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アウトソーシングテクノロジーは未経験者でも不採用にならない?

田牧
田牧
元・派遣エンジニアで、現在はエンジニア向けのキャリアアドバイザーをしています。運営の田牧です。

エンジニア派遣大手のアウトソーシングテクノロジーは、エンジニア未経験者や文系大卒の方を「エンジニア職」として採用していることで有名です。

ですが、実際にエンジニア未経験から、はたまた文系からというと、何から始めたらいいか分からないという方も多いようです。

まずは簡単な仕事からデビューしたい方にとって、このページで紹介する「株式会社アウトソーシングテクノロジー」は未経験者採用が盛んなので選択肢になると思います。

なぜ、アウトソーシングテクノロジー社はエンジニア未経験者や文系出身者も採用しているのか?

その会社理念や考え方、入社後のフォローが実際どうなのかについてもお話ししていきます。

アウトソーシングテクノロジーの技術社員からの評判は?離職率や悪いクチコミの背景まで調査アウトソーシングテクノロジーへの入社を迷われている技術職の方に向けて、エンジニア目線で口コミを解説。実際の年収、仕事の内容、退職理由など。...

アウトソーシングテクノロジーはエンジニア派遣業界では大手の会社。

管理人
管理人
エンジニア派遣業界には数多くの企業がある中、アウトソーシングテクノロジーはどの程度のポジションなのでしょうか。

株式会社アウトソーシングテクノロジーは2004年設立の若い会社でありながら、7000人もの社員を雇用しているエンジニア派遣会社です。

これは業界でも屈指の大企業と言っていい規模です。

最大手である株式会社テクノプロが14000人ほど、更に業界で長らくトップの座にあった株式会社メイテックが7000人ほどと、アウトソーシングテクノロジー社と肩を並べています。

この背景には親会社である総合人材サービス大手の資金リソースがあります。

M&A戦略を繰り返すことで「派遣募集案件はあるのに、人手不足で対応できない」という状況をクリアにし、順調に業績を伸ばしてきました。

未経験者を採用しているポイントにも、このM&Aによる「企業買収」が絡んでいます。

つまり、「技術研修スクール」を運営する企業までもM&Aによって買収して、自社のトレーニング基盤として活用しているんですね。

アウトソーシングテクノロジーが未経験者採用するのはなぜ?

結論、アウトソーシングテクノロジーは競合他社と比較すると、大規模にエンジニア未経験者を採用しています。

文系の大学卒の人材まで採用しており、「大学4年分の理系知識がないのに大丈夫?」と思ってしまうところです。

アウトソーシングテクノロジーの企業理念

そもそも、アウトソーシングテクノロジーに限らず、日本全国でエンジニア不足な時代です。

超大手のメーカー企業ですら、それは変わりません。

景気がいいので開発プロジェクトが大変多く、それだけ人数も必要だし、優秀な人が欲しいし、、、と取り合いが凄まじい状況です。

そんな中で”エンジニア派遣会社”という難しい立ち位置であるアウトソーシングテクノロジーとしては、

「十分な経験のあるエンジニア経験者を中途採用することは難しいだろう。」と判断しています。

早い段階で見切りをつけていたため、採用が容易でやる気もある「エンジニア志望者(予備軍?)」を採用し、自社で鍛え上げる方針に切り替えています。

アウトソーシングテクノロジーは実際に未経験者も採用している

実際に当サイトが行なったWEBアンケートにおいても、

「自分は未経験からアウトソーシングテクノロジーに入社した」という回答が多く見られます。

そして技術研修を受け、お客様先へ派遣されてエンジニア職を歩み始めたといいます。

アウトソーシングテクノロジーはエンジニア未経験者だけでなく、文系学科卒も採用している

また、エンジニア未経験者に限らず、大学で経営・経済・法律と言った文系学科を卒業した人たちの採用も盛んに行なっています。

どうやら評判の声を聞いていると、アウトソーシングテクノロジーは文系学科卒の方に対しては少々別のトレーニングカリキュラムを用意しているようです。

例えば、理系の機械学科だとありがちな「エンジンをバラして組み上げる」と言った体験も行なうなど、もっと踏み込んだ内容まで教えているようです。

アウトソーシングテクノロジーの採用は正社員?契約社員?

