「株式会社アスパーク」は、近年の積極的な人員採用により3,100名という人数規模まで成長した、ものづくり系の大手エンジニア派遣会社です。
創業は2005年と若いながらも、好調に事業拡大していて一見すると問題なく思えます。
しかしながら、アスパークを辞めたい・退職したいと考えている社員の方は想像している以上に多いようです。
実際にOpenWorkや転職会議といった企業クチコミサイトをつぶさに見ていきますと、大きく分けて以下の3点が「アスパークを退職する理由・引き金」になっていることが分かります。
- やりたい仕事内容をなかなか考慮してもらえない。会社の営業担当社員に勝手に派遣先を決められてしまっている。
- 派遣先が変わる際、県外への転居が頻繁にある。
- 次の派遣先決めの際、これまで経験してきた工程とは異なる工程の派遣先を命じられる。一貫したキャリアが積めず、スキル・給与アップに支障が出るのではないかと感じる。
どれも退職理由としては真っ当な理由だと思います。
特に危ないであろうポイントは、③のように「次の派遣先が異なる工程になってしまう」という部分です。
アスパークのみならず、かなり多くの派遣エンジニアの方が「30歳頃までには派遣は辞め、正社員エンジニアに転職して腰を据えたい」とうっすら考えつつ、後々の転職を前提にして派遣会社へ入社しています。
一方で、中途採用をかけるメーカー(自社開発)企業としては、条件として「一貫したスキル・工程知識」を重要視しています。
ですので、2年そこそこで工程ごとガラッと変わってしまっているようでは、書類選考の段階で早々に弾かれてしまいます。
これがいわゆる【市場価値の低いエンジニア】の一つのパターンでしょう。
実際、履歴書を見た面接官の側としても「派遣か。お気の毒だなあ。」などと心のうちで思っているものです。
一貫したキャリアを詰める案件が見つかるのを待ってもらえず、工程が違ったとしても早期の就業開始を優先する派遣会社なんて誰でも避けたいものです。
待機期間が生じても、キャリア重視の長い目で派遣先選びに取り組んでくれる派遣会社は他にありますから、抵抗がなければそちらへ転職される方が懸命です。
仮に年齢が二十代なのであれば、経歴に傷をつけて歳を重ねてしまう前に自社開発のメーカーや受託企業への転職活動を、必死になって行うべきです。
転職先は社員数100人未満の中小規模の企業でも、全く構いません。
今すぐ転職せずとも、定期的に転職エージェントと面談をして、自分がどの程度の企業・給与・仕事内容なら転職できそうなのかは把握しておくべき。
自分の市場価値調査は、新卒3年目頃からは行って然るべき普通のアクションです。
「あなたはスキルアップのための自己学習や業務努力をしてこなかったから、次の派遣先がありません。」
「退職するか、時給の大幅減や転勤・単身赴任を選んでください。」
社員の教育やキャリアアップを蔑ろにし、本人責任にして逃げているような派遣会社は、三十代あたりの派遣しにくい年齢層に対して決まり文句のようにこう言います。
先延ばしにしてのんびりしている人ほど、都合よく会社に人生の選択肢を奪われてしまいます。
このページをご覧になっているのは、以下のような方が多いのではないでしょうか。
- 「アスパークの求人に応募しようか迷っている」
- 「内定を貰ったが入社しようか迷っている」
- 「入社したものの聞いていた話と乖離があり、実際の評判が気になる」
結論を言いますと、「アスパークを含め、エンジニア派遣会社は避けた方が安全」と言わざるを得ません。
また、現在アスパークを辞めたいと考えている方も、新卒3年目程度の経験がつき次第、せめて請負型の受託エンジニアリング企業にでも転職すべきです。
実際、ご覧になっている皆さん自身が、一番よく気がついているのではないでしょうか?
「やりたい仕事内容をなかなか考慮してもらえない。」
「本当に客先での評価が伝わっているのか不安だ」
「設計をこれまで2年経験してきたのに、次の派遣先部署は品質管理だと言われた。」
まずは転職のための情報収集や相談だけでも始めておくべきなのですが、「テレビCMや駅の広告で有名な大手転職サイトは使うべきではない」ということだけはアドバイスさせて下さい。
要するに、パソナやDODAといった大手の「総合転職エージェント」ではなく、「エンジニアの転職だけを専門に扱う、特化型エージェント」に登録して転職活動を行いましょう。
代表的なエンジニア専門の転職エージェントを例を挙げると、「メイテックネクスト」があります。
メイテックネクストは中規模のエージェントながら、求人情報の数・粒度とサポート体制のバランスが良い塩梅に取れています。
エンジニア職の転職活動では登録すべき一社といっても良いでしょう。

