パーソルテクノロジースタッフ

パーソルテクノロジーには転職すべき?元・派遣エンジニアが評判・年収から検証。

田牧
田牧
元・派遣エンジニアで、現在はエンジニア向けのキャリアアドバイザーをしています。運営の田牧です。

「パーソルテクノロジースタッフ株式会社」は元々、テンプスタッフテクノロジーという会社名でした。

名前からも分かります通り、人材サービス業では有名な「テンプスタッフ」が運営するエンジニア派遣会社です。派遣法の改正を背景に、最近になって急成長してきています。

転職活動中の現職エンジニアの方だけでなく、就活中の学生さんからしても、

「パーソルテクノロジースタッフは転職すべき会社か?」

「内定もらったけど正直何やってるかよくわかってない、、入社すべき?」

と気になるところが大いにあるかと思います。

前述の通り、パーソルという会社は元々テンプスタッフという会社名で有名だった企業です。

更に、昨年の派遣法改正まではいわゆる「有期雇用(登録型)」と呼ばれるタイプの雇用形態でしたが、現在は「正社員型の派遣」にチェンジしていることから、真剣に転職を検討する人たちが増加したという背景があります。

元派遣エンジニアとして長年働いていた私の目線で、評判・年収・離職率から、パーソルテクノロジースタッフに転職すべきかどうか?を、

様々なファクターからみっちり検証していきたいと思います。

 

田牧
田牧
大前提としてお話ししておきたい、転職活動を始める際の重要なポイントがあります。

それは、エンジニアの転職活動では「エンジニアの転職を専門とする転職エージェント」を活用すべきということです。

特に、メーカー企業への転職を専門とする「メイテックネクスト」と、ソフト・ITインフラ・Webエンジニアの転職に特化した「マイナビITエージェント」。

この2社は、エンジニア職の転職活動で必ず登録すべきエージェントです。

知名度は大手のリクルートやパソナほど高くないため知らない方もいることでしょう。

実際のところ、頻繁にテレビCMが放送されている総合型の転職サイトでは、採用人数が多く、内定が出やすいエンジニア派遣会社を紹介されるケースが多く、エンジニア職の求職者からは不満を買っています。

エンジニア専門の転職エージェントを使うべき理由
  1. メーカーやIT企業のエンジニア転職のみに特化している。
  2. 支援してくれるアドバイザーが、大手と異なり各技術分野のスキルや職務内容、業界の内情に詳しい。
  3. 客先常駐や派遣をメインビジネスとする企業は紹介されにくい。

ですので、エンジニア職を熟知したアドバイザーが多く在籍するメイテックネクスト」や「マイナビITエージェントのような、エンジニア向けに特化した転職エージェントを活用することが大事です。

 

田牧
田牧
例えば、モノづくり分野のエンジニア転職を専門とする転職エージェントでは、メイテックネクストが対応エリアや満足度の観点で最適です。
ちょうど年度の変わり目で求人募集が増加する時期ですから、タイミングも良いでしょう。

◆「メイテックネクスト」メーカー転職案件に強い

  1. メーカー企業の技術職・エンジニアの中途採用が専門
  2. ものづくり分野だけでなく、メーカー企業内でのIT分野の求人も強い(社内SE・ソフト・ITインフラ)
  3. 大手エージェントより、親身で丁寧な対応のアドバイザーが多い

メイテックネクスト
公式サイトで詳細を見る

マイナビIT AGENTIT分野での業務系・ITインフラ・Web系に強い

  1. IT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とするエージェント
  2. 技術トレンドの変化を早期にキャッチしており、的確なキャリアアドバイスが得られる
  3. 「大手からスタートアップ」「SierからWeb」「派遣・SESから正社員」と言った、キャリアチェンジでのサポート実績が豊富

マイナビIT AGENT
公式サイトで詳細を見る

※マイナビITエージェントはエンジニア実務経験のある方が対象です。また、求人企業の性質上、関東・関西・名古屋といった都市部での転職サポートを専門としています。

 

◆エンジニアとしての仕事が辛い、今後が不安だという方へ

田牧
田牧
退職を申し出ても、営業担当や上司から派遣契約を理由に退職を半年も引き止められることが頻繁にあります。引き留めに耐えられない場合には退職代行サービスを利用することも真剣に検討しましょう。

退職を申し出ると猛烈な引き留めに合うのは、派遣やSESで働くエンジニア特有の状況です。

『引き継ぎが必要だから、交代要員が準備できるまで一年待ってほしいと言われた』

『上司や営業との面談で、長時間拘束されそうで気が滅入る』

『派遣契約の満了日まで3ヶ月もあるが、耐えられない』

このため、近年では退職代行サービスを利用して退職する派遣エンジニアの方を見るのは、ごく普通のことになってきました。

退職代行サービスとは、会社を退職したいが言い出しにくいと悩む本人に代わって、退職の意向を会社に伝えてくれるサービスです。

驚くかもしれませんが、退職代行に依頼すれば会社への出社や連絡は必要なく、法律上も問題なく最短で退職できてしまうのです。

例えば、退職代行Jobsは弁護士監修で、労働組合とも提携する体制がありながら、料金は業界相場並の30,000円以内に抑えられている優良業者です。

派遣・SESエンジニアの退職代行サポート実績も豊富にあるため、自分の派遣契約でも利用可能かを相談することも可能です。

自分の仕事が上手くいかず、自分の努力不足だと感じてしまっている人の相談にも、親身に対応してくれます。前向きに検討してみてください。

退職代行Jobsに相談する

退職代行サービスとは|派遣・SESエンジニアにとっての利用メリットとリスクを解説退職代行サービスについて、派遣・SESエンジニア目線で解説。退職の引き留めが激しい常駐エンジニアの事情。...

