エンジニア派遣大手の「株式会社ビーネックステクノロジーズ(旧:トラスト・テック)」は東証1部上場の実績がある、ものづくり業界に特化した有名企業です。
業績も好調で問題なく思えますが、実際にはビーネックステクノロジー(トラスト・テック)を辞めたいという人はそれなりにいるようです。
このページをご覧になっているのは「ビーネックステクノロジーズ(トラスト・テック)に勤めている方」や、「これからビーネックステクノロジーズに入社しようか迷っている」という方が多いかと思います。
結論から言いますと、「早々に転職をしたほうが良い」と言わざるを得ません。
実際、ご覧になっている皆さん自身が一番、気がついているのではないでしょうか?
「自分はこのままキャリアアップができないまま、一生評価業務で使い潰されてしまうのではないか?」
「給料が安過ぎて結婚どころか、生活することすら厳しい。」
「なぜ地域や業界の希望を聞いてもらえないのだろう?」
「もっとステップアップしたいのに、なんで会社は教育やスキルアップに関心がないんだ。」
エンジニア派遣型の企業を避けるべき理由は、景況感の他にもいくつかあります。後の本文にて詳しくお話しします。
まず、2020年中旬から世界的な景況感の減退が深刻化しています。
日本においては、高倍率だったエンジニア職の中途求人倍率は回復した一方、”派遣エンジニアの導入人数”は明らかに減少してきています。
例えば最古参の某派遣会社でも、2019年度から2020年度にかけて派遣稼働率が約10%も下落しており、依然回復の兆しがありません。
つまり、「エンジニア派遣型の企業で働き続けることは、非常にリスキーな選択である」ということです。
長くエンジニアとして働いている方ならご存知かと思いますが、2008年のリーマンショック時は派遣エンジニアの雇い止め問題が新聞やニュースでも取り上げられました。
「リーマンで解約になってからは、営業マンと一緒にあらゆる業者にアポ電をした」
「派遣先が決まったと言われれば一切拒めず、県外への転居を余儀なくされた」
「設計なのにテストや生産技術に派遣され、若手は工場の製造ラインにまで派遣された」
このように不景気を理由として、不遇な扱いをされた派遣エンジニアが数多くいます。
派遣・常駐エンジニアにとっての長期待機は、経験した人にしか分からない辛さがあります。
もし、心の奥底で「ゆくゆくは派遣ではなく、企業の正社員エンジニア(プロパー)になりたい」と考えているのであれば、今がまさにその時です。
エンジニアの転職活動では「エンジニアの転職を専門とする転職エージェント」を活用することが重要です。
転職活動の初期段階では、ついついテレビCMや駅広告でよく耳にする転職サイトを選びがちです。
ですが、次もエンジニアとして転職するのであれば、エンジニアの働く業界や技術に対する知識、キャリアプランニングといった専門知識を持つ転職エージェントに相談しましょう。
特に、製造業・メーカーへの転職を専門とする「メイテックネクスト」や、IT分野での転職に特化した「マイナビITエージェント」は、エンジニア職の転職活動では評判がよく良心的なエージェントです。

知名度は大手のリクルートやパソナほど高くないため知らない方もいることでしょう。
大手の転職サイトはエンジニアという専門的な職種に対する理解が浅いことから、簡単に内定が出る企業、つまり離職率が高い可能性がある企業を紹介されてしまうケースが多いのです。
一方、エンジニア専門の転職エージェントであれば、エンジニア特有の働き方や技術に関する話題も理解してくれます。
- メーカーやIT企業の「エンジニア職の転職のみ」に特化している。
- サポートしてくれるアドバイザーが、技術分野ごとの職務内容、工程・スキルや、業界の内情に詳しい。
- 客先常駐や派遣をメインビジネスとする企業が、比較的紹介されにくい。
エンジニア職を熟知したアドバイザーがサポートしてくれる「エンジニア向けに特化した転職エージェント」あれば、皆さんの経験や希望を踏まえ、現実的で将来性のあるアドバイスをしてもらえます。
転職活動のスタートからつまづかないよう、前提としてぜひ覚えておいてください。
【転職活動を始めるタイミング】
4-5月は、企業にとって「人が大きく動くタイミング」です。
3月末退職者の穴埋め補充のために求人募集が豊富に存在する時期のため、転職先の選択肢を幅広く取ることができます。
転職自体は先のつもりだけど情報収集をしておきたいという方にとっても、夏の賞与を受け取ってから転職することを踏まえるととても良いタイミングです。
7月以降には求人募集が減る時期に入ってしまい、納得いく転職先が見つからず辞めたくても辞めにくいという問題に直面します。
転職活動期間と求人募集数が豊富にある今この段階で、転職エージェントに登録して相談や情報収集をしておくことが重要です。
◆「メイテックネクスト」製造業・メーカーへの転職を専門

