転職活動

公募に応募して転職することのメリット・デメリットは?

公募の求人に応募するメリット・デメリットは、エージェントを使う転職、縁故での転職、それぞれのメリット・デメリットと比較すると、おおよそ答えが出ます。

公募のメリットは、誰にも気兼ねする必要がないことです。

どの企業のどの職種に応募しようが、面接の途中で辞退しようが、あるいは内定を辞退しようが、一切気兼ねは必要ありません。

もちろん、求人企業への配慮が必要なことは言うまでもありませんが。

公募のデメリットは、何事も自分一人で解決しなくてはならないことです。

転職活動というのは、意外に孤独な作業です。

今勤めている企業の上司や同僚にも相談しづらいですし、多少の意地があるので、学生時代の友人にも相談できないという声をよく耳にします。

やってみるとわかりますが、相談できる相手がいないのは、想像以上に孤独です。

さて、元エージェントとしては秘密にしておきたいことなのですが、皆さんのためにあえてもう一つのメリットをお伝えします。

それはコストの問題です。

先ほどもお話しした通り、エージェントを通して採用する際、求人企業は手数料をエージェントに支払うことになります。

一方、公募で採用する場合には、言うまでもなくそのような支払うコストが発生しません。(求人広告などの媒体費用を除けば)

ある程度のコストをかけてでも採用したい人の場合には、エージェントを使ってお金をかけても採用しますが、次のような場合が考えられます。

公募で応募してきたEさんと、エージェント経由で紹介されてきたFさんがいるとします。

どちらもなかなかなの人材です。

そして採用人数は一人です。

二人の総合評価はほぼ同じ、求人企業の人事はどちらの人を選ぶべきか迷っています。

この時、人事として考えるのがコストの問題です。

Fさんを採用するとエージェントに支払う手数料が発生します。

一方、Eさんを採用する場合、追加のコストをは発生しません。

そうなると、80%以上の確率で公募で応募してきたEさんを採用することになるでしょう。

公募のメリットとして、採用合否のボーダーラインでの争いに強いことが挙げられます。

もちろん、ボーダーライン上に残った人がいずれも公募の場合にはこのメリットは作用しません。