ITエンジニア専門の転職エージェントとして有名な「レバテックキャリア」ですが、実はせっかく登録したのにサポート対応を断られたり、そもそも何も連絡がこないということが時々あります。
結論としては「あなたに紹介できる求人案件がない、もしくは非常に少ない」からなのですが、断られた人からしたら、
と思っちゃいますよね。
そんな方々が次に優先して登録すべき転職サイト・エージェントと、その理由も説明していきますね!
レバテックキャリアに断られた&連絡がこない
レバテックキャリアに登録したところ「断られた」と仰る方には、下記のお祈りメールが届くそうです。
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お世話になっております。
レバレジーズ株式会社エントリーチームでございます。この度は、弊社サービスにご登録いただき誠にありがとうございました。
ご希望のご契約形態に関しまして、誠に恐れながら現在弊社でお取り扱いのある正社員求人からではご希望にマッチするお仕事のご提案が難しい状況でございます。
弊社力不足により、ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。〇〇様が至らなかったことではなく、
弊社の求人の保有が少なくご提案出来なかったことが、要因でございます。誠に申し訳ございません。
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「ご希望のご契約形態」と書かれているあたり、登録時の希望絞り込みが強すぎたのもあるのかも知れません。
また、文末にはこの一文があります。
”〇〇様が至らなかったことではなく、弊社の求人の保有が少なくご提案出来なかったことが、要因でございます。”
気遣いとしてはありがたいですが、求人案件が出てくるまで気長に付き合ってくれるほど猶予はくれないんです。
レバテックキャリアからお断りメールが来ていない人もいる
そもそもこのようなメールが届いていないという方もおり、「今は求人案件がないだけで、登録したのだからきっとそのうち連絡くるだろう」と気長に考えている方もいました。
ただ実際のところ、エンジニアの求人倍率って本当にとんでもなく高いので、基本的にはすぐ電話連絡してくるだろうというのが、私の正直な感想です。
レバテックキャリアに断られた&連絡がこない理由とは?
悲しいことですが、レバテックキャリアに転職サポート対応を断られてしまう、もしくは連絡が来ない細かい理由は主に下記の3点です。
- エンジニア経験がない(未経験・第二新卒)
- 希望エリアが狭い
- 希望職種と経験がマッチしていない
それぞれ見ていきましょう。
断られた理由①:エンジニア経験がない(未経験・第二新卒)
ですが、レバテックキャリアは「エンジニア経験者向けの転職エージェント」なのでお門違いなのです。
これは大前提ですが、レバテックキャリアは主に「今、エンジニア職の方がステップアップのための転職」をするためのエージェントです。
なので、下の属性に当てはまる方は全員対象外で断られると思ったほうが良いです。
- 社会人としての経験はあり、キャリアチェンジしてエンジニアを目指したい人
- 第二新卒でエンジニアとして就職したい人(文系・理系問わず)
- フリーター・ニートからエンジニアとして就職したい人
これはもう、大前提ですから仕方ないです。
諦めて別の手段を探しましょう。
「エンジニア経験がない人」がエンジニアになるには?
主にエンジニア経験がなく、これからエンジニアになりたいという方には以下の3つのプランがあります。
- キャリアチェンジ希望者を対応してくれる転職エージェントに登録し直す
- 第二新卒・フリーターの就職サポートをしているエージェントに登録し直す
- 「エンジニアスクール」に通ってスキルを習得し、さらにスクール経由での就職・転職サポートをしてもらう
例えば、既に社会人経験がある方であれば「リクルートエージェント」が未経験OK案件を多く保有しています。
3年以内の転職、かつ首都圏・大阪エリアでエンジニアに転職したいという方には、第二新卒を始めとする若手専門のエージェントである「就職Shop」がお勧めです。
さらに第3の手段としては、そもそも未経験なので「エンジニアスクールに通う」というのもオススメのプランです。
およそ2〜3ヶ月程度、集中的にITエンジニアとしてのスキルを座学と実践形式で学び、初級者としての経験を得てから就職するというものです。
スクール側のビジネスとしても「初級レベルまで育成した人を企業に紹介する」ことにより、企業からサービス料金をもらって運営しています。
なので、育成だけでなく「就職サポート」も熱が入っていることが殆どです。
当然、求人案件も多く保有しています。
断られた理由②:希望エリアが狭い
レバテックはIT専門のエージェントなのだから、地元の山形県の案件もあるかなと思って登録したのですが断られてしまいました。
残念ですが、レバテックキャリアがITエンジニア専門のエージェントだといっても、エリアの希望に答えられないことがあります。
そもそもITエンジニアの需要のほぼ大多数が、東京・大阪・名古屋、それに福岡に集中しています。
もちろん、全国どこでもユーザー企業の社内SEの需要はありますから募集がゼロということはないです。
ですが、果たしてそのごく少数の求人案件をさらうために、拠点を立て営業マンを配置するかというと疑問です。
大手エージェントとまでは言えないレバテックキャリアには、費用対効果の面で採算が悪く難しいということなのでしょう。
「地元に帰りたいエンジニア」がUターン転職するには?
ITエンジニアの求人募集が少ないエリアへUターン転職したいのであれば、以下の2つの方法が考えられます。
- 全国各地に拠点・サービス体制を持つ大手転職エージェントで転職活動を行う
- ハローワークや地域の求人媒体(フリーペーパー)等も調べてみる
特に大手エージェントということであれば、「リクルートエージェント」か「doda」の二択ではないでしょうか。
この2つであれば全国に10箇所前後の拠点を持っているので、ほぼ満遍なく全国の案件を網羅しています。
また、本来一度はキャリアと希望を明確に知ってもらうためのカウンセリングを受けに行くべきですが、電話面談も可能です。