プログラミングスクールの選び方

プログラミングスクールを選ぶ前に知るべき「ありとあらゆる」情報

管理人
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元・派遣エンジニアで、現在はエンジニア向けのキャリアアドバイザーをしている田牧です。

昨今、文系・理系といった大学の出身を問わず、「プログラマー(ITエンジニア)」に注目が集まっているのは皆さんもご存知の通り。

コロナの影響による業績不振が世界中の企業を襲う中においても、プログラマーの求人倍率は他の職種を圧倒する「7〜9倍」という高倍率を維持しています。

しかも2020年9月に「デジタル庁」が設置されることが決まったことで、「この年末以降にはIT人材の需要がコロナ前の水準まで戻るだろう」とすら囁かれています。

このような背景から、「プログラミングスクールでスキルを身に着け、プログラマーに転職する」という行動は、多くの社会人にとって当然の選択肢のひとつです。

ですが、実際にはプログラミングスクールと一言でいっても様々な種類があるので、『自分がどんなスクールに行けば良いのか』って正直分からなくないですか?

そこで今回は、あなたがプログラミングスクールに通う前に『必ず知っておくべき情報』を一記事にまとめました。

この記事を最後まで読めば、あなたに向いているプログラミングスクールの種類、そして選び方を体系的に理解できます。

私は本業として、エンジニア人材の採用活動におけるアドバイザーを企業から委託されています。

エンジニアを採用する上でスクールの卒業生は選択肢に入りますので、

例えば、「このスクールの卒業生の理解度は総じて高く、モチベーションもよい」とか、

「さほど学習・開発経験がない卒業生ばかりなのに、売り込みがゴリ押しすぎて引く」スクールがあることも、実体験から身に染みて理解しています。

(スクール黎明期には採用に失敗し、痛い思いもしました。)

 

そんな私がこれまで得た知識をこの記事で紹介していきます。

この記事を読むべき読者
  • プログラミングスクールに通いたいけど、選び方が分からない人
  • 異職種・異分野からの転職に不安があり、スクールに興味はあるがチャレンジして失敗するリスクは取れないと考えている人

 

プログラミングはやる気次第で誰にでもできるようになる

まず前提として、あなたはプログラミングを習得する為には何が必要だと思いますか?

プログラマーになるために必要なのはスキルでも経験でもありません。やる気です。

正直プログラミングってやれば誰でもできるようになるんですよ。

もちろん勉強が不得意だとか論理的な思考能力が低いとかであれば苦労はします。

ただ、実際には慣れの部分が大きいです。

実際に「IT media(アイティメディア)」が、各企業のIT関連部門の面接官担当者や指導担当者に行ったアンケート調査では、以下の結果が出ています。

プログラミングセンスVSやる気と明るさ

アンケート「あなたが新人を1人指導しなければならないとしたら、次の2人のうちどちらを選びますか。」

  1. プログラミングセンスは抜群だが、目を合わせずあいさつもできず、とても客先には出せなさそうな新人 64.7%
  2. 明るくほがらかでやる気もあるが、プログラミングセンスがゼロの新人 34.6

明るくほがらかでやる気もある新人を選んだ指導担当者は、

「やる気さえあれば仕事はできるようになる」

「技術はいずれ身に付く。コミュニケーション能力の方が重要」のような意見が大多数だった。

センスのなさをカバーする方法としては、

「サンプルプログラムを渡す」

「ベースとなるプログラムを作っておき、それを変更させる仕事を割り当てる」などが挙げられた。

引用;ITmediaアンケート記事「こんな新人は勘弁してくれよ?」

いかがでしょうか。

まだ納得いかない・不安だという方は、プログラミングが難しくない理由を後述しているので読み進めてください。

絶対にやる気さえあればできるようになります。

 

プログラマーになるのに理系である必要はない!

とはいえ、プログラミングって理系出身じゃないと難しいんじゃないの?

仮に工学部だとしても情報工学科の出身者でしょ?