パーソルテクノロジースタッフ株式会社とはどのような会社?

出典:パーソルテクノロジースタッフ公式サイトより。

まず第一に、パーソルテクノロジースタッフ株式会社の基本情報をおさらいしていきます。

    • 設立:1997年8月
    • 代表者:代表取締役社長 西田 穣
    • 本社所在地: 東京都港区東新橋2-14-1 NBFコモディオ汐留3階
    • 資本金:41億9,943万円(2018年6月30日現在)
    • 社員数:連結:17,552名[単体:4,313名](2018年6月30日現在)
    • 事業内容:技術者派遣、受託、委託、請負、有料職業紹介事業
    • 上場証券取引所:東京証券取引所 市場第一部

 

パーソルテクノロジースタッフは、旧テンプスタッフグループの技術者派遣事業を行うグループ会社として、「登録型スタッフ」を派遣する事業を行ってきました。

登録型スタッフ、つまり自社で正社員雇用しているエンジニアではない、ということですね。

しかし派遣に関する法改正が進む中、簡単に言うと「正社員雇用(無期雇用)」している人を派遣する方がビジネスがやりやすい環境になってきました。

法改正の目的は「派遣される人の立場の保護」であり、正社員化を促すためのものです。これが一昨年2017年の話です。

以降、このパーソルテクノロジースタッフを始めとして、登録型スタッフの派遣をやっていた会社が正社員型スタッフの派遣事業へ切り替えを進めている最中というところです。

元々、正社員型エンジニアの派遣をやっている会社は多くあり、歴史が長く社員数も多いメイテック、テクノプロ、アルプス技研などと言った会社と張り合うわけですから一大事です。

 

管理人
管理人
登録型スタッフの派遣というのは、「提供する技術レベル」「サービス料金の相場」が正社員型と全く違うんです。

正社員型は教育キッチリやってから派遣し、派遣していない期間も給料を支払うので「技術レベル高く、料金高い」。

登録型はその逆で、どちらも低め。

だから、そもそもお客さんや、中途エンジニア社員の取り合いになることはなかったんですよね。

 

また、パーソルテクノロジースタッフの大きな特徴として、

2017年に「テンプスタッフテクノロジー」と「インテリジェンス」という二つの企業が合併して誕生したという経緯があります。

これについてはすぐ下の記事で社風や方針がどのようになったのか、元社員に行ったアンケートでの評判・クチコミを元に説明していきます。

 

と、ここまで書いて結論先に言ってしまいますと、

会社方針がガラッと変わっていく瞬間の会社を避けたいような人は、元々から正社員型エンジニア派遣をやっている企業を選んだ方が良いと思います。

パーソルテクノロジースタッフの社風や会社方針に対する元社員の評判は?

出典:パーソルテクノロジースタッフ公式サイトより。

パーソルテクノロジースタッフの会社方針については、企業サイト内に「大切にしていること」と題した項目があります。

1「世の中のために」エンジニアと共に成長し、日本のものづくりに貢献する。

2「エンジニアのために」エンジニアに支持される会社No1を目指す

3「お客様のために」必要なフィールドへ、必要な技術力・人間力を提供する。

さすが上場企業と言うべきか、満遍なく社会に貢献する姿勢を打ち出しているなあと感じます。

ですが、これだけだと一般的な内容すぎて実情がよく分かりません。

この方針に対して、元社員の評判はどうか?

元パーソルテクノロジースタッフ社員の方に対し行った「パーソルテクノロジースタッフの社風・方針に対する満足感」についてのWEBアンケートでは、以下のような評判の声を頂いています。

30代・営業職
30代・営業職
【社風・会社方針について】2017年にテンプスタッフテクノロジーとインテリジェンスが合併してできた会社であるため、部署によって社風・文化の違いが大きい。

簡単に言えば、テンプ側は緩めの風土で昔ながらの日本企業らしい組織、インテリジェンス側は数値管理を始めとして仕事が厳しく成果主義、というもの。異動によって出自の違う部署・上司となると戸惑いがある。

20代・インフラ系
20代・インフラ系
【社風・会社方針について】時折垣間見える自社の雰囲気として風通しは良いように感じます。

ただし、それは営業を始めとした内勤社員の話であり、派遣エンジニアとして働く社員は基本外にいるので派遣先に左右されます。自社の社員という意識は薄いです。

 

様々な評判を読み解いていくと分かってきたパーソルテクノロジースタッフの特徴というのは、以下の2点です。

  • 営業を始めとする内勤社員同士の空気感は良いものの、派遣に出ているエンジニア社員がそれを実感することは少ない。
  • そもそも、正社員として働くエンジニア社員がまだそれほど多くない。

 

管理人
管理人
現状、パーソルテクノロジースタッフの公式サイトを見ても分かる通り、登録型派遣も継続して募集しています。

もし転職エージェントでパーソルテクノロジースタッフを紹介され転職に迷っているのであれば、入社後に自分がどんな待遇になるのかはよく確認した方が良いでしょう。

例えば、派遣先はある程度希望を考慮してもらえるのか?地域は?と言ったところです。

パーソルテクノロジースタッフ公式サイトへ

パーソルテクノロジースタッフの年収面に対する元社員の評判は?

