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    機械系

    機械設計に向いてない人の特徴とは?対処法、キャリアの考え方を解説

    機械設計をしている皆さんの中には、「自分は機械設計の仕事に向いていない・辛い」と感じている方もいるのではないでしょうか。

    機械設計は覚えることが多い分、いつまでも上手くいかず向いていないと感じてしまう瞬間が多くあると思います。

    例えば、同僚・同期よりミスを多くしてしまっているとき。

    必要な知識やルールが覚えられないとき。

    時間ばかり過ぎてしまい締め切りに間に合わないとき。

    どういった時に機械設計が向いていないと感じるのか、またどのような解決法があるのか考えてみましょう。

    機械設計に向いてないと感じるのはどんなときか?

    同僚・同期よりミスを多く起こしてしまっている時

    周りの同僚・同期と比べてミスが多い時、つい比較してしまいます。

    少しのミスでも何度も続くと頭から離れないこともあります。

    ミスによっては取り返しが付かないこともあるので、たかがミスという訳にはいきません。

    自分のミスのせいで先輩や同僚の時間を奪ってしまうと、どう振る舞っていいかわからなくなってきます。

    1回や2回ならまだしも、何度も続くと罪悪感から心が折れてしまいそうになります。

    悪気があってやった訳ではないからこそ、辛い気持ちになったり、次の仕事が嫌になったりします。

    必要な知識やルールが覚えられない時

    機械設計の仕事はとにかく覚えることが多いです。モノづくりは奥が深いため多くの知識が必要となります。

    例えば図面の書き方、部品や材料の組み合わせ、寸法の決め方、自分の書いた図面がどのように加工や製造されるかなど、覚えることはキリがありません。

    先輩や同僚に説明してもらっても、そもそも言葉の意味や機械の構造がわからない時があり、なかなか覚えることができません。

    質問の仕方によっては、「基礎の基礎じゃないか」、「まだこの言葉やルールがわからないのか」と思われるかもしれません。また、相手が忙しいともっと聞きづらく、質問すること自体を躊躇してしまいます。

    インターネットや本で調べても、そもそも企業が扱っている専門的な情報は出てこないこともよくあります。

    時間ばかり過ぎてしまい締め切りに間に合わない時

    仕事には必ず締め切りがあります。

    締め切りに向かって計画的に仕事をこなしていけば問題ありませんが、上手く進めることができない場合もあります。

    完成した仕事を提出しても先輩や同僚から訂正され、再提出の繰り返しになることもあります。

    場合によっては他の部署の人から指摘を受ける場合もあります。

    早く仕事を終わらせないと、締め切りに間に合わないことはわかっています。

    しかし、考えることが多く再提出の度に時間がかかってしまいます。

    そのため、残業での対処や、締め切りのギリギリになってしまうこともあります。

    締め切りに間に合わないと同僚や取引先など他の人に迷惑が掛かってしまうので、必死に仕上げなければなりません。

    機械設計に向いていない人には特徴がある

    機械設計に向いていない人にはどのような特徴があるのでしょうか。

    考えられる特徴をあげていきます。

    • 機械設計に興味がないまま入社してきている人
    • 機械設計の仕事が、入社前にイメージしていた仕事内容と違った人
    • 機械設計の知識が少ないまま仕事をしている人
    • エンジニアならコミュニケーションはいらない認識で入社した人

    それぞれの特徴について解説していきます。

    特徴1. 機械設計に興味がないまま入社してきている

    一言で機械設計職といっても、人によって志望理由は様々です。

    中には前向きな志望理由でなく入社したという方もいることでしょう。

    「設計なら職に困らないという理由で、さほど興味がないのに入社した」

    「希望の会社に就職できず、仕方なく今の仕事に就いた」

    エンジニアであれば機械設計の知識が必要ですが、上記のように興味がないと技術を習得するのは難しいです。

    仮に覚えたとしても、興味がないため時間がたつと忘れてしまいます。

    つまり、興味を持てない人にとっては、技術習得の観点から機械設計の仕事は不向きということです。

    まずは、腰を据えて仕事に向き合い、扱っているモノを好きになることや興味を持つことが重要です。

     