- 製造業・メーカー企業におけるモノづくり系エンジニアの中途採用が専門
- モノづくり分野だけでなく、メーカー企業であればIT分野にも強い
- 大手エージェントと比較して、親身で丁寧なアドバイザーが多い。求職者の転職活動ペースを尊重してくれる傾向。
◆「マイナビIT AGENT」IT分野での業務系・ITインフラ・Web系に強い
- IT・Web分野のエンジニアを専門とするエージェント
- 若手〜ベテランまで、年齢層を問わず幅広く対応しているオールラウンド型
- 「大手からスタートアップ」「SierからWeb」「派遣・SESから正社員」と言った、キャリアチェンジでのサポート実績が豊富
- トラスト・テックとはどんな会社?
- なぜビーネックステクノロジーズ(トラスト・テック)は「やばい・最悪」という評判が出回っているのか?
- トラスト・テックを退職したい理由。3つのポイント。
- 退職した理由① 基本給が低い。昇給額もあまり多くない。
- 退職した理由② 評価制度の定義が曖昧でよく分からない。
- 退職した理由③ 景気が良くなってきて、メーカー企業の正社員採用で内定が貰えたから。
- トラスト・テックの派遣先からの引き抜き話は本当にある?
- ビーネックステクノロジーズ(トラスト・テック)を辞めたい人へのアドバイス
- 私が考えるエンジニアに最適な転職方法
- エンジニア専門の転職エージェントを分野別で紹介
- ITエンジニア専門の転職エージェント(業務系・Web系・ITインフラ等)
- 製造系エンジニア専門の転職エージェント(機械・電気・組み込み等)
- 自分に自信が持てず転職に不安だと言う人は、キャリアカウンセリングを頼ろう
トラスト・テックとはどんな会社?
株式会社トラスト・テックは、主にモノづくりメーカー企業に対する「エンジニア派遣」という事業を柱とする大手人材サービス企業の1社です。
派遣業界にも様々な業態、そして企業があり、その規模もピンキリです。
中でもトラスト・テックは東証1部上場をつい数年前に達成した、業績が向上傾向にある企業です。
なお、東証一部に上場しているエンジニア派遣会社で他には、株式会社メイテック、株式会社アルプス技研といった歴史の長い会社があります。
派遣と言っても、エンジニア派遣の多くは「エンジニア社員が派遣元に正社員として雇用されている」形態となっています。
一般的に派遣というと「派遣会社に登録して一時的に派遣される」というイメージが強いと思います。エンジニア派遣にも登録型のパターンは存在します。
が、トラスト・テックは全員正社員として雇用され、その上でメーカー等の派遣先へ派遣されているという図式です。
なぜビーネックステクノロジーズ(トラスト・テック)は「やばい・最悪」という評判が出回っているのか?
- 東証1部上場の大手企業なのに、なぜトラスト・テックを辞めたいと考える人が多くいるのか?
- 社員数も増加傾向にあり業績好調なら、むしろ安泰と考えて離職しないのではないのか?
そう思われる方もいるかと思いますが、結論としてはどうやら「基本給の低さ」「評価制度が曖昧、かつ昇級額が少ない」という不満を持っての退職のようです。
「評価制度が曖昧・はっきりしていない」ということは、上司自身の個人的な価値観によって、評価が左右されてしまう可能性があるということです。
そうなると、常に上司の顔色を気にして、評価されるような仕事のみをせざるを得ません。
すると、本当に需要のあるエンジニアとして努力しなければいけないところをおざなりにしてしまう、ということにも繋がります。
今回、すでに「直近〜5年以内でトラスト・テックを辞めた」という元社員の方を対象に、なぜ辞めたのかWEBアンケートを実施しました。
トラスト・テックを退職したい理由。3つのポイント。
実際にトラスト・テックを退職・転職した元社員23名を対象にWEBアンケートを実施したところ、トラスト・テックを退職したいと思った理由は以下の3つに集約されました。
- 基本給が低い。昇給額もあまり多くない。
- 評価制度の定義が曖昧でよく分からない。
- 景気が良くなったことで、転職活動をしたらメーカーの中途採用で内定が貰えた。
退職した理由① 基本給が低い。昇給額もあまり多くない。

