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【転職体験談】25歳・未経験で機械設計エンジニア(技術職)に転職。20代半ばの平田さんの話。

管理人
管理人
元・派遣エンジニアで、現在はエンジニア向けのキャリアアドバイザーをしています、管理人・たいらです。

今回は25歳・未経験でものづくりエンジニアに転職した平田さんからお話を伺っていきます。

平田さんがユニークなのは、未経験からエンジニアに転身しましたが、分野が機械系の設計エンジニアとしてだったという点です。

今は機械系も未経験から転職できるの?と私も驚きでした。では平田さん、お願いします!

平田さん
平田さん
私も驚きです。笑

ダメ元でも一応応募してみるものだなと今でも思います。今日はよろしくお願いします!

日本全体でのエンジニア需要の高まりについては、今や多くの方がご存知の通りです。

新聞・テレビニュースでも頻繁に報道されるようになる話題で、おかげで技術業務未経験からエンジニアになる方や、

IT系ならば文系出身の方がエンジニア(技術職)に転身することも珍しくなくなってきました。

ですが、IT系に比べ習得が難しいとされるものづくりエンジニアで、

更にこれがプログラマーではなくて機械系で転職に成功するというのは驚きのケースです。

その事情と背景を平田さんからお聞きしてきました!

 

<2019年9-10月:最新情報>

9-10月にかけては、転職活動を開始する穴場かつ絶好のタイミングです。

なぜなら、7月の賞与(ボーナス)支給後に退職しようとした人の多くは、業務の引き継ぎの都合で「半期の区切れである9月末」で退職することになるからです。

この9月末退職者の穴埋め求人が出ているのが、まさに9〜10月という時期です。

各社とも穴埋めということもあり定数が決まっているので、転職活動スタートが早いほど地域や業種といった選択肢の幅を広く取ることができます。

*専門職であるエンジニアの求人は「エンジニア専門の転職サイト」に多く集まりますので、まずは無料登録の上、専任のアドバイザーから「転職すべきかどうか?」のカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

25歳・未経験で機械設計分野のエンジニア・技術職に転職するまでの経歴と理由とは?

管理人
管理人
では平田さん、まず始めにこれまでの経歴を簡単に教えてください。
平田さん
平田さん
大学は機械システム工学科を卒業して、材料力学をはじめとした四力と、卒論でロボットの歩行に関する研究をしたことから電気科目も触り程度で履修しました。

ですが、3年後半時点では「俺、特に成績いいわけでもないのに技術職なんてやれるか?」って自信が持てなくて。

自然と理系ではない職種で、何と無く物流サービス業界の会社に入社して、大規模な倉庫の運営を行う管理部門で働いていました。

(以下、平田さん談)たまたま、大学時代の同期の友人と久々に会った時に、その友人が勤める会社の中途採用に応募してみないか?と誘われたんです。

その会社が大手のエンジニア派遣会社だったんですが、

「2017年から、機械系大学卒の第二新卒(25歳以下)の中途採用をスタートする」と言うことでして、

大卒後のブランク対策コミで「約4ヶ月間の機械系研修」をやった後にエンジニアデビューという話でした。

実のところ、3年間我慢してたんですけど、土日休みが欲しかったんです。

あとできれば、有給休暇も使いたかった。

僕の一番の転職の動機は「友人と遊べる日に休みたい」ということです。

新卒で入社した会社は物量業ということで、毎日常にモノの流通を止めないことが利益を上げるための使命とも言えます。

だからこそ土日休みは交代で撮る、希望休日制だという事は分かって入社したんですけど、3年もやるころにはこりごりという気持ちでした。

友人には遊びに誘ってもらえなくなるし、有給も土日には使えないし、特にAm●zonには恨みの気持ちでいっぱいですよ。

友人からエンジニア派遣に誘われるまでは意識してなかったんですが、そういえば技術職って土日祝日休みだなって気がついたらアレコレ聞いちゃってました。

結論としてはその話に乗っかって、翌月に一次面接→最終面接を受け、見事内定をいただくことができました。

入社はできるだけ早い方がいいと言われつつも、退職のための引き継ぎ期間をOKもらって3ヶ月後に入社ということになりました。

高校で理系を選んだ理由が「理科と数学が得意だったから」だけの場合に起きる問題。

管理人
管理人
思い出してみてください。皆さんは高校時代に文系・理系を選ぶ際、どう言う考えで理系を選びましたか?
平田さん
平田さん
私は単に、暗記ばかりの歴史が苦手で、理科はなんとなく分かりやすかったから、くらいでした。

