エンジニア派遣会社の選び方

「株式会社VSN」の会社概要・サービス、エンジニアの派遣先のまとめ。バリューチェーンイノベーターって何?

管理人
管理人
元・派遣エンジニアで、現在はエンジニア向けのキャリアアドバイザーをしています、管理人・たいらです。

”エンジニアリング×コンサルタント”と言う標語で推進している、

「バリューチェーン・イノベーター」なる独自サービスが有名な「株式会社VSN」を紹介します。

VSNは転職先としてアリかどうか、口コミも交えながら検証します!

 

<2019年10月:最新情報>

9-10月にかけては、転職活動を開始する穴場かつ絶好のタイミングです。

なぜなら、7月の賞与(ボーナス)支給後に退職しようとした人の多くは、業務の引き継ぎの都合で「半期の区切れである9月末」で退職することになるからです。

この9月末退職者の穴埋め求人が出ているのが、まさに9〜10月という時期です。

各社とも穴埋めということもあり定数が決まっているので、転職活動スタートが早いほど地域や業種といった選択肢の幅を広く取ることができます。

*専門職であるエンジニアの求人は「エンジニア専門の転職サイト」に多く集まりますので、まずは無料登録の上、専任のアドバイザーから「転職すべきかどうか?」のカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

おすすめエンジニア派遣会社「株式会社VSN」の基本的な内容

株式会社VSNは全国区でエンジニア派遣事業を行なっている、大手エンジニア派遣会社の1社です。

後ほど説明しますが、「バリューチェーン・イノベーター」と言う独自サービスを展開している点で、

他のエンジニア派遣会社と大きく異なる戦略をとっています。

VSNの評判については「株式会社VSNの評判とは?派遣先からの引き抜きは本当にある?にて解説しています。

VSNの親会社は、人材サービス世界最大手「Addeco(アデコ)」社。

出典:VSN企業サイト

VSN自体は設立から約20年ほどと、それほど歴史のある会社ではありません。

VSNは設立以来、ITエンジニア領域とモノづくりエンジニア領域の双方で成長し、

2006年にはVSN単独でJASDAQ(ジャスダック)への株式上場を果たしています。

しかしながら、2012年に大きな転機を迎え、

人材サービス業界の世界最大手であるスイス・Addeco(アデコ)社のグループに参画し100%子会社として第二創業期を迎えます。

人材サービス世界最大手といってもイマイチイメージがつかめないと思うので、下の表を見ていただくとなんとなくスケール感は伝わるかと思います。

人材サービス世界最大手アデコ(VSN)の売上高出典:プレジデントオンライン(http://president.jp/articles/-/23260)

日本国内では超大手であるリクルートやパーソル(旧・テンプスタッフ)を遥かに上回る規模ということで、財務的な安定感は確かにありそうです。

また、アデコ日本法人の社長は、VSN出身の社長が持ち上がりで兼務しているそうで、

急に切り離して売却されるといった心配も当面はないかと思います。

「VSN」の事業領域は”ITエンジニア領域”と”モノづくりエンジニア領域”の2本立て。

出典:VSN企業サイト

派遣エンジニア業界全体でエンジニアの業務分野というのは

”ITエンジニア”と”モノづくりエンジニア”のふた通りに分かれることが多いです。

VSNはこの両方の分野で約1,700人程度ずつの正社員エンジニアを雇用しています。

「VSN」の派遣エンジニアの主な派遣先は?

出典:VSN企業サイト(http://www.vsn.co.jp/company/pdf/pamphlet.pdf)

あいにく、探してみたのですがVSNは派遣先を公表しておらず、業界別の売上高比率だけは企業サイト上で公開されていました。

最も売上高比率の大きい「情報・通信業 39%」は”ITエンジニア”の派遣先である通信インフラ企業などでしょう。

同様に「専門・技術サービス業 14%」も恐らくSIerのことなので、こちらもITですね。

モノづくりエンジニアの派遣先になりそうなのは、

  • 電気機器 14%(=電子機器、家電?)
  • 輸送用機器 12%(=自動車?)
  • 産業用機器 7%
  • 化学・繊維 4%
  • 精密機器 3%

といったところでしょうか。

管理人
管理人
過去に派遣エンジニアとしてメーカーで働いていた私自身、VSNの中堅クラスのエンジニアの方と同じ部署に派遣された経験があります。

VSNが公表していない以上おおっぴらに申し上げられませんが、チーム体制に物凄く重点をおいている印象でしたので、

「大手メーカー企業でそれなりに派遣募集数の多い企業」が主な派遣先かな?と推察します。

VSNの競合エンジニア派遣会社は取引先上位10社を公表している。

VSNを除いても、派遣先を公表しているエンジニア派遣会社は少ないのですが、

「株式会社メイテック」は上場している都合で株主向けに派遣先を公表しています。

VSNが同じところと取引している保証はありませんが、大体こんな感じと言うイメージは持てると思います。

メイテックの取引売上高 上位10社(2017年度)