ビーネックステクノロジーズは家賃補助の豊富さ(60%を会社が負担)に対する嬉しいコメントが見受けられる一方、基本給自体はあまりよくないという理由で退職したという方が多いようです。
上場企業ということでコンプライアンスとしてはキッチリしているようで、残業代も賞与もきっちり支払われていますが、それでも我慢できないという人はいるようです。
退職した理由② 評価制度の定義が曖昧でよく分からない。
続いて二つめの理由として、自分自身の評価制度に対する不満からくる退職が見受けられました。
補足すると、「評価制度の定義が曖昧で(何を努力したらいいのか)よく分からない。」というのが正しいかもしれませんね。
人事評価について不可解で、不公平感を持っていた。
私だけかもしれないが、仕事ができなくても面談時のアピールができていれば評価されてしまう気がする。
評価制度においては派遣先(お客さん)からの評価コメントも評価の対象になる。
同期と話す限り、同じような仕事内容でも派遣先によって評価のされ方が違うので、一律の評価基準をしっかり定めて欲しいと思う。
それか営業と仲良くしておくのも手だなと思う。
退職した理由③ 景気が良くなってきて、メーカー企業の正社員採用で内定が貰えたから。
ここ2年ほど、ビーネックステクノロジーズ(トラスト・テック)以外の会社でもよく聞くのが「メーカー企業への転職が決まった」というものです。
辞めたい理由自体は「給料が低く、このままではやばい」「業務・地域の希望が聞いてもらえず最悪すぎる」「派遣という立場に不満」などなどあるわけですが、
思い切って転職活動をしてみたら、メーカー企業や直系のグループ企業からすんなり内定が貰えた!というケースが増加してきています。
実際、ここ5年ほどは景気が良くなる一方であり、メーカー企業の業績は非常にいい状態です。
景気がいい時というのは開発プロジェクト数が増加したり、新規事業への投資のために社員数増強を図ることが多いので、求人数は明らかに増加します。
このようなタイミングは、募集する企業側としても選考ハードルを下げる傾向にあるため、転職が比較的容易になります。
また、2020年3月以降に関しては感染症対策による自粛ムードの影響で、求人募集に対し応募者が全然集まっていないと各企業が嘆いています。
もちろんこれは、転職サポートをする転職サイト・エージェントとしても死活問題です。
幸い、業績に対し採用人数を大幅に減らすような次元ではないようなので、転職活動はh状にしやすいと考えられます。
トラスト・テックの派遣先からの引き抜き話は本当にある?
トラスト・テックへの入社面接時、採用担当者や面接官から、
『派遣で働いている就業先から”〇〇さんを中途採用で迎え入れたい”と言うお誘いの声がかかることもある』
と説明されている方が多いようです。引き抜きのようなものです。
実際そのような引き抜き話はあるのかと言いますと、確かに業界全体ではよくある話です。
派遣エンジニアとして派遣先で働くうちに高評価が得られ、あまり外注業者には任せたくないようなコア業務を任せたいとなると、このような声かけを頂けることが多いです。
引き抜き、と言うとちょっと人聞きが悪い感じがしますが、派遣会社側としてそれをOKとしているケースと、そうでないケースがあります。
- 引き抜き(転籍)をOKとしているケース。紹介料金をもらうことでサービスの一環としている。
- 引き抜き(転籍)をOKしていないケース。無理に引き抜くと会社間の関係決裂に発展しかねず、度々トラブルになる。
ではトラスト・テックの場合はと言うと、パターン1「引き抜きOK」に入るようです。
ですが、これはお客さん側から声がかからない限り、こちらから切り出すことはあまりないらしいとのこと。
「経験を積んだらメーカー正社員に転職したい」と考える人は多くいることでしょう。
ですが、派遣先から引き抜きの声がかかるのを待つことは得策ではありません。期待しないほうが無難です。
そんな時間を待つくらいなら、覚悟を決めてサッと転職活動をした方が貴重な時間を失いません。
転職タイミングを考える基本は「若いほど需要がある」です。
ビーネックステクノロジーズ(トラスト・テック)を辞めたい人へのアドバイス
あなたがトラスト・テックを辞めたい理由に近い方のコメントはありましたでしょうか。
冒頭の「トラスト・テックを辞めたいと思う3つの理由」でもお伝えした通り、トラスト・テックの元社員の方が退職を考えた理由としては「給料が低い」と言うことが挙げられます。
また、実際に景気がいいことから転職活動が上手くいきそうだと言うことを察知して、無事に転職に成功したと言うケースも多々あります。
もし転職してもいいなと思われるのであれば、実のところ転職には悪くないタイミングです。これはデータからも分かります。