一方、頻繁にテレビCMが放送されている、「リクルートNEXT」「doda」と言った大手の転職エージェントはアドバイザーの多くが文系出身です。
文系ですから、そもそもエンジニアの業務内容やスキルに対する知識は聞き齧った程度でしかないという問題があります。
この結果として、内定は出やすいが離職率が高い会社や、企業セミナーや面接で聞いていた話と実態が大きく乖離している企業を紹介されやすくなります。
これでは転職する意味がありません。
- 技術職・エンジニア職の転職のみに特化している。
- 支援してくれるアドバイザーが、大手と異なり各技術分野のスキルや職務内容、業界の内情に詳しい。
- 客先常駐や派遣をメインビジネスとする企業が紹介されにくい。
転職ミスを防ぐためにも、エンジニア職を熟知したアドバイザーが多く在籍する「メイテックネクスト」のような、エンジニア専門の転職エージェントを利用することが回避策になります。
例年12〜2月というのは、転職活動を開始する絶好のタイミングです。
どの企業も12月のボーナス支給後には退職者が増え、穴埋め補充の中途採用に走ることになります。また、年度末の3月末はプロジェクトの切れ目と言うこともあり、退職しやすいタイミングであることも理由の一つです。
そもそも、みなさん自身の転職活動期間や退職日までの引き継ぎを考えると、次年度始めの2021年4月入社を目標として、1〜2ヶ月で転職活動をするというのは、切りがよく現実的なラインではないでしょうか。
今年は2019年までと比較すれば採用ペースが落ちているのは事実です。しかし、その割にエンジニアの求人倍率は未だに5〜7倍を維持しています。未経験者でもない限りは、他の職種より遥かに転職しやすい市況感です。
景気を理由に潜在的な転職希望者が様子見(=言い訳)している今こそ、転職先をじっくり検討できる貴重なタイミングなのです。
◆メーカー企業でのエンジニア案件に強い「メイテックネクスト」


辛い状況では視野が狭くなってしまうもので、データがどうとか、向き不向きがどうとかという話が受け入れられなくなりがちです。
私にも、転職先で成果が上げられず追い詰められ、「自宅近くの町工場で組み立て作業の求人があったから応募しようか迷っている」とまで悩んでいた友人がいます。
追い詰められていると、知らず知らずのうちに極端で、危険な選択肢も考えてしまうもの。
もし皆さんが、今後の自分の人生や働き方に自信が持てない、不安で仕方ない、辛いという状況なのであれば、一度「キャリアカウンセリング」を受けてはいかがでしょうか。
キャリアカウンセリングはその名の通り、今後のキャリア・仕事選びについて、専門のアドバイザーに相談するということです。
これまで「キャリアに関する相談カウンセリング」というのは、ベテランビジネスマンのような方が主観的な経験則をもとに行っているケースが主流でした。
最近ではキャリア相談サービスを本格的な事業とする企業が出てきており、利用者への寄り添い方や、利用者の本当の願望や強みを見つけ出すカウンセリング・コーチング手法から絶大な人気を得ているサービスもあります。
例えば人気のサービスの代表格としては、「ポジウィルキャリア」というサービスがあります。

こういったキャリアカウンセリングは単なる相談だけでは終わらず、”ライ○ップ”のごとく「仕事・キャリアに関するプロのトレーナー」が、あなたのキャリアについて数ヶ月間にわたり寄り添い、導き、二人三脚で将来を考えてくれるサービスです。
何よりこれらのカウンセリングでは、「利害関係がない、第三者によるアドバイスが得られる貴重な存在」であることがミソです。
例として紹介した「ポジウィルキャリア」では、初回のみお試しで1時間ほどのカウンセリングが受けられます。
当サイト内の【「ポジウィルキャリア」の評判と妥当性をエンジニア目線で解説】のページも参考にしてみてください。

アスパークとはどんな会社なのか?

