転職活動をするとき、親類や友人、かつての上司などを通じて企業に応募することもよくありますよね。
このページでは、転職活動の一連のプロセス、
つまり「応募企業選び→応募書類の準備→面接→入社」において注意すべきポイントを解説します。
その中で皆さんが悩まれるであろうポイントが
「転職活動ってどう進めるのが一番いいの?」
「親戚や友人の縁故で転職するのってどうなん?」というところ。
縁故、つまり「知人の紹介」、コネとも言いますね。
このページでは「縁故」で転職することのメリットとデメリット、注意すべき点について触れていきたいと思います。
縁故で転職するメリットは2点
縁故のメリットとして、以下の2点が挙げられます。
- 友人・知人の紹介であるため安心感がある
- (結果的に)内定が得やすい
それぞれ見ていきましょう。
縁故転職のメリット① 友人・知人の紹介であるため安心感がある。
まずは何と言っても安心感があることが挙げられます。
超有名企業ならともかく、世の中の企業のほとんどを皆さんは知らないはずです。
名前を知っている企業であっても、実際にはどんな社風なのか、経営は安定しているのかといったことはよくわからないものです。
一方、誰かの紹介で応募する企業の場合、他社と同じように実際のところよく分からないとしても、友人や部下に先行き不透明な会社を紹介したり、その人の特性に合わない会社をわざわざ紹介することはないはずです。
要は、紹介者との関係が良好であれば、紹介してもらった企業のことも信頼して間違い無いという安心感があります。
縁故転職のメリット② (結果的に)内定を得やすい
求職者にとって安心感があるのと同様、求人企業からみても、どなたかからの推薦で応募してきた人に関しては、ある一定の安心感があります。
それはつまり、比較的内定を出しやすいということにもつながるわけです。
つまり、第2のメリットとして「内定を得やすい」という点が挙げられます。
縁故で転職するデメリットは?
縁故のデメリットは、結局のところしがらみを断ち切れないという点につきます。
つまり、一旦内定したら断るのが難しいということです。
ある人にとっては魅力的な会社でも、本人にとっては、どうしても受け入れられない何かがあるというケースはよくあります。
特に、親類関係の縁故で紹介を受けた場合、親類は「安定」を重視している可能性が高いのですが、求職者本人は「仕事の面白さ」を大切にしているといったように、そもそも意識のギャップがあることが少なくありません。
とはいえ、いったん応募して内定を得てしまうと、そう簡単に断ることができず、結局、胃に沿わない企業に入社する羽目になることも起こり得ます。
縁故の時には、受ける前が肝心であり、辞退するなら内定前です。
ある程度まで専攻のプロセスを進めるのならば、入社する覚悟でいてください。