世間では2020年に入り景況感の悪化が叫ばれていますが、直近数ヶ月での職種別の求人倍率を見てみると「技術系・エンジニア」の求人倍率は高倍率のままなのです。
上記の表を見ると右表最上段の「全体」は1.65倍に留まりますが、技術系は電気・機械系は2.65倍、IT系は6.64倍と圧倒的な差があることが分かります。
- 募集数が多い割に、転職希望者が不足している。
- 過去に採用できていたレベル・経験のあるエンジニアが採用できないため、選考ハードルを大きく下げている。
- 採用人数を増加させるために、前職より良い給与を提示するような方針をとっている。
私が考えるエンジニアに最適な転職方法
転職活動を始めるにあたり、新卒の頃と同じようにリストから自分で選んで応募!なんてやっていると途方も無い作業ですし、結局今と同じような後悔に苛まれかねません。
転職における企業選びでは、「転職エージェント」に登録して、エージェントのキャリアアドバイザーの方に転職先の相談をしてみるのがお勧めです。
(要は大学の就職課にいる相談員の、ガチなプロだと思えばOK。)
自分のスキル・経験・年齢などの条件から、どんなキャリアを歩むべきか、どうすれば実現できるかをアドバイスしてもらうことができ、
実際に応募したら採用される可能性がある求人募集中の企業を複数紹介してもらえます。
エンジニア専門の転職エージェントを分野別で紹介
エージェントによって、サポートしてくれる「技術分野」や「レベル」が異なります。
例えば、IT系と製造系のエンジニアでは、使うべき転職エージェントが異なるということです。
下記のように場合分けして、順番に解説します。
- ITエンジニアにおすすめの転職エージェント *業務系・Web系・ITインフラ等
- モノづくりエンジニアにおすすめの転職エージェント *機械・電気・組み込み・化学等
↑のリストのリンクから、そのまま当ページ内の各項目へ飛ぶことができます。
かなり長くなるので、自分に関係ない分野は飛ばしてもらってOKです。
ITエンジニア専門の転職エージェント(業務系・Web系・ITインフラ等)
ITエンジニアの皆さんは、
「マイナビITエージェント」
「レバテックキャリア」
「メイテックネクストIT」
上記の3サービスに登録すると良いでしょう。

まず第一に登録すべきエージェントは「マイナビITエージェント」です。

マイナビITエージェントは、ITエンジニア実務経験者であれば、業務系・Web系・ITインフラと言った分野や工程を問わず、幅広く対応できる優秀なエージェントです。
IT分野の皆さんは、まず第一選択として「マイナビITエージェント」は登録するということで問題ないでしょう。
次に紹介したいのが「レバテックキャリア」です。
レバテックキャリアについては、本気でステップアップや給与アップを叶えたい、中堅〜ベテラン層のエンジニアに勧めたいエージェントです。

