「『メイテックネクスト』に断られたけど、どういうこと?」と、メイテックネクストに断られて疑問に感じてはいませんか?
実態としては、残念ですが「メイテックネクスト」で求人を紹介してもらえない場合もごく稀に存在します。
ですが、「お断りをされてしまったのは、自分の経験が少ないからだろう」と早とちりしてしまうのは、実は間違いです。
「経験が少ないから」「エンジニア未経験だから」と誤解したまま転職活動を諦めてしまえば、本来手に入るはずのチャンスを逃すことになります。
そうなれば、また今と同じ不満や不安を持ったまま現職で働き続けざるを得ません。
これを読めば、メイテックネクストに断られてしまった際の対処法が分かるのでぜひご覧ください。
なお、メイテックネクストそのものの評判・口コミは「メイテックネクストの評判の真実|口コミからメリット・デメリットを検証」をご覧ください。
メイテックネクストは技術職・エンジニア未経験だと断られる?
まず初めに、技術職・エンジニアで「メイテックネクストの評判がいいらしい」と興味を持った若手の方が気になるであろうポイントを先にご説明します。
(経験豊富なみなさんは飛ばしてもらってOKです!)
- 技術職・エンジニア職は未経験なんだけど、「メイテックネクスト」に登録すればエンジニアになれるの?
- 技術職・エンジニア未経験で「メイテックネクスト」に登録して、断られたり馬鹿にされたりしないか?
結論としては、エンジニア未経験でメイテックネクストに登録しても、いきなり断られるということはありません!
こちらについては、転職の相談に来ていた知人から「実際にメイテックネクストに登録しての体験談」を聞かせてもらっています。
- 中堅の私立四大・情報系学科の卒業生
- 東海地区在住、25歳の社会人3年目
- 理系ではあるものの、現職は情報機器の営業職
- 現職への不満と昨今のプログラマ需要から、エンジニアとして再スタートしたいと考えている
- 最初の登録画面では「なるべく東海地区で転職したい」「作業者としてルーチンワークを長く続けることは避けたい」と入力
このように、よくありがちな「エンジニア未経験の理系大学卒」である知人A君ですが、登録後すぐに「メイテックネクスト」の担当者から電話があったと言います。
メイテックネクスト担当者から伝えられた内容としては以下の通りです。
- 一度、面談して話を聞かせてもらいたい(現在はコロナ予防のため電話対応になるとのこと)
- メイテックネクストの”マイページ”のURLを記載したメールを送るので入力して欲しい
知人A君はエンジニア未経験とは言え、卒業後にブランクがさほど開いていなかった点や、未経験者でも需要のある「情報系」、具体的にはC、Python等の言語を習得していました。
メイテックネクストの担当者からは「だから未経験でもサポート対象にした」とは明言されなかったものの、中堅メーカー、請負主体のエンジニアリング企業、客先常駐型の企業などを数社紹介されたと言います。
その後の対応についても特段ぞんざいに扱われることなく、経歴書の書き方指導や面接フィードバック等もあり、5社の面接を受けた後に無事に内定を獲得することができました。
今回は技術職の分野の中でもニーズが高い「IT・ソフト関係」だったことも関係するかもしれません。メカ・電気電子・化学等の分野ではどのような対応をされるのかは気になるところです。
とは言え、「メイテックネクスト」の公式サイトには未経験者についてOK・NGが明記されていない中で、貴重な情報を得ることができました。
メイテックネクストで断られる4つのケース
次のような場合、メイテックネクストに「紹介する求人がありません」とお断りされてしまう場合があります。
- 居住地から通えそうな距離に求人企業がないため
- 年齢が高すぎるため
- 職歴が無いため
- 転職が多いため
なお、メイテックネクストの面談場所は全国4か所にありますが、そもそも遠隔地の居住地・企業紹介の場合は電話面談も可能です。
なので、拠点と自宅が離れているというだけで断られることはまずないと考えられます。
お断りされる理由① 居住地から通えそうな距離に求人企業がないため
「メイテックネクスト」はご存知の通り、技術職・エンジニアの転職に特化した転職エージェントです。
このため、特に製造業のメーカー企業が多い地域では求人量が多くなります。
中学生の頃、社会の授業で学んだ方も多いかと思います。
日本の製造業は主に「四大工業地域」と呼ばれる場所に集積されており、ものづくり系の企業においては地域によって偏りがあります。
ですので、製造業があまり盛んでない地域はメーカー企業が少ないので、必然的に求人量も少なくなります。
例えば製造業が盛んな地域の代表格としては関西地区(家電メーカー、重工メーカー等)や、東海地区(自動車メーカー)が挙げられます。
少ない地域としては、北海道、北陸、四国といったところでしょうか。
これらの地域でもメーカー企業が全くゼロということではありませんが、あなたの経歴にマッチする求人企業が少なくなるのは避けられないでしょう。