このサイトにお越しになる方は理工学部の機械・電気・化学系の学科を卒業した方や、文系出身の方が多いと思います。

そういう方からすると、「異分野からプログラマーになるのは流石に難しいのではないか」といった印象を持たれがちですが、全くそんなことはありません。よくある誤解です。

実は、プログラマーになるのには「文系か理系か?」「情報系の学科か?」ということは、あまり関係ないんです。

これって実は、「今の時代はプログラミングスクールがあるから」というものすらありません。

例えば日本IBMやNTTデータといった大手IT企業でも、やる気のある文系出身者をプログラマーやSE職で新卒採用することは珍しくないんですよ。

とはいえ文系新卒・プログラミング未経験なんていう人が、成長真っ只中でゴリゴリのITベンチャーに就職する、なんていうのはほぼ無理です。

 

文系プログラマーは少なくない。理系の異分野出身者も多数。

実際に統計的に見ても、異分野出身のプログラマーは少なくないことが分かります。

日本の国家IT戦略を担う「情報処理推進機構(IPA)」という機関のデータからも、「異分野からプログラマーに転身する人材が大勢いる」ことが分かります。

一番わかりやすいデータとして「IT人材白書」から紹介しますと、まず第一にIT技術者の内の約30%以上が文学系、社会学系、法学系、経済学・経営学系などの『文系出身である』と示されています。(緑色の枠内)

 

さらに続いて、IT技術者のうちの約20%が 『情報系以外の理系出身者であり、機械工学、電気電子、化学・生物、薬学系からプログラマーの道へ転身しています。(橙色の枠内)

面白いのは、情報系以外の理系出身者がITエンジニアになる人数は「20代より30代の方が多い」という点でしょう。

「30歳までメーカーで機械設計の中堅レベルに至るまで働いたが、技術分野ごとの需要を考えた末にプログラマーやSEに転身することにした。」

このように分野シフト、つまり異分野からキャリアチェンジしてプログラマーを志すパターンは、最近では当たり前のような話になっています。

 

基本的にプログラマーになるためには「足し算・引き算・掛け算・割り算」といったような四則演算が理解できればよく、自分が理系である必要はありません。

AIなどの特殊な分野について言うと数学などの専門的な知識は必要ですが、それ以外はほとんど必要ありません。

一方、モノづくりにおいては数学知識だけでも大学レベルは間違いなく必要です。

分野としても単に数学のみでは済みません。

例えば機械分野なら四力学に加え材料選定に関する知見が必要ですし、電子回路のハード設計においては電磁気学や制御工学といった、学問的な知識がベースとして必須です。

こういった背景を踏まえると、プログラマーは他のエンジニア職と比較して習得が比較的カンタンと言いますか、「大学まで出戻らなくても、後天的に習得可能」であると言えます。

出身がモノづくりエンジニアの方だと、対象物がプログラムではなかったとしても「何らかの対象物を開発する」という経験をしてきていること自体が大きなプラス要素にもなります。

エンジニアやプログラマーはコロナ禍の今も不足している

現実的に、どんな分野であっても「エンジニア」という仕事は人手不足です。

この人手不足を示す簡単なデータをご紹介します。

上の表は転職サイト「doda」がリリースした、2020年8月度の求人倍率データです。(つまりコロナ渦中の単月データ)

この表を見ると、橙色の枠の「技術系(IT・通信)」が求人倍率6.91倍と突出しています。

つまり一人の求職者に対し、求人募集が6〜7件もあるということ。

全職種トータルの求人倍率はどうなのかというと一番上にある通り1.65倍で、技術系(IT・通信)の6.91倍とは5倍以上もの差があります。

※ちなみに青色の枠は「dodaに登録している転職希望者数」です。電気・機械分野はIT分野より登録者が多く、求人倍率も低い。つまり「ものづくり分野が狭き門になりつつある」ことが読み取れます。

 

なぜプログラマーは求人倍率が高いのか?

このように、プログラマー・IT系の求人倍率がずば抜けて高いのには明確な理由があります。

「AI・5Gといった先進IT技術の発達によって、サービスの抜本的な改革、企業や省庁のデジタル化のための仕事が急増している」

プログラマーに関して言えば、これが何よりの理由です。

まだ一般消費者の目には触れていないだけで、革新的なサービスの準備が着々と進んでいます。

細かい要因は省きますが、半導体の性能向上と、無線ネットワーク技術の進歩が重なったことで変化が起きているのだとお考えください。

 

また、菅内閣が発足してから「デジタル庁の新設」もなされました。

例えばわかりやすい例で「はんこ廃止」、これが県・市町村レベルまで波及すると、業務のIT化があらゆる役所で生じるのは想像できますよね。

そうすると、プログラマーを始めとした多くのエンジニアのニーズが生まれます。

デジタル庁は国内企業のITによる業務効率化ですとか、サービス・製品の競争力改革(DX;デジタルトランスフォーメーション)を推進していく方針も持っています。

以上の背景から、プログラマー・ITエンジニアの需要は今後も上がるばかりなのです。

実際、モノづくり分野の代表格である自動車メーカーや家電製品メーカーも、「モノづくりエンジニアよりITエンジニアの求人数の方が多い」ことが普通になってきました。

 