  1. 三菱重工業 株式会社
  2. 株式会社 デンソー
  3. キヤノン 株式会社
  4. パナソニック 株式会社
  5. ソニーセミコンダクタソリューションズ 株式会社
  6. 株式会社 ニコン
  7. トヨタ自動車 株式会社
  8. 川崎重工業 株式会社
  9. オートリブ 株式会社
  10. オムロン 株式会社

上記10社で全売上高の23.9%に当たる。

なお、過去には他に三菱航空機、ソニー、ダイキン工業がランクインしている。

メイテックについて詳しくはこちら。転職で応募するなら一緒に応募しておきたい優良なエンジニア派遣会社です。

メイテック中途採用サイトより
メイテックは転職先としてアリ?年収、教育研修、安定感、ブラックorホワイト? <2019年7-8月:最新情報> 7-8月にかけては、転職活動を開始する絶好のタイミングです。 ...

エンジニア派遣会社「VSN」の”バリューチェーンイノベーター”とは?

出典:VSN企業サイト(http://www.vsn.co.jp/company/pdf/pamphlet.pdf)

VSNを紹介する上で抑えておくべき大事なポイントとして、

「バリューチェーン・イノベーター」と呼ばれる独自サービスに注力している

と言う点が挙げられます。

詰まる所、派遣されたエンジニアが

「現場部門で起きている課題を、エンジニア目線でお客様に問題提起し、その解決策を提案・実行する」

と言うことだそうです。

ちょっと難しいですが、標語にもあるとおり「エンジニアリング×コンサルティング」と言う認識がイメージとしては分かり易そうです。

「本当に必要とされるエンジニアは技術業務だけやっているわけじゃない」

「お客様と一緒に部門目標に向けて課題解決を自主的に行っていくエンジニアこそ、本当に重宝されるエンジニアだ」

と言う考え方だそうですが、僕はこの考え自体は同感です。エンジニアだから技術だけやってればいいなんて甘い考えです。

とは言え、デキるエンジニアは仰々しく「サービス」としなくても日常的に当たり前にやっているようなことじゃない?とも言えます。

実際「バリューチェーン・イノベーター」は何をするのか転職フェアで質問してみた。

前職で派遣エンジニアをしていて転職を考えた頃、実は「バリューチェーン・イノベーター」が気になって転職フェアでキャリア採用担当者に質問してみました。

どうやら「業務効率化」「品質向上」「無駄なコスト削減」といった観点でプロセス改善を図ることが多いようです。(コンサル業界でいう”業務コンサル”でしょうか)

ただ、画一的にこうだ!と決められた解決策をやると言うわけではなく、コンサルティング会社由来の手法で根本的な問題発見→問題解決を行うようです。

コンサル仕込みの”問題発見・解決メソッド”を学べる点は確実に魅力。

私はエンジニア向けアドバイザーと言いつつ、中小メーカー向けの人事コンサルも行っています。

こう言う仕事ができるようになるために、座学と実践でかなり勉強をしたつもりです。

その点から考えると、(どのような教育をしているか分かりませんが、)コンサルタント由来の”問題発見・解決メソッド”を学べると言うのは

エンジニア職であろうがなかろうが非常に有益なものと思います。

ただ、そんなに詰め込めれる・・・?という一抹の不安が。

意欲のある人にとっては成長機会が多い会社なのかも知れませんが、いわゆる「受け身体質」の指示待ちエンジニアには厳しい環境ともいえます。

「VSN」は転職先としておすすめと言えるか?

管理人
管理人
VSNは「単なる技術一本槍じゃなくて、差別化できる力が欲しい!」と考えている方の転職先としてはおすすめじゃないかと思います。

また、エンジニア未経験者の中途採用も積極的に行っているようです。

一方、技術力や人員規模の面ではメイテックやテクノプロといった群を抜いているエンジニア派遣会社も中途採用を行っており、

技術者としての成長機会であるとか、企業としての今後の強豪優位性という面では若干懸念が残ります。

とは言え親会社のアデコが本気を出してドーンと投資を積んでくれれば、大逆転もありうるかも知れませんね!