株式会社アスパークは、製造業・メーカー企業に対する「エンジニア派遣(客先常駐)」という事業を柱とする大手人材サービス企業の1社です。
このような派遣業界にも様々な業態、そして企業があり、その規模もピンキリです。
そんな中、アスパークの3,000名オーバーという社員数規模は、間違いなく「大手」と言って過言ではないレベルです。
ちなみに業界トップ2のテクノプロ社&メイテック社と人員規模を比較すると、M&A戦略でトップとなったテクノプロ社は約17,000人、古参で技術力に定評のあるメイテック社は約7,500名。
まだまだ差はあるものの、その三番手以下にあたるフォーラムエンジニアリング、アルプス技研、VSN等とはいい勝負まで事業拡大しています。

アスパークの主な事業としては自動車メーカーや家電メーカーの技術部門への機電系エンジニアの派遣です。
アスパークの派遣先一覧には、本田技術研究所、スバル、三菱重工業と言った大手メーカー企業がずらりと並びます。
それでもクチコミサイトを見ると、「アスパークへの入社は辞めたほうがいい、やばいぞ」という書き込みを頻繁に見かけるのです。
アスパークを辞めたい・退職した理由とは?
創業以来、順調に事業拡大が進んでいる大手企業なのに、なぜアスパークを辞めたい・退職したいと考える人が多くいるのか?
それだけ社員数がいるのは選ばれている証拠なのではないのか?
アスパークの採用ページでは、教育カリキュラムや評価制度を重要視しており、定着率を上げるための努力をしていると記載されています。
会社サイトの研修内容やフォロー体制は比較的しっかりしている印象を受けるPR内容なのですが、某WEBメディアの取材では、アスパークの人事担当者がこのような回答をしています。
「2014年ごろの離職率が30%だった」
「エンジニアの相談に乗れる組織体制や担当者がいなかった。」
「今は改善している最中で随分良くなった。」
(過去の数値とは言え、離職率30%はとんでもない高さです。私が昔勤めていたある派遣会社では、離職率が10%を超えた段階で緊急対策をしていたくらいです。)
とはいえ過去について語った内容ですので、今は景気とともに改善している可能性も高いです。現在はどんな状況なのでしょうか?
今回、なぜアスパークを辞めたいと考えたのか、直近3年以内に退職した31人の元アスパーク社員の口コミデータから背景と実情を読み解いていきました。
アスパークを辞めたい・退職したいと感じる3つの理由。
口コミ内容を精査していくと、アスパークを辞めたくなったきっかけや、実際の退職理由、やばい・最悪だと感じた理由は、以下の3つのポイントに集約されました。
- 自分の意見や希望を考慮してもらえない。特にキャリア・地域面への配慮が感じられない。
- 入社前に面接で聞いていた内容と異なる制度・待遇が多い。(給料、研修内容、派遣先など)
- 景気が良くなってきて、思いがけずメーカー企業の正社員採用で内定が貰えた。
それぞれ細かく見ていきましょう。
アスパークを辞めたい理由① 自分の意見や希望を考慮してもらえない。
アスパークを辞めたいと思ったきっかけや、退職理由の筆頭として目立ったのが、
「派遣先選びについて、自分自身の意見や希望が聞いてもらえない。」
という不満でした。
具体的に挙げていきますと、以下のような内容です。
- 次の派遣先について聞き取りがあるのかと思っていたら、営業マン同士で勝手に自分を取り合って揉めていた。