  • 国・企業で必要とされている職種だから求人倍率が上がる
  • 異分野・文系といった出身は関係ない。
  • 今、スキルが備わっているかどうかより、「今どれだけ学習意欲があるか」が重要。

非常にシンプルな理由です。

お分かりになりましたでしょうか

 

ちなみに先の表の緑枠は「昨年と比較した倍率差(昨年同月比)」で、IT系の求人倍率は昨年より3ポイント下がりました。

簡潔に言うと「2019年はプログラマー一人に対して10個の求人があったが、2020年は7個に減った」ということです。

コロナショック以前は、ガチな未経験者でも「学ぶ意欲と最低限のコミュ力さえあれば正社員採用される」という、側から見ていてもおかしな状況でした。

(入社後に全くのゼロから教育する前提だったのです)

ですが、今はスクールや独学でプログラミングの基礎スキルを習得していることが最低条件とする企業が増え、健全な状況になってきたと言えます。

【社会人向け】おすすめのプログラミングスクール!完全まとめプログラマー、ITエンジニアになって本気で人生を変えたいと考えている方々に向けて、「少しカリキュラムは難しいものの、プログラマーへの確実な転身を目標とした良質なスクール」を紹介します。有名な大手スクールなら安心ではないのがスクール業界です。ご覧ください。...

プログラミングは他の仕事と比べても習得が簡単。

プログラマーを押す最後の理由、それは「プログラミングはそれほど難しいものじゃない」ということです。

おそらくあなたが想像しているよりも、遥かに簡単!

営業マンとしてノルマを追う方がメンタル的には確実にキツイし、同じ技術系で言えば機械・電気系エンジニアの方が学問的な理系知識が必要で、間違いなく厳しい。

私自身は組み込み→ハード設計・検証→派遣営業&カウンセリング担当というキャリアを歩んできてますが、フリーランスで事業を起こしてからWeb系を初めて経験して痛感しました。(本業Web系の方には失礼ですが・・・)

 

プログラミングのコードは、ググれば基本的なものはすぐ出てきます。

このコードの細かい部分をカスタムしつつ、あとはパズルのように組み合わせで作り上げるもので、「ゼロから書き上げる」ということは初心者にそうそう与えられる仕事ではありません。

今ではProgateAidemyドットインストールなど、プログラミングをゲーム感覚で楽しめるような学習環境がかなり整っています。

こういった学習環境がネット上にあるというのは、他の職種だとなかなか見当たらなくないですか?

もちろん、無料学習サイトで学習しただけで真っ当な企業に就職できるかといえば、就職については別の話です。

ともあれ、ひとつの業界として「初学者を受け入れる・学べる体勢がある」というのは非常に大きな要素と言えるでしょう。

プログラマーへの転身が「現実的な選択」である3つの理由
  1. プログラミングは難しく思われがちだが、学歴や前職を問わず習得しやすいスキルである。
  2. プログラマーは、全職種中トップクラスの人手不足であり、基礎知識があれば引く手数多である。
  3. 学習環境が充実していて、他の職種と比べてスタートしやすい。

 

管理人
管理人
プログラマーへの抵抗感は薄れてきましたか?

それでは続いて、どのようにプログラミングスキルを学ぶべきか?

特に「プログラミングスクールには通うべきなのか」をお話ししていきます。

プログラミングスクールに通うべきか考える

【はじめに】スクールはお金がかかる話なので、自分なりに納得感を持って判断するようにしましょう。

『プログラミングスクールに通った方が良いのか』という疑問については僕もよく相談されるんですが、結論、プログラミングスクールは学習効率がすごく上がるのでオススメです。

あと、ちょっと興味を持った方が最も気にするポイントは「無料の学習サイトで十分という意見もあるけど、どちらでも大丈夫?」という点でしょうかね。

なるべくコストはかけたくない、

でも徹夜で連勤するようなブラック企業や、

不安定な派遣社員にはなりたくない。

これは誰だってそうでしょう!