    特徴2. 機械や設計の知識が少ないまま仕事をしている

    機械設計には技術面の知識が必要です。

    技術面の知識とは単に名称を覚えることだけでなく、寸法の決め方や、材料や部品の組み合わせといった「検討するための知識」も含みます。

    検討するための知識が足りないと、どうやって仕事を進めたらいいのか、どのように設計すればいいのかわかりません。

    マニュアルがあれば苦労しませんが、仕事によってパターンが違うためマニュアルの作成自体が難しく、職場にマニュアルが存在しないこともよくあることです。

    そのため、仕事を進めながら不明点はどんどん質問して、自ら率先して知識を付けていく努力が必要です。

    自己研鑽を怠り、日々の仕事をなんとなく誤魔化して取り組んでいる人にとって、機械設計の仕事は不向きと言えます。

    特徴3. エンジニアならコミュニケーションはいらないと誤解し入社してきている

    エンジニアこそコミュニケーションが必要です。

    コミュニケーションの重要性や取り組み方を理解していない方にとって、機械設計の仕事は不向きです。

    モノづくりにはモノを提案する人、設計する人、図面を書く人、作る人など多くの人が関わります。

    相手が何を求めているのか、何が必要なのかをしっかり理解しなければ、最悪目的と違うモノが出来上がってしまいます。

    機械設計はモノを売るコミュニケーションは求められませんが、モノを作る上で必要な情報、例えば、モノの使い方、精度、材料、価格帯などを相手から聞き出し、自身の希望も相手に正確に伝えるためのコミュニケーション力が必要です。862

    「機械設計が辛い」現状を変えるためにできること

    機械設計を辛いと感じる人が、少しでも気を楽に仕事をするためにはどのような取り組みができるでしょうか。

    辛いからと言ってとにかく転職してしまうのではなく、現場を変えるためにできる取り組みから始めてみてはいかがでしょうか。

     