- 自分の預かり知らぬところで、派遣候補先の優先順位が決められていた。
- これまで設計補助として2年頑張ってきたのに、次は品質管理だと告げられた。断っても「希望の案件は今ない」の一点張りだった。
- 半ば強制的に、転居を伴う他県の派遣先へ行かされることになった。
「営業マンの成果主義的な部分が強い社風なのだと思う」という声も聞かれます。
かたや、ベテランエンジニアの中には「自分から声を上げ、やりたいことを日頃から言い、そのための行動をしていないと無視されるのは当たり前。逆にやりやすい。」という回答もありました。
「自分が何になりたいのか、そのためにどういう行動が必要か」を日頃から考えて自学自習することはエンジニア職にとっては非常に大事なことで、平たくいえば私もそのようにして臨むエンジニア像に近づいてきました。
ただ、ついていけない人もおり、退職理由として挙がってしまっているということですね。
アスパークを辞めたい理由② 入社前に面接で聞いていた内容と異なる制度・待遇が多い。
続いて、二つ目の理由です。
「入社前に聞いていた内容と異なる制度・待遇が多い。」
「特に、給料・研修内容・派遣先の選び方については、入社後に大きなギャップがあった。」
「今は技術職の派遣募集がないから製造職に変更しないか?」と持ちかけられたが全く興味が持てず断ったところ、このような有様になってしまい不信感を持った。
アスパークは上流工程である設計開発と、下流工程の製造ラインでの製造業務、どちらの派遣も行っている珍しい企業です。
私の所感ですが、理系四代卒の出身者がメーカーの製造部門に配属となるのは稀だと思っています。新入社員研修の間くらいの話ではないかというのが正直なところ。
ですが、アスパークでは派遣される社員の区分がないと思われる口コミが多数見られます。
一般的に、技術職と技能職の間には大きな壁があり、この壁を超えて仕事が変わる(キャリアチェンジする)というのは並大抵のことではありません。
仕事内容だけでなく、必要な知識・レベルも全く異なります。かたや理系大卒の内容、かたや工業高校卒の内容なのですから。
生産技術工程から設計工程に変わることですら、非常に難しいのです。
入社前には「上流工程で案件があるからエンジニアとして立派なキャリアが積めるよ」と説明されていたのに、これを覆されてしまうという、その真偽は分かりかねます。
ただ、本当にクチコミ通りなのであれば不信感を持ってしまうのは間違いありません。
辞めたい理由③ 景気が良くなってきて、メーカーへの転職が決まったから。
ここ2年ほど、アスパーク以外の会社でもよく聞くのが「企業へのプロパーとしての転職が決まった」「もっと条件のいい派遣会社・受託企業への転職が決まった」というものです。
このコロナ禍の中で転職なんてうまくいくか?ニュースでは景況感も求人倍率も数年ぶりに悪化したと言ってるぞ?
そう思われる方もいることでしょう。
仰る通りで、「パーソルキャリア」がリリースした2020年10月末時点の求人倍率データを見ますと、コロナ禍の影響によって日本全体の採用ペースが昨年度より下落していることが分かります。

しかし、同記事内で公表されている「職種ごとの求人倍率」も見ると、電気・機械系エンジニアの求人倍率は2.65倍となっており、他の職種より遥かに高い求人倍率を維持しています。