損しないだけじゃなくて、

できることなら会社員にならずフリーランスとして自由に働きたい、noteで技術トレンドについて語ったり、週休3日で年収800万稼ぐとか、

誰だって将来には少なからず希望を持っていたいじゃないですか。

 

そんな本音があるのに無料学習サイトで大丈夫かなー、、、って思う人は、とりあえず無料学習サイトを試しちゃいましょうよ。無料なんだから。

無料と言わずとも、例えばUdemyの講座は、わずか1,680円など価格の割に学びが非常に多いです。(以下の講座も定期的なセールで1,680円になります)

 

それで実際にローコストな学習サイトで勉強をある程度やってみると、すぐに分かることがあります。

それは、これらの学習サイトでは、自分で何を学習するべきか見極める必要があるということ。

  1. 今の自分のレベルに必要な教材を
  2. 数ある教材の中から質の高いものをピックアップし
  3. 最後まで挫折なしでこなす

何から学べばいいかわからない次元の初学者が、これらを結局ググりながら考えるのには多大なパワー(労力)が要ります。

一方でプログラミングスクールは?と言えば、ただ学ぶだけではなく「今、あなたに必要な教材」を適宜与えてくれるというメリットもあるというわけなのです。

 

例に上げたUdemyのJavaScript講座を例にとって、もう一つ大事なポイントがあります。

この講師の方は書籍も出版されている有名・優秀な方ですが、レビューにはこんな口コミが書かれています。

Macを使用しているのですが、nginxを使用してサーバーで起動するとあるのですが、具体的な起動方法が説明されていない為、かなりの時間をかけてググってみても方法がわからず、結局、サーバーでの起動部分の確認が出来ないで状態で終了してしまった。

簡単な部分の説明は丁寧だが、難しい部分の説明が簡単に進められている印象を受けました。

1章にサンプルが複数ある場合にどのサンプルの部分を説明しているのかわからない為、探さなくてはならないので、どのファイルを説明しているのかわかる様にされた方が良いと感じました。

引用:Udemy「実例でわかる JavaScript 初心者講座」

この講座自体のレビューは912件も書かれており、満足度は5段階中4.1と基本的には好評です。それはいいのです。

何が言いたいかというと、引用したレビューの赤字にもある通り、

無料・ローコストな学習サイトのデメリットとは「わからないことを、その場で講師に質問できず、自分で膨大な時間をかけてググらなければならない」という点なのです。

分からないことなんて、頻繁に出てきます。誰にでも、確実に出てきます。

この点、プログラミングスクールはほぼ確実に「メンター(講師)」がいて、すぐに質問ができ、腹落ちするまで時間をかけて解説してもらえます。

まとめ:プログラミング学習をローコストに抑えると?
  • 体系的なカリキュラムがないので、「次に何を学べばいいのか?」「どこまで学べばいいのか?」など、教材選びの段階で労力がかかる。(→結果、挫折しやすい。)
  • わからないことをその場で講師に質問できず、自分で膨大な時間をかけてググる羽目になる。(→プログラミングを学習する上で、分からないところは確実にある。結果、挫折しやすい。)

プログラミングの知識を効率的に習得するための投資だと考えれば、プログラミングスクールはかなりコスパが高いんじゃないかなと思うのです。

 

補足ですが、数ヶ月の学習後には「就職活動」が待っています。エンジニアとして働きたいわけだから当然ですね。

  1. 自力で転職活動をして企業のホワイトorブラックを判断するか
  2. スクールの転職支援制度を活用して、間違いのない企業群を紹介・アドバイスしてもらうか

就職面での手間・リスク・コストを天秤にかければ、スクールはコスパがよく安全だと言えるでしょう。

 

無料のプログラミングスクールは就職には無駄。

時折見かけるのが無料のプログラミングスクールです。(上で紹介した無料学習サイトとは違います)

無料のプログラミングスクールでも学習カリキュラムがあり、就職支援の制度もあります。

ですが一方で、無料スクールでは就職支援といっても、SES(派遣)会社しか紹介してもらえません。

要は、その程度のレベルまでしかスキルが身につかないカリキュラムなのです。

無料スクールの収入源は「企業に卒業生を送り込むことで得られる紹介料」です。

半ば、SES・派遣会社の事前教育期間のような立場でしかない無料スクールがほとんどなので、それなら先に紹介したProgateやUdemyで勉強した方が安全です。

本当に、無料のプログラミングスクールはその程度のスキルしか身につかず就職支援が期待できないので、わざわざ通っても無駄だと覚えておいてください。

当サイトのユーザーさんはどうやらエンジニア派遣会社出身の人が多いので、「派遣はもう嫌だ」という方も多いでしょう。

ケチっても全くいいことはありません。無駄無駄無駄ァ!!ってやつです。

無料のプログラミングスクールに通うのは無駄です。SES送りになります。
「無料のプログラミングスクールもあるし、そこで勉強してプログラマーに転身しようかと思ってて」と相談してくる人が多すぎて、正直うんざりしています。