メイテックネクストは自社拠点が全国4か所しかありませんので、どうしても求人案件を獲得してくる重点エリアが絞られることになります。
これに対し、リクルートエージェントやマイナビエージェントと言った、大手総合エージェントは全国各地に拠点がありますので満遍なく求人案件を引っ張ってこれます。
もし、「自分の希望地域は田舎だからなあ・・・」と思い当たる節があるようなら、同様に製造業・メーカー企業の転職サポートを専門とする「DYMものづくり」に登録すると良いでしょう。
「DYMものづくり」は運営企業の規模、拠点数ともメイテックネクストより多いので、希望に合う求人募集が見つかる可能性も高まると言う算段です。
お断りされる理由② 年齢が高いため
メイテックネクストは年齢制限がなく、40代でも技術スキル・マネジメント経験を生かして転職成功したという報告を多く頂いています。
実際に、メイテックネクストではベテラン層の転職サポートを専門とするチームも設置されており、注力している領域であることは間違いありません。
ですが、メイテックネクストが主にターゲットとしている年齢層としては、20代後半〜30代半ばという中堅層が主流です。
さらに求人募集を出しているメーカー企業が求める年齢層も、多くの場合30代のメンバークラス〜管理職候補が欲しいというのが本音です。
では40代以降のベテランエンジニアたちは?と言えば少々需要が下がりますが、その中で求められるのは下記の3ポイントになってきます。
- 即戦力として活躍できる、求人内容にマッチした技術力・スキルがある
- PM・課長といったリーダー役としてのマネジメント力がある
- 自社が弱みとしている技術スキル・経験を持っている
時には「年齢は多少高くても構わないから、ベンチャー企業で技術部門全体を統括するCTOを任せたい」と言うような、大きな期待感を持った募集があることさえ、稀に存在します。
詰まるところ、40代半ば以降のエンジニアであっても求人は紹介されます。
しかし希望通りの求人が見つかるかというとそうとは言い切れず、選べる求人の幅が狭かったり、求められるスキル・経験が高すぎて見合わないといった理由で断られてしまうのです。
例えば「47歳、年収は現状維持で800万円以上を希望。通勤は埼玉の自宅からドアtoドアで1時間以内。」などというと、正直結構厳しいなと思われるのも仕方ないでしょう。
お断りされる理由③ 職歴が無いため
20代の方でも「職歴なし・無職」「アルバイト経験のみ」という場合は、流石に断わられます。
特にメイテックネクストは技術職・エンジニア専門の転職エージェントですので、例え職歴があってもそれが技術職・エンジニア職でなければサポートや紹介を断られるのが普通です。
ですが、先にも書きましたとおり「エンジニア未経験」だからと言っていきなり断られることはありません。
「理系の大学を卒業している」「新卒〜4年目くらいまで」という点さえ満たしていれば、登録したのに最初から無視されるということはないでしょう。
「文系出身だけど、これから猛勉強して技術職・エンジニアを目指したい!」ということなら、第二新卒やフリーター向けに特化した別の転職エージェントからであればエンジニア職を目指すことが可能です。
この点については当サイト内の「【分野・レベル別】エンジニアから本当に評判がいいおすすめ転職エージェントと選び方」にて解説しています。
お断りされる理由④ 転職が多いため
転職回数が年齢の割に多いという場合、支援を断られる場合があります。
例えば「24歳ですでに転職3回」となると、意欲をアピールしてもなかなか信用はされません。
これはメイテックネクストに限らず、どこの転職エージェントでも同じように思われます。
具体的に何年に何回、というのはありませんが、年1回ペースというのは多い方と受け取られる傾向です。
何故断られるかというと、転職エージェントとしては、求職者だけでなく企業側に対しても「この人ならマッチすると思うのでいかがですか?」という形で紹介をしているためです。
入社後に短期間で辞められてしまうとエージェントとしては企業からの信頼を失ってしまう羽目になりますので、リスクヘッジとして避けられてしまうということです。
まとめ
「メイテックネクスト」にすでに断られてしまったという方にはお気の毒な話ではありますが、まだ諦めるには早い!ということはご理解いただけたでしょうか。
まだの方には、メイテックネクストはエンジニア未経験だからと言っていきなり断られることはないということが分かっていただければ幸いです。
- メイテックネクストと同じ専門系の中でも、別の転職エージェントへ相談してみる(例:DYMものづくり等)
- 第二新卒やフリーター向けの転職エージェントに登録する
- 転職活動は一旦取りやめ、「プログラミングスクール」等で最低限の技術スキルを身につけて転職活動に挑む
気を落とさず、どんどんチャレンジしていきましょう!