エンジニア個人個人にあった転職先の探し方

管理人
管理人
いざ転職活動を始めようと思っても、自分一人でハローワークや求人票を調べて、一人で比較して探すと言うことは無謀な作業です。

特に転職が初めて〜2回目までの場合、なるべく効率よく、失敗のない転職活動を進めるためにも「転職エージェント」の活用をお薦めします。

 

あなたのエンジニアとしての経験年数、携わっていた製品、どんなチーム体制の中でどんなポジションで仕事をしていたのか?などなど、

募集をかけている企業側としても

「これはマスト条件として経験していて欲しい」

「これは出来ればレベルでOK、もしくは不要」

と言う採用フィルターとも言うべき条件がいくつも設けられています。

この採用条件は、求職者が見れる「求人票」には明確には掲載されていないことがほとんどです。

面接になっても、面接官の口からはいちいち明らかにされないでしょう。

先に条件があるなら明示しておいて欲しいなと思うところですよね、せっかく時間をかけて書いた履歴書なのに、見込みのない企業に送って落とされる、こんなに面倒で悔しいことはないです。

(新卒の就活を思い出してください。履歴書何枚書きましたか?)

「転職エージェント」としては、各企業がいったいどんな人を求めて、条件をどのように設定しているのかと言う細かい求人情報を把握しているので、

「応募して採用の見込みのある企業」や「自分とマッチしている企業」を候補として正確に挙げてくれると言う役割をしています。

管理人
管理人
私自身、40歳までに3度の転職をしていますが、初めの2回は転職エージェントに登録、相談して決めました。

 

管理人・たいらの1度目の転職は「リクルートエージェント」を利用。

私が25歳の夏、初めての転職ではリクルートエージェントに登録しました。(当時は単なる求人サイトであるリクルートNEXTと勘違いしていた。)

リクルートエージェント公式サイトより抜粋

身寄りのない土地で誰にも相談できず、藁をも掴むつもりでリクルートエージェントに登録・相談しましたが、結果としてこれは正解でした。

担当してくれたのは40歳くらいの女性アドバイザー。

姐さんって感じの頼れる系で、25歳くらいまでの第二新卒を担当しているとのことで、ピッタリだな〜と思った記憶があります。

「それ、世間ではパワハラだからね。当たり前だと思ったらダメだよ。」

と、グジグジ言ってた僕にビシッと言ってくれた救世主です。笑

リクルートエージェントは若手エンジニアだった自分にはとてもマッチしていました、が、2度目の転職で経験を積んだ自分は別エージェントであるメイテックネクストに相談して転職しました。

経験を積んだ30歳、2度目の転職は「メイテックネクスト」へ。

無事に転職先のエンジニア派遣会社で経験を積んだ僕は、

「ある特定分野の技術を活かした仕事に就き、さらに給料もアップさせたい」

と言う欲求を持っていました。

この時もリクルートエージェントには相談しに行ったのですが、理系出身ではないアドバイザーには話がイマイチ通じていなかったのか「募集がない」と。

そんなわけないだろ!と言う確信があって不満げにしていたところ、そのアドバイザーから紹介されたのが「エンジニア専門の転職エージェント」でした。

そこで調べたところ、専門エージェントの中でダントツ人気と言うのがメイテックネクストでした。

出典:メイテックネクスト 公式サイトより。

メイテックネクストは電話面談で「どうかな?」と思ったのですが、自分と同じ、元・組み込み系エンジニアのアドバイザーが担当してくれたので話はスイスイ進みました。

結果、やっぱりあったんですよね。希望の職種の募集が!

「たいらさんの●●の経験は、こう押すと相手に刺さるからね。」と納得のアドバイス。

専門エージェントと言うだけあって、このメイテックネクストの配慮は非常にありがたかったですね。

管理人
管理人
20代後半〜30代と言うのは、企業から一番需要があるタイミングです。

転職するしないは最終的に皆さんの意思次第ですが、今のような中途募集の増加は好景気が収束するオリンピック前までだと思われますので、情報収拾目的であっても早期に転職の行動を起こすことを勧めます!

 

エンジニアの転職において推奨する転職エージェント

リクルートエージェント(未経験〜3年程度):https://www.r-agent.com/

メイテックネクスト(3年以上の経験) :https://www.m-next.jp/