プログラミングスクールが必要ない・通わなくていい人には特徴がある。

「本当はプログラミングスクールなんて必要ないんじゃないか?」という疑問にお答えします。

あまりにプログラミングスクールを押しすぎじゃないか?

「スクールは合う人と合わない人がいる」という話もよく聞くぞ。

つまりスクールに通わず独学でプログラミングを習得して、プログラマーに転職する方法もあるんじゃないの?という質問です。

実際のところ言うならば「スクールはコスパがいい」と言いつつも、独学の方が向いていてプログラミングスクールが必要ないような性格・素養を持つ方々がいます。

プログラミングスクールが必要ない人、それをシンプルに言ってしまえば「途中で挫折しない人」です。

ありきたりですが事実です。

プログラマーになるにあたり、独学に挫折せずスキルを身につけて就職まで達成できる人は、以下のような性質を持っていると分析しています。

プログラミングスクールが必要ない人とは?
  1. プログラマー・エンジニアになった後の最終目標が明確になっている人
  2. いつまでに達成する目標であるか明確になっている人
  3. 物事に没頭できるタイプで、特に「大学受験」で毎日の勉強を習慣化できた経験がある人

※あえて「PCが好き・プログラミングを体験してみて好きになれた人」といった、しょうもない条件は外しました。

このような性質を持っている方々であれば、独学でプログラミング習得を目指しても挫折しにくい傾向があります。プログラミングスクールは必要ありません。

特徴①:プログラマー・エンジニアになった後の最終目標が明確になっている人

最終目標によって、プログラミングの勉強計画は異なります。

突然「最終目標」と言われてもイメージが湧かない人が大半かと思いますが、例えば「あなたが目指したいのはWeb系、それとも業務系?」とか、「サーバーサイドorフロントエンドどちら?」と言ったことです。

独学で挫折しないためには”ゴールに照らし合わせた勉強計画を立てられている”ということが、非常に重要なのです。

特徴②:いつまでに達成する目標であるかが明確になっている人

計画に期限は必須です。

ここで言う「達成する目標」とは、つまり「プログラミングの基礎スキルを習得して、転職活動を行い、プログラマーとして転職を達成する」ということでしょう。

もしくはその先に、「企業で実務経験を積んで、フリーランスになる」という目標を持つ人もいるでしょうね。

”いつ”という期限の要素は、独学を続けていくためのモチベーション維持にも効いてきます。

期限を決めずダラダラやっても知識が定着せず、逆に忘れていってしまうというマイナスの側面もあるのは想像がつくことでしょう。

特徴③:物事に没頭できるタイプで、過去に勉強を習慣化できた経験がある人

独学は孤独です。

そして、孤独は”モチベーション低下”の主要因の一つです。

独学では強制力がなく、あらゆる誘惑に弱くなります。

誘惑に負けているうちに、燃え盛っていたはずの目標意識がどんどんと薄れ忘れてしまい、プログラミングの習得に挫折してしまうのです。

この問題に打ち勝てる人というのは、多くの場合「物事に自分一人ですぐ没頭できる」という性格的な特徴があります。

また、特にそのような人の中でも、

強い目的意識を持ち続け、長期間の勉強を習慣化できた経験がある」という人が独学でのプログラミング習得を成功させているように見受けられます。(あくまで私の主観です。)

例えば、大学受験や資格取得のために1年程度は脇目も振らずにやってきた、という人のことですね。

過去に自分だけの勉強ルーチンに没頭し習慣化したという経験があれば、プログラミングでも挫折しにくいでしょう。

プログラミングに限らず大人になってから行う努力というのは、「日常の仕事から生じるストレスがある」「学生以上にお金の余裕がある」「時間的な余裕は少ない」という制約があるため、独学の習慣化はとても難しいものなのです。

 

