈夫です。電話面談も歓迎されます。
大丈夫です。電話面談も歓迎されます。
メイテックネクストはそもそも拠点数が少ないため、電話での面談でも歓迎されます。
実際に、東北地方のメーカーの求人募集も多く保有しているにもかかわらず、肝心の面談ができるメイテックネクストのオフィスが仙台や福島に存在しません。
東京から管理・サポートしてくれることになりますので、基本は電話、Web、メールが主流になります。


そもそも、現状は感染症対策の観点からどの転職エージェントも「オンライン面談」で行うことが普通です。
方法は電話だったりWEB通話だったり様々ですが、あなたが好きな方を提示すれば大丈夫ですよ。
その分、「登録したら確実に電話に出る」「登録時には内容が薄くてもきちんと経歴を明記する」という基本的なことはキッチリ行ってください。
転職のサポートをしてもらうために必要な情報ですから抵抗感もないと思いますが、経験上「登録したらそれで気が晴れてしまって、肝心な転職活動をおざなりにしてしまう」というパターンは本当に多いです。
面談はどこで行われますか?
メイテックネクストの面談は、主に次の4ヶ所のいずれかで行われますが、拠点数がそもそも少ないため、電話面談も可能です。
特に昨今は感染症を要望する観点からも、オンライン面談と電話連絡、メールで済ませることが多いですね。

さいごに
それでは、簡単に評判・口コミを振り返って”5つのポイント”にまとめたいと思います。
アドバイザーの知識が豊富で相談しやすい。 製造業・メーカー特化だけあって
大手エージェントと比較してアドバイザーの対応が丁寧。フォローが手厚い。
書類選考・面接の通過率や内定率が高い。経歴が活かせる求人を紹介してくれているおかげと思われる。
登録後の対応が若干遅かったり、登録しても紹介を断られる場合がある。
正社員型の派遣会社や、客先常駐(SES)が主体の求人を紹介される場合がある。
※技術分野によって登録ページが異なりますので注意してください。
なぜ、エンジニア向けの転職に定評があるかというと、エンジニア転職に特化していることからエンジニア職の案件保有量は群を抜いて多いからです。