パーソルテクノロジースタッフのモデル年収データは中途採用ページに記載がありました。

このモデル年収を同業で比べてみると、26歳での年収は程々に良いと思います。

39歳で600万というのは、役職に就いているかどうかによっても見え方が異なります。

また、このような年収例ではトップクラスの年収を載せることが多いので、40代半ばで800万円というのは相当にデキる人の場合だ、と捉えることが無難です。

パーソルテクノロジースタッフの年収に対して、元社員の評判はどうか?

元社員に対し行った「パーソルテクノロジースタッフの年収に対する満足度」についてのWEBアンケートでは、以下のような評判の声を頂いています。

40歳・組み込み系
40歳・組み込み系
【給与について】残業代コミで年収400万円強。正直、面接時にもっと要望を出しても良かったかなと思っている。賞与に期待していたが、冬春それぞれ1ヶ月分ずつとガッカリしている。
32歳・機械系
32歳・機械系
【給与について】中途入社4年目、残業40時間込みで年収400万円程度。家賃補助が手厚く、家賃の6割は会社負担という点はありがたい。ただ、それ以外に目立ったいい点がなく、基本給や昇給も良いと言うほどではないと思っている。

上場企業になったのが最近なので、これから福利厚生面で変化が起きることを期待しています。

パーソルテクノロジースタッフの離職率はどのくらい?元社員の退職理由は?

パーソルテクノロジースタッフの離職率については、同社の募集要項を始め、公表されている決算報告書や中期計画にも記載がありません。

採用自体は相当なペースで採用しているようで、例えば2018年4月入社の新入社員は900人と、同業他社と比較してもかなりのボリュームです。

離職率をあてにしてもよく分からないところですので、実際にパーソルテクノロジースタッフを退職した理由に関する評判を読み解いていきましょう。

パーソルテクノロジースタッフを退職した理由は?アンケートでの評判を調査。

28歳・機械系
28歳・機械系
給与が安く、評価制度が不透明で昇級に期待が持てなかったため退職した。
30歳・機械系
30歳・機械系
【退職理由】エンジニア社員の職務ランクの定義が曖昧で、本当に評価されているのか?見せ方によって評価のされ方が大きく変わるのではないか?と思ったら、努力する意欲が湧かなくなってしまったから。
35歳・電気系
35歳・電気系
【退職理由】中途採用での導入教育はあったが、それ以降は完全に派遣先と自助努力に任されるような格好。

かと言ってキャリアプランを重視した派遣先を考えてもらえるかというと、自分から働きかけなければ考慮がないため、いっそメーカーに転職しようと思い退職した。

 

パーソルテクノロジースタッフには転職すべきか?評判は?

管理人
管理人
様々な観点から「パーソルテクノロジースタッフには転職すべきか?」「評判は悪いのか?」について検証してきました。

ブラックと言うほど悪い条件ではなく、地道にコツコツという観点なら転職するのはアリだなというのが、元派遣エンジニアである私の結論です。

特に、ここ数年で上場したという点で、おそらくドンドン待遇面が向上し、より社員満足度の高い会社になっていくだろうという見方が出来ます。

何故なら、株主に業績向上を期待してもらうためには、エンジニア社員が退職しないようキチンと満足度を上げる施策を打っていかなければならないからです。

メーカー始め、エンジニアの中途募集は今の時代、ワンサカあります。簡単に退職されてしまいます。

パーソルテクノロジースタッフ公式サイトへ

評判から読み解く、パーソルテクノロジースタッフに向いている人・向いていない人

パーソルテクノロジースタッフに向いている人というのは、以下の3点に共感できる人です。

  • 上場企業と言う立場に、安心感や安定感、将来性を見出すことができる人。
  • それほど高い給与でないにせよ、誠実な待遇を期待する人。
  • モノづくり業界で技術者として働きたい人。

一方で向いていないと感じるのは以下のような方です。

  • 程々の給与では我慢できない人。
  • 自社(派遣元)の一員として顧客に貢献している実感を持ちたい人。
  • 単なる一技術者というポジションに甘んじたくない人。

 

田牧
田牧
もしあなたが、転職エージェントのアドバイザーからパーソルテクノロジースタッフを紹介されていて、

「この会社紹介されたけど、どんな会社か不安だ」という気持ちで当サイトを見たのであれば、ちょっと落ち着いて考えた方がいいかもしれません。