ここまでのまとめ:独学で挫折しそうな人は大人しくスクールに通うべき

上記に挙げたような3つの特徴を持つ人であれば、プログラミングスクールは必要ありません。わざわざお金を出して通わなくてもいいです。

むしろスクールなど通わずに、自分で模索して納得感を持った上で進めた方が、理解度も段違いのスピードで向上していくでしょう。

ですが、事実として、

独学でのプログラミング習得を挫折した先輩たちが過去大勢いるから「独学では厳しいですよ」ということを伝えたくて、この記事を書いています。

 

プログラミングの独学に挫折した方々は時間を無駄にした結果、

  1. 「プログラミングスクールに通ってスキルを習得する」
  2. 「プログラマーを諦めて、今の仕事を嫌々続ける(退職済みの場合は、元々の職種で転職先を探す)

このどちらかを選ぶ人が大半です。

 

結局のところ、スクールに通うと挫折リスクを極力下げられます。

強制的に学習に集中できる環境を作らないと、しっかり決意したはずなのに挫折してしまいます。

いい例としては「あんなに欲しかったギターなのに、1曲弾けるようになるどころか1ヶ月もせずFコードで挫折してしまった。」といったケースですよね。

押さえにくいFコードで挫折するって、昔も今も変わらないギター挫折あるあるだと思いませんか?

このギターだって、「強制的にギターを学ぶ環境」や「学ばなければならない理由」があれば継続できたはずなんです。

例えば友人とバンドを組んでステージデビューする予定を組んでしまったとか、それこそヤマハ音楽教室で毎週木曜日にレッスンを受けることにしたとか、そういうことなんですよ。

ダイエットも日記も公務員試験も全部同じことです。

独学だと最初の熱意が薄れやすい上に、「今、何にどうしてつまづいてしまっているのか?」が分からず、指摘もされません。

”つまづいては膨大な時間をかけて自分で調べる”というループを繰り返しているうちに、

「プログラミングが身についている感・進んでいる感がなく、勉強が嫌になり、挫折する」

という落とし穴にハマってしまいます。

プログラミングスクールに通うと素早くスキルアップできる

先に書いている通り、結局は独学で学ぶよりプログラミングスクールに通った方が”効率的”にスキルアップできます。

優良なプログラミングスクールであれば、プログラマーに転職することが最終目標ということを念頭においた学習カリキュラムが組まれています。

さらに単純な話、教えてもらったほうが早く、わかりやすく学べるというごく自然な理由もあります。

実際に、独学でプログラマーへ転職する方の多くは1年〜1年半くらいかかっていますが、スクールに通ってからプログラマーになる人はだいたい6ヶ月くらいで転職しています。

スクールに通えば、それくらい効率が違うんですよ。効率化と挫折対策のためにスクールにお金を払っているのです。

【社会人向け】おすすめのプログラミングスクール!完全まとめプログラマー、ITエンジニアになって本気で人生を変えたいと考えている方々に向けて、「少しカリキュラムは難しいものの、プログラマーへの確実な転身を目標とした良質なスクール」を紹介します。有名な大手スクールなら安心ではないのがスクール業界です。ご覧ください。...

スクールに通えば内定は複数社からもらえるのが普通で、転職後のプログラミング実務でも良いスタートが切れると思ったら大間違いです。

  1. 企業の中途採用に複数応募したら、2割くらい書類選考が通って、なんとか1〜3社ほど内定が得られる
  2. 転職直後はせいぜい新卒相応のパフォーマンスしか出せず、日々の勉強は必須
  3. 前職より給料が下がることも普通にある

このくらいは想定しておいた方がいいです。バラ色ではありません。

でもやっぱり、営業や他分野のエンジニアが味わう苦労よりは楽ですし、未来が明るいのも間違いありません。

②の日々の勉強も楽しめるケースが多いですし、業務効率の面でも旧態然とした職場は少なく、いろんな意味で働きやすい環境の企業が圧倒的に多いなと思います。

失敗しないプログラミングスクールの選び方を理解する

プログラミングスクール選びにおいては何より「選び方を間違えない」ということが大事です。

つまり、明らかに失敗である悪質なスクールを避けようということ。

「プログラミングスクール業界の闇」とまで言われてしまう、悪質スクールの特徴は明白です。

例を上げて解説していきます。

端的に言って、以下のような特徴を持つスクールは選んではいけません。(補足説明は後ほど)