「レバテックキャリア」は、年収UPやスキルUPを狙うエンジニア経験者にお勧めできます。
保有求人7000件以上のうち、その約8割が年収600万円超えのハイクラス求人となっています。
2019年6月~2020年5月で転職が決定したエンジニア経験者のうち、77%の方が年収UPを実現するなど、エンジニア経験者の転職支援に実績と強みを持つエージェントです。
一方で、エンジニアとしての実務経験がほぼ無い場合は、取り扱い求人の都合上を断られてしまう可能性が高いです。
最後に、「メイテックネクスト」は次点という形で紹介します。

メイテックネクストは「メーカー企業ならば、ピカイチの情報量とサポート実績がある」という特徴的な強みがあります。
メーカーと聞くと、情シスや社内SEを思い浮かべがちですが、ちょっと違います。
ソフトウェアファーストのモノづくりへと時代が変わってきたことで、メーカー企業はSIerへの外注依存から脱却し、ソフト開発やインフラ整備を内製に切り替えようと本腰を入れているのです。
そのため、製品開発プロセスにAIやRPAを導入して効率化するとか、製品と連携するスマホアプリやプラットフォームの開発をすると言った求人募集が激増しているのです。
メーカーはIT企業と異なり、地方に開発拠点がある企業も存在します。つまり、地元に近い地域へのUターン転職が叶う可能性もあるということですね。
一手間を惜しまず登録して、電話・オンラインでの面談を一度は行っておきましょう。
エージェントによって、取引している企業や太いパイプがある企業が異なるため、お互い違った求人やキャリアの考え方を出してきて面白いと思います。
仮に転職しないとしても、皆さんがこれから働いていく上で有益な情報が得られることでしょう。
IT系専門エージェント①「マイナビIT AGENT」

- IT・Web業界のエンジニアを専門とする転職エージェント
- 技術トレンドの変化を早期にキャッチしており、的確なキャリアアドバイスが得られる
- 「大手からスタートアップ」「SierからWeb」「派遣・SESから正社員」と言った、キャリアチェンジでのサポート実績が豊富
※マイナビIT AGENTは求人企業の性質上、関東・関西・名古屋といった都市部での転職サポートを専門としています。
IT系専門エージェント② 「
レバテックキャリア」

- ITエンジニア経験者の転職支援に特化した専門エージェント
- 保有求人7000件以上のうち8割以上が年収600万円以上のハイクラス求人
- 大手IT・WEB系企業からスタートアップまで幅広い転職支援実績が多数
※サービス対象エリアは、関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)/関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)/九州(福岡)となります。
※現在、エンジニア未経験者向けの求人は取り扱いが無いためご注意を。
IT系専門エージェント③「メイテックネクスト(次点)」

- 古くから全国のメーカー企業との付き合いが強固(親会社が製造系エンジニア派遣の最大手企業のため)
- 近年、製品のIoT化やDX推進によってIT業務を内製化するメーカーが増え、中途求人も増加
- 親身で丁寧な対応のアドバイザーが多く、あまり転職を急かさないスタンス
製造系エンジニア専門の転職エージェント(機械・電気・組み込み等)
機械・電気・組み込み・化学と言った製造系エンジニアの皆さんは、
上記の2サービスを活用すると良いでしょう。

上手く特徴やスタンスが被らず、有益な情報収集にもなるはずです。
「メイテックネクスト」は、製造分野のエンジニア転職で実績No1を誇る転職エージェントです。

エンジニア実務経験者であれば、機械・電気・組み込み等、分野や工程を問わず幅広く対応できるという特徴があります。
ものづくり分野の皆さんは、まず第一選択としてメイテックネクストは登録するということで問題ないでしょう。
2つ目の「DYMものづくり」の方は、母体となっている「DYM就職」が20代半ばまでの若年層や第二新卒者の転職サポートを主としています。

このため、DYMものづくりにおいても、若手社員にありがちな悩みをよく理解してくれるアドバイザーが多いという特徴があります。
今後のキャリアをどうすべきかという的確なアドバイスも得られやすいでしょう。
でもどちらか片方と言われれば、私の第一選択は「メイテックネクスト」です。
アドバイザーに各分野のメーカー出身者を集めている転職エージェントなんて、メイテックネクストくらいなものでしょう。
時点として、関西エリアを得意とする「タイズ」も下で紹介しておきます。
関西エリアの大手メーカーから表彰される実績もある優良なエージェントですので、関西希望の方は合わせて活用すると良いでしょう。
まずは一手間を惜しまず登録して、電話・オンラインでの面談を一度は行っておきましょう。
取引している企業や、太いパイプがある企業が異なるため、お互い違った求人やキャリアの考え方を出してきて面白いと思います。
仮に転職しないとしても、皆さんがこれから働いていく上で有益な情報が得られることでしょう。
製造系専門エージェント①「メイテックネクスト」

