このページでは、昨年、メーカー勤務から派遣エンジニアに転職した「コンドウさん」に、
「どんな手順で、エンジニア派遣会社を選んだのか?」
について伺ってきました。
会社選びの参考になりましたら嬉しいです。それではコンドウさん、よろしくお願いいたします!
こんにちは、昨年、メーカー勤務からの転職先に「派遣エンジニア」を選んだ僕、コンドウと言います。
簡単に自分のスペックは下記の通り。
- 年齢・・・26歳
- 学歴・・・理系四大卒(私立・電子情報工学科)
- 就業経験・・・四国に本社のあるソフト系エンジニアリング会社で、3年間、家電・携帯電話などの制御ソフト開発(主にC言語)のほんの一部分を担当。
大学卒業後、地元の社員数300名くらいの規模のエンジニアリング会社へ新卒入社しましたが、
「自社製品がなく、メーカーさんからもらった外注仕事ばかりなので、なんか働きがいが感じられない…」
「別の請負案件が炎上するとすぐ異動させられてしまって、経験もスキルも大して身につかず自分の将来が心配…」
という思いから、さんざん悩んだ結果、転職することを決めました。
最初は上記の理由から、ある程度名の知れたメーカー企業を転職先に考えていました。
しかし、転職エージェントへの登録、アドバイザーさんとの相談を経て
「正社員型のエンジニア派遣」という道を知ることができ、結果として納得して転職することができました。
試行錯誤の多かった転職活動の中で、
「こんな手順で転職先選び、そしてエンジニア派遣会社を探せば、初めての転職でも納得感のある良い会社が見つかるのでは?」
という流れが分かったように思うので、転職しようか悩んでいるエンジニア・技術職の方に向けて、僕がやってきた手順をまとめてみました。
その1:自分が希望する「勤務する地域」「理想の働き方」の2点をざっくり考えてみる。
まず最初のポイントとして、
「希望する地域」「自分の理想の働き方」の2点を
ざっくり考えておくと良いです。
繰り返しになりますが、ざっくり・イメージでいいです。
会社選びの最初のフィルターとしてちょうどいいかなと思います。
例えば、希望する地域については、
「地元を離れたくないor離れてもいい」「今の家からの転居をしてもよいorしたくない」「都会or田舎」とか。
また、理想の働き方の例としては
「〇〇という製品に携わってみたい」「仕事の分野は〇〇がいい(機械、電気、ソフトウェアetc)」「残業は1日1~2時間くらいはOK」「定時退社日がある会社がいい、有給が取れる会社がいい」と言ったところです。
ざっくり、と書いたのは、アレコレ考えすぎると条件がありすぎて見つからなかったり、求人情報には載っていなかったりするので探しにくいからです。
僕の場合、これまでの会社でスマホのほんの一部分の制御ソフト開発をやった経験があったということで、
「経験もあるんだし、スマホを開発しているメーカーで働きたい!できればXp〇ria関係!」とか野望を抱いていました。
どんな狭い範囲だっていうね。笑
それしか考えていなかったので、浅く広く、考えておけば後々スムーズだったなあと反省しています。
大学時代の就活でも「自己分析」をやると思うんですが、中途の場合もひとまずドライでいいので考えておいた方が、自分の軸になるので探しやすいと思います。
その2:転職情報サイトの一覧で探してみる。
次に、
「転職情報サイトの一覧で求人情報を見てみる」
ことをやりました。
正直、これはムダに終わりました。この段階で僕は4か月もオロオロして、一覧を眺めていました。
ムダなんだけど、一回だけ、軽く10分だけでも自分の目で見て、「あ、これは、かなりめんどいやつだ」ということを実感したほうがいいです。
何がムダかというと、僕の考えとしては以下の2つです。
- 求人数と情報量が多すぎて比較しづらい。
- 情報が多い割に聞いたことも無い会社がかなりあるので、信用していいのか分からない。
こんな全然知らない会社に、いきなり応募するの?何個くらい応募したらいいの??
という、漠然とした不安が募ることになりました。。
思い返せば大学時代もリクナビ、マイナビ、日経を見てみるものの、結局膨大にありすぎてワケもわからず会社の面接いっぱい受けたな、、と。
もちろん動機なんて全然なくて。僕の場合は結局、大学の就職支援課を頼って、勧められるがまま今の地元企業を受けたのでした。
あと分かったのは、少なくともXp〇riaを作っている某メーカーは、僕のような中小下請け勤務、かつ大した経験もない中途は対象外っぽいこと。
その他の名前を知っているようなメーカー企業も同様で、募集要項を見ると、
「若手であっても製品開発にしっかり携わった経験があり、伸びしろのある優秀なエンジニア」を望んでいることが、うすうす実感できました…。
そんなこんなで「この一覧から探すのは難しそうだ、むだっぽいと理解する」ことにとどめて、
僕としては↓のアドバイザー相談をおすすめします。やっぱり人に話すのはいいですね。。
その3:転職エージェントに登録して、アドバイザーに相談する。
転職サイトのリクナビNEXTを(4か月も)眺めていたある日、サイト上に「専任のアドバイザーに相談しませんか?」というページがあることに気が付きました。
リクナビの中の人に相談できるもんだと思ってアカウント登録したら、翌日女性のアドバイザーの谷さんという方から電話がかかってきました。
アカウント登録頂いたコンドウさんでしょうか。ご転職をお考えとのことですが、少しお話伺ってもよろしいですか?
落ち着いてゆっくりお話お聞きしたいので、一度お会いさせて頂けませんか?
それに、確かにあのリストから選ぶのは困難なので、私の方からもピックアップしてご紹介しますよ。