    まずは機械設計に少しでも興味を持ち知識を付けることです。

    先輩や同僚と雑談をして仲を深めていくことも必要です。

    また、ミスをしても気持ちを切り替えるメンタルを持つことです。

    少しでも興味を持つ

    興味を持てれば積極的に学ぶことができます。さらに覚えたことを忘れにくくなります。

    好きになれなくても思い入れを持てれば十分です。仕事は良いことや嬉しいこともあれば、嫌な思い出もあるはずです。

    少しでも機械設計やモノに思い入れを持つことで、嫌な思い出も後に振り返った時に笑って話せるようになっているかもしれません。

    勉強に取り組む

    機械設計は専門的な知識が必要なので、勉強することが単純に効果的である可能性も十分あり得ます。

    機械設計をするには、設計だけでなくモノづくり・製造面を考慮する場面もあります。

    その他、開発に至った経緯や目的、材料や加工方法、モノの使用方法などを知ることで、円滑に仕事を進められるようになる可能性があります。

    わからない言葉やルールは調べたり人に聞いたりしましょう。関わりのない他部署の方だったとしても、自己研鑽のための質問であれば嫌がる人は少ないものです。

    また、調べたことはノートに書くことで頭に定着しやすくなります。仮に忘れてもノートを見れば済むので再び調べる必要がなくなります。

    自分を変えて少しでも多くの知識を身につけましょう。

    先輩や同僚と雑談をする

    同じ部署の近くにいる人で構わないので、趣味や家での過ごし方など雑談をしてみましょう。意外にあなたと共通点があるかもしれません。

    もしくは相手の意外な一面や、大事にしている考え方を知れるかもしれません。

    たかが雑談ですが、日頃から雑談をしていると些細なことも聞きやすくなります。

    相手も質問に快く回答してくれるようになるものです。

    ミスをしても気持ちを切り替える

    ミスは誰にでもあります。

    先輩や同僚も、あなたが知らないところで大なり小なりミスをしているはずです。

    取返しのつくミスであれば問題ありませんが、何度も続くと情けない気持ちになります。また、取返しのつかないミスは思い出すだけでも苦痛でしょう。

    ただ、起きてしまったことは仕方がありません。ミスの後、どのように対処したかであなたの評価は良い方にも悪い方にも傾きます。

    特にミスした後に必死に対処するか、助けてもらえるまで放っておくかで人間性が出ます。おそらく先輩や同僚はミスした後にあなたがどう対処するかをよく見ていると思います。

    反省することは大事ですが、気持ちを切り替えて早急に対処し、今後の再発防止に向けて対策するよう心がけましょう。

    向いていないのではなく、そもそも職場環境が原因の可能性もある

    もはや機械設計エンジニアを辞めたいとまで考えている方に向けて、機械設計はやめておけと言われる背景とは?辞めたい、きついと感じる方への別ページを投稿しています。

    ぜひ参考にご覧くださいね!

    どのような職業でも、向いていないのではなく職場の雰囲気や仕事の進め方が本人と合っていないケースがあると思います。

    例えば以下のようなケースは向き不向きの問題ではなく、自分で変えることが難しい可能性があります。

    業務量が多く、勤務時間内や家で勉強する時間を作ることが難しい場合。

    わからないところを聞いても答えが返ってこない、または、質問しにくい雰囲気がある場合。

    「とにかくやれ」と言われるものの、具体的な指示がなく何をするべきかわからない場合。

    上司がパワハラ、モラハラといったハラスメントがある場合。

    会社が古い習慣に浸っていて考え方がついていけない場合。

    そもそも先輩や同僚がコミュニケーションを取ろうとしない場合。

    仕事の進め方に違和感がある場合。

     

    例えば取引先や客先のことを考えて行動するべき所を、社内的立場を優先するため他の案で人が動いてしまっている場合などいろいろなケースが考えられます。

    あなたに落ち度がなくてもそもそも職場環境が整っていないことはよくあります。

    また、あなたにとっては働きにくくても、先輩は当たり前と感じていていることもあるかもしれません。

    なぜなら長年勤めていると感覚が鈍くなるからです。もしくは改善することを諦めているのかもしれません。

    いずれにせよ、自身の辛さが職場に起因する理由からきているのであれば、環境そのものを変えてしまうために転職活動をしてみてもよいでしょう。

    機械設計エンジニアとしてのキャリアを諦めるべきタイミングは

    機械設計やモノに興味が持てず勉強自体が苦痛の場合。

    先輩や同僚がコミュニケーションを取ろうとしない場合。

    職場の雰囲気を良くしようとしても、状況が良くならない場合。

    ミスした後にしっかり対処しても非難される場合。

    上司に仕事の進め方や同僚とのコミュニケーションなど困りごとを相談しても改善されない場合などいろいろなタイミングがあると思います。

    仕事は精神的、身体的に不安定になってまで続ける必要はありません。

    例えば、休日も仕事のことが不安で頭から離れない、会社に行くと人と話したくなくなるなど症状が出ている場合は注意が必要です。

    無理をして仕事を続けると、体が悲鳴を上げることもあります。もしくは気が付かない間に症状が進行しているかもしれません。

    自分を守ることができるのは自分です。

    自分の人生を決めることができるのも自分です。

    期限や目標を設定して、それまでに改善されない場合は転職を考えることをお勧めします。

    自分で期限を設定することで少し気が楽になるかもしれません。

    ただ、時間は有限です。今の仕事に納得いかないままずるずると30代、40代を迎えると方向転換が難しくなります。

    後になってあの時行動しておけば、と思わないためにも今自分自身を見つめなおすことがおすすめです。

    これからどのような人生を過ごしたいか、過ごしたい人生は今のままで手に入るのか一度考えてみてください。