そのまま大学卒業まで来てしまったのが良くなかった。ちゃんと将来を考えるべきでした。

ほとんどの方は、高校2年に進級するくらいに「文系・理系」と言うクラス分けが発生します。

高校2年生といえばまだ部活だとかテレビゲームに夢中な年頃です。

そんな頃だと「将来は機械設計者になろう!」どころか、「技術職・エンジニアになろうかな。」すら思っていない人が殆どです。

とはいえ大学に入学して、

ものづくり実習で加工機の使い方とかを学んだあたりから、おぼろげながら将来像が見えて自覚が出てくるものです。

が、そんな時期になっても「技術職・エンジニア」として働く自分の姿が見えないまま就活に突入してしまうと、平田さんのように「俺にできるのか…?」と言う(今更な)疑念にはまってしまうようです。

管理人
管理人
入社して最初の3年間くらいでどんなレベルの仕事をするのか分かれば、大学で学んでいることとの繋がりが分かって安心できると思うんですけどね。

エンジニア・技術職は土日休み、有給はどのくらい取れる?

平田さんのように土日休みが欲しくて転職する若手というのは、全職種に渡って割合としては多い印象です。

特に土日がほぼ確実に潰れる美容師なんかはドンドン辞めてしまいますよね。

エンジニア・技術職は土日祝日休みが基本です。

自動車業界だけは特殊で、土日休みですが祝日はなしのことがほとんどです。

代わりに、GW・夏休み・年末年始休みは、カレンダー上で祝日が飛び石でも、まるっと1週間繋げて9〜11連休というカレンダーになっています。(勿論、有給を使わずにです。通称「ト●タカレンダー」と言います。)

エンジニア・技術職が有給を取りやすいかどうかは、会社、そして担当プロジェクトの状況にもよります。

しかし、労働基準監督署は有給がどれだけ取れているか?という面で企業への監視の目を光らせています。

特に社員数の多い大手メーカーほどきっちり見られているものでして、結果として大手メーカーは総じて取りやすい。

もとい、年間に取らないといけない有給の最低取得日数が決まっています。

一方で労働基準監督署の目が行き届きにくい、数多の数ある中小企業は有給なんて一切取れない、ということが起きやすいです。

希望の有給を取るためには、架空の親族を危篤状態にしないといけないことがザラです。

25歳・未経験で機械設計分野のエンジニア・技術職になれる企業はあるのか?

管理人
管理人
ここ3年ほど、エンジニア派遣業界では「エンジニア・技術職が未経験で理系学科卒の第二新卒者」の採用が活発化しています。

メーカー企業はどこも業績が好調なことから、採用人数を大きく増加させており、その影響としてエンジニア派遣会社では、今まで採用できていた人数が採用できなくなってきています。

さらに顧客であるメーカー企業からの派遣オーダー自体も増加しており、派遣募集の案件はもらえても、派遣に出てもらうエンジニアが不足していて対応できない状態に陥っています。

まさに嬉しい悲鳴と言う状態ですね。

その対策として、自社の正社員エンジニアの給与・働きがいを高めるような待遇アップ施策を打ったり、

平田さんのように「エンジニア未経験でもOK」と言う枠を設ける動きが進んでいるのです。

エンジニアとして必要な機械設計分野の知識はどう身につけるのか?

管理人
管理人
実際に入社後、研修はどのように進められていったのですか?
平田さん
平田さん
その四半期での同期中途入社は23〜25歳が8人だったのですが、全員レベルがバラバラだったので本当に初歩からスタートしました。

具体的には、入社前に配布された理解度チェックの宿題では、高校物理の「力学・モーメント」の単元レベルから問題が入ってましたね。

(以下、平田さん談)入社後は材料力学をベースにした座学研修と、CAD図面作成の研修がみっちり1日8時間というのが基本です。

25歳までの3年間働いていた身からすると、勉強してお金がもらえるとかどんな贅沢な話だと思いましたよ。

僕はCADについては卒業研究で3Dも触ってたので比較的習得が早かったですけど、授業でしか触ったことがないという人は少し時間がかかっているようでした。

それも最初のうちに差があるだけで、3ヶ月目には何も変わらなかったですけどね。

2ヶ月目の半ばくらいからは実践的な設計研修として、部品の強度計算はどんな情報をもとに、座学で学んだどの知識を使って行えばいいのか?ということを考える研修に入りました。

徐々に内容が難しくなっていって、最後の方の課題では、

「要求仕様を満たすための計算→3D&2D図面作成→簡易シミュレーション」までを通しで行えるようになり、実際の業務の流れをイメージできたように思います。

25歳・未経験で機械分野のエンジニア・技術職に転職できたポイントとは?