逆に各社から公表はされていないもののの、「派遣の案件数」については大ブレーキがかかっており、派遣率が10%程度減少している派遣元も珍しくありません。
このままエンジニア派遣会社に勤め続けるということは、解約から長期待機や望まぬ派遣先・業務への転向を強いられる可能性が高く、デメリットが大きいのです。
中途採用倍率が高い今のうちに、自社開発系の企業や受託エンジニアリング企業に転職することが自分のキャリア、引いては人生を守ることに繋がります。
アスパークの派遣先からの引き抜き話は本当にある?
アスパークへの入社面接時、採用担当者や面接官から、
「派遣先の企業側から”〇〇さんを中途採用で迎え入れたい”と言う声がかかることもある」
と説明されている方が多いようです。引き抜きのようなものです。
実際そのような引き抜き話はあるのかと言いますと、業界全体ではよくある話です。
派遣エンジニアとして派遣先で働くうちに高評価が得られ、あまり外注業者には任せたくないようなコア業務を任せたいとなると、このような声かけを頂けることが多いです。
引き抜き、と言うとちょっと人聞きが悪い感じがしますが、派遣会社側としてそれをOKとしているケースと、そうでないケースがあります。
- 派遣会社が引き抜き(転籍)をOKとしているケース。引き抜き料金として、派遣先企業から紹介料を貰っている。
- 派遣会社が引き抜き(転籍)をOKしていないケース。黙って引き抜きを行ったら会社間の関係決裂に発展したり、本人の転籍話が流れてしまうことも。
アスパーク側が面接の場で「派遣先のメーカーから声が掛かるよ」と言っているのだとすれば、公にOKしているためパターン1とみて良いでしょう。
ただし、どうも派遣先に転職したと言うアンケート回答が相当に少ないのが気になります。
1年間にどの程度の人数が派遣先から声がかかり、転職が実現しているのかちょっと疑問です。
なお、アスパークの他にも、アウトソーシングテクノロジーやアルトナー、VSNといったエンジニア派遣会社も、紹介料としてサービス料金を頂くことで引き抜きしても良いと言うサービスをやっています。
アスパークを辞めたい・退職したい人へのアドバイス
あなたがアスパークを辞めたい理由に近い方のコメントはありましたでしょうか。
冒頭の「アスパークを辞めたい・退職したいと思う3つの理由」でもお伝えした通り、アスパークの元社員の方が退職を考えた理由としては「自分のキャリアに関する希望や意見が考慮されづらい」と言うことが挙げられます。
実際、エンジニア社員を大事にしている同業他社はありますし、最悪だ!と思う社員の方の気持ちはごもっともだと私も感じます。
中途市場における経歴・キャリアというのは、みなさんが思っている以上に傷がつきやすいものです。
「いつかはいい仕事を任せてもらえるはずだ!とポジティブに考えて仕事に励む忍耐力は素晴らしい一方、採用する企業側は忍耐力や精神力より「結局何してきたの?」ということを優先しがちです。
リーマンショック以降、上り調子だった景況感や求人倍率に陰りが見えてきた2020年、望まぬ転勤や給与カットといった仕打ちを受ける前に、まずは転職に関する情報収集と相談だけは必ず行いましょう。
運営・田牧の考える「エンジニア向け」オススメの転職方法
転職活動を始めるにあたり、新卒の頃と同じようにリストから自分で選んで応募!なんてやっていると途方も無い作業です。
そもそもリクナビNEXTやdodaと言った転職サイトの求人リストは、高い広告料を払った順に並んでいます。

事実、皮肉なことにエンジニア職でフィルタリングすると、トップから何ページにも渡ってフォーラムエンジニアリングやテクノプロと言った「エンジニア派遣の求人」がずらりと並んでいます。
これを回避するためには「転職エージェント」の活用が肝になります。
転職エージェントに登録して、エージェントのキャリアアドバイザーに転職先の相談をしてみることが大事です。
(要は大学の就職課にいる相談員の、ガチなプロだと思えばOK。)
特にエンジニアの転職では営業職や事務職と異なり募集の流動性が高いため、あるタイミングでは自分がマッチする求人がなかったのに、2ヶ月したらドンピシャの求人が出てきたということが起こり得ます。
このような情報をいちいち自分の目でチェックするのは普通に考えて無理ゲーですし、「マッチしそうな求人募集が地元エリアで出てきましたけど応募しませんか?」と声をかけてくれるほうが助かるハズです。
また、転職エージェント選びをミスらず、エンジニアの仕事や技術に理解が深いアドバイザーに担当してもらえれば、自分がエンジニアとして生き残るためにどういう転職先を選ぶと良いのかも客観的にアドバイスしてもらえることでしょう。
エンジニアの仕事や技術に理解がない転職エージェント・アドバイザーに当たってしまうと、内定が出やすいものの、離職率が高くいつでも採用活動をしているような派遣会社を紹介されます。
これは転職エージェント選びを明らかにミスしていますから、早々に関係を断ち切って「エンジニアの転職を専門に扱う転職エージェント」で転職活動を仕切り直すべきでしょう。
エンジニア転職における代表的なエージェントとしては「メイテックネクスト」が最も求人の選択肢が多く、急かさず綿密にサポートしてくれるアドバイザーが多いということで好評です。
管理人・たいらの1度目の転職は「リクルートエージェント」を利用。
私が25歳の夏、初めての転職ではリクルートエージェントに登録しました。(当時は単なる求人サイトであるリクルートNEXTと勘違いしていた。)