- メーカー企業の技術職・エンジニアの中途採用が専門
- ものづくり分野だけでなく、メーカー企業内でのIT分野の求人も強い(社内SE・ソフト・ITインフラ)
- 大手エージェントより、親身で丁寧な対応のアドバイザーが多い
製造系専門エージェント②「DYMものづくり」

- メーカー企業の技術職・エンジニアの中途採用が専門
- ものづくり分野だけでなく、メーカー企業内でのIT分野の求人も強い(社内SE・ソフト・ITインフラ)
- 大手エージェントより、親身で丁寧な対応のアドバイザーが多い
製造系専門エージェント③ 「タイズ」(関西メーカー限定)

- 「関西圏のメーカー企業」に完全特化したエージェント ※大阪・兵庫・京都・和歌山・奈良
- 「社風、働きごこち、会社の将来性、スピード感、やりがい」などの観点で、求職者の価値観と本当にマッチしている求人を探すことを重視
- アドバイザーは画一的な対応をせず、求職者に合わせて柔軟なコミュニケーションをする方針なので話しやすい
関西圏のメーカー企業に特化した転職エージェント「タイズ」は、関西圏にゆかりのある皆さんにはぜひ活用してほしい、優良なエージェントです。
紹介した企業(パナソニック社)から表彰を受けるほどのマッチング精度と転職成功率があり、中小エージェントながら利用者からもずば抜けた高評価を得ています。

「マイナビITエージェント」IT系
「レバテックキャリア」IT系
「メイテックネクスト」IT・製造系(メーカー専門)
「DYMものづくり」製造系
「タイズ」製造系(関西エリア)
自分に自信が持てず転職に不安だと言う人は、キャリアカウンセリングを頼ろう
辛い状況では視野が狭くなってしまうもので、データがどうとか、向き不向きがどうとかという話が受け入れられなくなりがちです。
私にも、転職先で成果が上げられず追い詰められ、「自宅近くの町工場で組み立て作業の求人があった。とにかく楽になりたい、そこに転職しようか迷っている」とまで悩んでいた友人がいます。
追い詰められていると知らず知らずのうちに、極端で危険な選択肢も考えてしまうもの。
もし皆さんが、今後の自分の人生や働き方に自信が持てない、現状が辛くて仕方ないという状況なのであれば、一度「キャリアカウンセリング」を受けてはいかがでしょうか。
キャリアカウンセリングはその名の通り、今後のキャリア・仕事選びについて、専門のアドバイザーに相談するということです。
これまで「キャリアに関する相談カウンセリング」というのは、ベテランビジネスマンのような方が主観的な経験則をもとに行っているケースが主流でした。
最近ではキャリア相談サービスを本格的な事業とする企業が出てきており、利用者への寄り添い方や、利用者の本当の願望や強みを見つけ出すカウンセリング・コーチング手法から絶大な人気を得ているサービスもあります。
例えば信頼できるキャリアカウンセリングサービスのひとつには、「ポジウィルキャリア」というサービスがあります。

こういったキャリアカウンセリングは単なる相談だけでは終わらず、”ライ○ップ”のごとく「仕事・キャリアに関するプロのトレーナー」が、あなたのキャリアについて数ヶ月間にわたり寄り添い、導き、二人三脚で将来を考えてくれるサービスです。
何よりこれらのカウンセリングには「転職ありきではないので、客観的かつ嘘偽りのないアドバイスを受けられる」ということが大きなポイントです。

例として紹介したポジウィルキャリアでは、初回のみお試しで1時間ほどのカウンセリングが受けられます。よかったら当サイト内の【「ポジウィルキャリア」の評判と妥当性をエンジニア目線で解説】のページを参考にしてみてくださいね。