「選んではいけないプログラミングスクール」の特徴
  1. 卒業後の転職サポートとして、案件紹介や転職先企業の斡旋を行ってくれないスクール
  2. 指導をしてくれるメンターの能力が低い、質問回数の制限がある等、講師が良くないスクール
  3. 「フリーランスとして活躍できる」ということ謳い文句を使っている

この条件を参考にスクールの公式サイトを見ると分かりますが、

どのスクールも「うちは転職サポートやってて、メンターには質問し放題、プログラマーは年収1000万でフリーランスいけまっせ!」

と、宣伝しています。

つまり、初めてプログラミングを学ぶぞ、これからプログラマーになるんだ!という人には、全部同じに見えてしまいます。

ここに「プログラミングスクールの闇」があります。全て包み隠さず話します。

具体的に選んではいけないスクールの名前も出します。

時間をかけてTwitterとかで評判を調べてもらっても分かりそうですけど、伏字や専門用語も多いのでずばっと書きます。

では、肝心の気をつけなければならないことをお話しします。大事な話です。

例えば上の「テックキャンプ」という大手スクールが悪い見本のひとつです。

超大手で、著名人や有名YouTuber、他のスクール比較サイトが猛烈プッシュしてますけど、本当かよって話です。絶対金もらってると思う。

この表はテックキャンプの公式サイトに掲載されている「他スクールとの比較表」ですが、選んではいけないプログラミングスクールの特徴全てに当てはまっています。(オレンジ枠内を参照

当然、Twitterやnoteで見かける評判は悪いエピソードと、

「こんなはずじゃなかった。」

「ホリ●モンも勧めてるし、受講料が他より高いなりに成果が出ると思ったら大間違いだった」

こんな声が沢山出回っています。

それでは本題、「選んではいけないスクールの特徴」を解説していきます。

気をつけよう①プログラミングスクール「就職支援サポート」の闇。

一口に「転職支援というサポートがある」と言っても、その定義があやふやで危ういスクールもあるんです。

スクールの転職支援制度における要注意パターン
  1. 「転職を保証する」ということをウリ文句にしている。
  2. 「転職成功率99%」などの計算式が明記されておらず曖昧。

現実的に考えて、「転職を保証する」なんてできるでしょうか?

「御社のカリキュラム卒業生なら、誰でも採用しますうううう!!」みたいな企業があるでしょうか?

希望を打ち砕くようで申し訳ないのですが、そこまで甘い世界ではありません。

では何故「転職保証」や「成功率」を売り文句にしているのか?

つまりこれは、「エンジニアとしての将来性を無視する”派遣会社(SES)”ばかりを紹介される」ということだったり、

そもそもスクール卒業までたどり着く前に挫折・中退してしまう人が50%くらいいるということなのです。

このサイトの読者の方は、いわゆる「無期雇用派遣」という会社出身の方が多いと思います。

イメージしやすいように言うなら、「いつまで経っても、研修内容とは関係ないテスター作業ばかりを任される」ような企業を紹介されるようなものです。

そして、挫折率50%というスクールはリアルに存在します。(もちろんスクール側はそんんなことどこにも書きません)

80万も払って中退、勿論返金はされない。

こういうスクールが普通にあるのが怖いところ。

まさにプログラミングスクールの闇です。

悪い例で挙げたテックキャンプの表には「転職成功率99%、1000名以上の実績」と書いています。ですが、実のところ入学者数は月200名オーバーいます。

単純に計算して、6ヶ月で1200名の卒業人数に達します。

転職成功率が広告通り99%だとしたら、毎年1188人がプログラマーへの転職を達成しているはずです。あっという間に矛盾が生じます。

さらに突っ込むと、テックキャンプは既に3年以上もの運営歴があるスクールですから、実績を書くとしたら少なくとも「3000人」とか書くものじゃないですか?

(なお”満足度No1”とも謳っていますが、この調査結果は2018年のものをそのまま載せ続けています。)

理由は以下のように単純です。

  • 多くの受講者がスクールを中退している
  • 質問ができずカリキュラムについて行けていない
  • 卒業後、転職先が決まらずスクールに通いつづけている

このように、プログラミングスクール業界には情報弱者を食い物にするような恐ろしいスクールもあるのです。

皆さんはYouTube広告やインフルエンサーに惑わされないよう、注意してスクール選びをしてください。

気をつけよう②:実はメンター(指導者)も、同スクールの卒業生で実務経験なし。

時折、「メンターが学生バイトだったらやめろ」というサイトを見かけます。

私としては最近の学生は非常に優秀で、メンターとしてバイトできるなら、それなりのスキルがある成績優秀者だなと思っています。

ですが!