身寄りのない土地で誰にも相談できず、藁をも掴むつもりでリクルートエージェントに登録・相談しましたが、結果としてこれは正解でした。
担当してくれたのは40歳くらいの女性アドバイザー。
姐さんって感じの頼れる系で、25歳くらいまでの第二新卒を担当しているとのことで、ピッタリだな〜と思った記憶があります。
「それ、世間ではパワハラだからね。当たり前だと思ったらダメだよ。」
と、グジグジ言ってた僕にビシッと言ってくれた救世主です。
リクルートエージェントは若手エンジニアだった自分にはとてもマッチしていました、が、2度目の転職で経験を積んだ自分は別エージェントである「メイテックネクスト」に相談して転職しました。
経験を積んだ30歳、2度目の転職は「メイテックネクスト」へ。
無事に転職先のエンジニア派遣会社で経験を積んだ僕は、
「ある特定分野の技術を活かした仕事に就き、さらに給料もアップさせたい」
と言う欲求を持っていました。
この時もリクルートエージェントには相談しに行ったのですが、理系出身ではないアドバイザーには話がイマイチ通じていなかったのか「募集がない」と。
そんなわけないだろ!と言う確信があって不満げにしていたところ、そのアドバイザーから紹介されたのが「エンジニア専門の転職エージェント」でした。
そこで調べたところ、専門エージェントの中でダントツ人気と言うのが「メイテックネクスト」でした。

メイテックネクストは電話面談で「どうかな?」と思ったのですが、私と同じ組み込み系エンジニア出身のアドバイザーが担当してくれたので話はスイスイ進みました。
結果、やっぱりあったんですよね。希望の職種の募集が!
「田牧さんの●●の経験は、こう押すと相手に刺さるからね。」と納得のアドバイス。
エンジニア専門のエージェントと言うだけあって、このメイテックネクストの配慮は非常にありがたかったですね。
正直、エンジニアとして働き続けることに自信がないという人へのアドバイス
「エンジニアとして働きたいけど、社会人経験自体が少なくて転職が難しそう」
「理系学部を卒業後、メーカーに就職して機械設計をしているけど、どうもIT分野中心の時代になりそうで損していそうだ」
昨今、このような考えを持つ方々が如実に増えつつあります。
ご存知の通り、プログラマー・ITエンジニアは、これからの世の中でさらに需要が増加する見通しです。
その一方で経産省としても、プログラマー・ITエンジニア人口は今後も不足していくと試算しており、短期・長期的にも「職を失いにくく、待遇の良い選択」の一つと言えます。
ここであなたが真剣にプログラマーへの転向を検討しているのであれば、現在の主流は「プログラミングスクール」でスキルを習得して転職すること!
これに尽きます!
プログラミングスクールと言うと、どうにも専門学校のように誤解されがちです。
ですがこれは間違いで、プログラミングスクールは30歳ごろまでの社会人、あるいはフリーターや第二新卒を対象に「実務レベルのプログラミングスキルを学ぶ」「プログラマー・ITエンジニアに転職する」ことを目的とした存在です。
スクールでの学習期間は概ね2〜4ヶ月ほど。これに転職活動期間も含めると「半年以内にプログラマーとしてスタート」を切ることができます。
まずは下記のページで「そもそもプログラマーってどんな仕事?」「異分野出身でも通用するの?」「卒業して転職はできるの?」「待遇や労働環境は?」といった基礎知識を確認していきましょう。