ちょっとよくわからない評判というのが、アウトソーシングテクノロジーから内定を受けたものの契約社員としてのスタートだったというものです。

ある程度勤務期間が過ぎ、実績が出始めると正社員試験が改めて行われるという声があります。

全員が全員、契約社員スタートというわけではなく、正社員として採用されたという方もいますので、これが何故なのかについては調査中です。

アウトソーシングテクノロジーの入社後の技術研修トレーニングについて

アウトソーシングテクノロジーの入社後の技術研修は、グループ会社である「KENスクール」が行なっています。

入社後の最初だけでなく、自分から手をあげて申し込めばいつでも受講可能とのこと。

特に元派遣エンジニアの私から見て凄いなと思うのが「全国に9拠点ある」という点です。

やはりこの点に関しては「技術スクールの専門企業を買収した」というだけあるなと感じます。

多くのエンジニア派遣会社では、せいぜい2箇所あればいい方で、利用できるのは入社直後か待機期間中のみというのがほぼほぼです。

アウトソーシングテクノロジーに未経験者が入社する前に注意すべきこと

エンジニア未経験者、特に文系出身からエンジニアデビューできる機会というのは限られています。

特にメーカー企業へ直接入社、ましてや大手の「よく名の知れた企業」に入社することは不可能と言っても差し支えないでしょう。

そういう意味で、アウトソーシングテクノロジーをはじめとしたエンジニア派遣会社や、メーカーから請け負った開発業務を自社で行なっているエンジニアリング企業というのは大事な存在です。

が、アウトソーシングテクノロジーに入社する前に覚えておきたい注意すべき点があります。

WEBアンケートによって多くの方々が「不満」と回答した点を、2点ほど抜粋させていただき紹介します。

アウトソーシングテクノロジーの評判で多いのは「年収・賞与」「フォロー体制」の2点。

アウトソーシングテクノロジーに勤めていた元社員の方を対象としたWEBアンケートを読み解いて分かってきたのが、以下の2点です。

  1. 年収が相当に低く、賞与(ボーナス)はない場合もある。
  2. 派遣先に派遣後は、アウトソーシングテクノロジー社からフォローされることはあまりない。

特に「年収」に関しては、未経験者で採用となった場合「250万円前後」と相当に少ないです。

また、アウトソーシングテクノロジー社の給与体系は「みなし残業制」と呼ばれる「残業代が基本給の中に含まれている」ものとなっているため、

あらかじめ35時間分の残業代を見越した金額が、上記の年収に含まれているということです。

ひと月当たりにならすと、給料は20万円いかないくらいの計算になります。

この点はよく理解した上で「まずはエンジニアデビューが優先だ」と割り切れる人は良いかと思います。

エンジニアに最適な「キャリアの見つけ方」

管理人
管理人
私もエンジニアとして3度の転職を経験しています。

転職活動を始めるにあたり、新卒の頃と同じように「リストから自分で求人募集を選んで応募!説明会!面接!」なんてやっていると途方も無い作業です。

結局転職活動にはさほど時間もかけられず、今と同じような後悔に苛まれかねません。

転職における企業選びでは、ひとまずファーストアクションとして転職エージェントに登録してみることをお勧めします。

「今、自分の経験で転職できるか?」

「逆により悪い待遇の転職先しか見つからないのでは?」

「自分の今の仕事って、今後の転職で有利なスキルが身につく?」

エージェントのキャリアアドバイザーの方が相談相手となって、上記のような様々な疑問に答えてくれることでしょう。

(要は大学の就職課にいる相談員の、ガチなプロだと思えばOK。)

自分のスキル・経験・年齢などの条件から、どんなキャリアを歩むべきか、どうすれば実現できるかをアドバイスしてもらうことができます。

そして、実際に応募したら採用される可能性がある求人募集中の企業を複数紹介してもらえます。

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