悪質なスクールでは、「プログラミング未経験から同じスクールを卒業したけど、結局転職できなかった人」が指導者をしている場合があるのです。

これ、普通に怖くないですか?

実務の経験がないくせに、実務で通用する!とか、君なら内定出るよ!とか言うんですよ。

こういうメンターは自社のスクールカリキュラムにしか精通していません。

答えが初めからわかっている上で説明するのです。

その他の知識は殆どないに等しいですから、ちょっと突っ込んだ質問をするとボロが出てしまいます。

更にスクールの講師(メンター)関係の話で少々横道に逸れますが、

「100人の受講生で、たった5人しかいないメンターを取り合う」

というほど講師不足のスクールも存在します。

”質問し放題”ってどういうこと?って話ですよね。

気をつけよう③:実務経験の少ない人がフリーランスになれるほど甘い世界ではない

最後です。

すぐフリーランスになれて自由に働けるとか、高収入が期待できて年収1000万だと、夢を持たせすぎるスクールは避けた方が無難です。

プログラマーは、フリーランスにもなれます。しがらみがなく、自由です。

プログラマーは、他の職種より需要があり年収も高い傾向にあります。

事実ですが、それはきちんと毎日勉強して、実務で数年の実績を上げ、かつビジネスセンス(営業能力とでも思ってください)がある人の場合です。

「プログラマー=フリーランスで年収1000万確定」ではないのです。

真面目にやりましょう。

スクール側の言うことは嘘ではないものの、宣伝で使うにはあまりにも雑なPRで消費者を騙しているようにさえ思います。

【社会人向け】おすすめのプログラミングスクール!完全まとめプログラマー、ITエンジニアになって本気で人生を変えたいと考えている方々に向けて、「少しカリキュラムは難しいものの、プログラマーへの確実な転身を目標とした良質なスクール」を紹介します。有名な大手スクールなら安心ではないのがスクール業界です。ご覧ください。...

まとめ:自分に合ったプログラミングスクールを選ぼう!

ここまで解説した『プログラミングスクールに関する情報』を事前に把握しておけば、あなたにとって損が生じるようなスクール選びはせずに済むでしょう。

繰り返しになりますが、プログラミングスクールはかなりコスパの良い自己投資だと言えます。

 

最後に、一つだけ皆さんにお伝えしておきたいのは、

プログラマーへの転職に裏技はない」ということです。

どんな勉強法やスクール、転職方法を選んだとしても、最終的にプログラマーとして一人前に働くようになる人は「愚直に勉強して行動している人」です。

本質的には「シンプルに、数をこなしている人」こそが強いのです。

ですからこの記事で説明した内容は、勉強を効率化するためのテクニックのようなものだと捉えてください。

このテクニックは、努力している人が少し楽をできるというくらいの効果しかありません。

  1. 600時間かかる勉強が400時間で済みますよ
  2. そのための投資額として、プログラミングスクールの値段はコスパがいいですよ
  3. どういう方法を取り、どれだけ時間がかかるとしても、最終的に成功するのは「シンプルに努力を怠らなかった人」ですよ

プログラミングを学習し、プログラマーという職業を目指すのであれば肝に銘じておいてください!

(ちゃんと時間作ってコツコツやればいい話ですから、才能やセンスとか言われない分、プログラマーになるための学習ステップというのは本当に恵まれてると思いますよ!)

 

一見、30万円〜60万円のスクール費用って高額だなと思います。

だけど、最初に数十万円の費用を支払うだけで、将来月収100万円を稼げるようになれるという期待が持てるのであれば、スクール費用に対する見方も大きく変わるんじゃないでしょうか。

実際、メーカー勤務の正社員エンジニアにせよ派遣エンジニアにせよ、ものづくり系では年収1,000万円だのフリーランスだのという働き方はほぼ達成できないのですから。

そう考えると、努力した先のゴールが全く違うのですから、ワクワクしてきませんか?

まずはあなたも、「自分の幸せの形ってなんだろう?やりたくないことはなんだろう?」と振り返った上で、プログラミング学習に取り組むことをおすすめします。

人間は挫折しやすく、目標を忘れやすい生き物です。

ぜひ、自分にとって最も挫折しづらく、かつ効率の良い方法を選んで、プログラマーへの第一歩をスタートしてください!

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