平田さん
平田さん
これは僕自身のポイントではないですが、採用と教育に熱心な会社に巡り会えたことですかね。

(以下、平田さん談)実際、大手のエンジニア派遣会社の多くが、講師を増やす、カリキュラムを組み直すといった未経験者受け入れの体制を整えているようです。

僕自身のところで言えば、

「人と話す事は好きな方だった」という事はポイントかもしれません。

実際に、面接で強みは何かと聞かれてこの点はエピソードや実体験を交えてPRのつもりで話しました。

派遣エンジニアとしてお客さん先に行くに当たって、コミュニケーションが取れた方がいいのは間違いないですからね。

25歳の未経験とは言え、大学で機械系科目を勉強していてよかった。

(以下、平田さん談)今回同期で中途入社した8名のうち、5名は機械系の学科卒でした。

プログラマーと違って、機械系の学問はゼロからの教育がしにくい分野ではあるので、

機械系学科卒じゃないならそれなりに人柄や伸び代のハードル・期待値が高いと言われました。

それに後から思えば、派遣エンジニアとしてお客さん先に行ってから

「機械系の学科出てないんです」と言う勇気は、いくらみっちり研修受けてても僕には持てなかったでしょうね。。

2年経過した今、未経験からの入社で後悔してない?

平田さん
平田さん
後悔してないです!土日祝日休みがこんなにありがたく感じられるとは思いませんでした!

エンジニアという仕事自体に対しては、学びが多いという点で喜びを感じられることが多いです。

前職は新しい仕事ができるようになっても「学び」という感じはしなくて、ただできる仕事が増えたとしか捉えられませんでした。

だんだん技術的な専門知識がついてくるに伴って、ああ、俺ってプロなんだな、、って思うことが出てきて、誇らしい気持ちになることがあります。

25歳・未経験で機械系エンジニアに転職するまとめ

管理人
管理人
改めまして、元・派遣エンジニアで、現在はエンジニア向けのキャリアアドバイザーをしています、管理人・たいらです。

「石の上にも三年」と言って、特に親世代からは最低3年以上は同じ場所で頑張ることが賞賛されるのが社会人というものです。

ですがリアルなところを申しますと、転職市場においては「3年目」という年は、

  • 社会人として報・連・相など最低限の基礎は備わっていて、教育の必要が少ない。
  • 30歳前後のように前職での価値観に染まりすぎておらず、自社のやり方に馴染ませやすい。

以上の2点からかなり需要がある年代です。

また、今回は一般的に「エンジニア未経験=IT系」となってしまうところを、

実は機械系のモノづくりエンジニアにもなれるんだよということをお伝えしたくて、平田さんのインタビュー記事を組ませていただきました。

機械系エンジニアほど、目に見えるものが出来上がって具体的な喜びを感じやすい職種も稀です。

ぜひ参考になりますと幸いです!

管理人・たいらの1度目の転職は「リクルートエージェント」を利用。

私が25歳の夏、初めての転職ではリクルートエージェントに登録しました。(当時は単なる求人サイトであるリクルートNEXTと勘違いしていた。)

リクルートエージェント公式サイトより抜粋

身寄りのない土地で誰にも相談できず、藁をも掴むつもりでリクルートエージェントに登録・相談しましたが、結果としてこれは正解でした。

担当してくれたのは40歳くらいの女性アドバイザー。

姐さんって感じの頼れる系で、25歳くらいまでの第二新卒を担当しているとのことで、ピッタリだな〜と思った記憶があります。

「それ、世間ではパワハラだからね。当たり前だと思ったらダメだよ。」

と、グジグジ言ってた僕にビシッと言ってくれた救世主です。

リクルートエージェントは若手エンジニアだった自分にはとてもマッチしていました、が、2度目の転職で経験を積んだ自分は別エージェントであるメイテックネクストに相談して転職しました。

経験を積んだ30歳、2度目の転職は「メイテックネクスト」へ。

無事に転職先のエンジニア派遣会社で経験を積んだ僕は、

「ある特定分野の技術を活かした仕事に就き、さらに給料もアップさせたい」

と言う欲求を持っていました。

この時もリクルートエージェントには相談しに行ったのですが、理系出身ではないアドバイザーには話がイマイチ通じていなかったのか「募集がない」と。

そんなわけないだろ!と言う確信があって不満げにしていたところ、そのアドバイザーから紹介されたのが「エンジニア専門の転職エージェント」でした。

そこで調べたところ、専門エージェントの中でダントツ人気と言うのがメイテックネクストでした。

出典:メイテックネクスト 公式サイトより。

メイテックネクストは電話面談で「どうかな?」と思ったのですが、自分と同じ、元・組み込み系エンジニアのアドバイザーが担当してくれたので話はスイスイ進みました。

結果、やっぱりあったんですよね。希望の職種の募集が!

「たいらさんの●●の経験は、こう押すと相手に刺さるからね。」と納得のアドバイス。

専門エージェントと言うだけあって、このメイテックネクストの配慮は非常にありがたかったですね。

管理人
管理人
リーマン・ショックからの景気回復もほぼ安定傾向に入り、40代後半以降は転職先が全く見つからないという時期は過ぎました。

更に、今の好景気による中途募集の増加はオリンピック前までだと思われるので、情報収拾目的であっても今すぐ転職の行動を起こす決断を勧めます!