このページをご覧になっているのは「アルプス技研に勤めている方」や、「これからアルプス技研へ入社しようか迷っている」という方が多いかと思います。
結論から言いますと、「早々に転職をしたほうが良い」と言わざるを得ません。
実際、ご覧になっている皆さん自身が一番、気がついているのではないでしょうか?
「体育会系すぎて働きにくい。しんどい。」
「こんなに給料が上がらないことってあるだろうか?」
「もっとステップアップしたいのに、なんで会社は教育やスキルアップに関心がないんだ。」
アルプス技研を避けるべき理由は3点ありますが、それらは後の本文にてお話しします。
また、2020年2月中旬ごろから世界的な景況感の減退が表面化しています。
直近で製造業のメーカー企業やIT企業における中途採用のペースにまでは、リーマンショックレベルでの大きな影響はまだ出ていません。
しかしながら、4月以降の派遣技術者の人数枠については様子見、もしくは純減方針をとると明言している企業が数多く出てきています。
つまり、このままエンジニア派遣・客先常駐型の企業に勤め続けることは大変リスキーな選択であるということです。
派遣エンジニアとして働く皆さんであればご存知かと思いますが、2008年のリーマンショックの際には多くの派遣会社で解約・長期待機の嵐が吹き荒れました。
「営業マンと一緒にあらゆる業者にアポ電をした」
「この派遣先へ行けと言われれば、転居は一切拒めなかった」
「設計者なのに製造ラインに派遣されたり、カーディーラーのメカニックに派遣された」
とてつもなく不遇な思いをされた方々が数多くいらっしゃいます。
今回の景気悪化によって、いつ中途採用募集が止まってしまうかはまだ見通せません。
しかし、おそらくはリーマンショック時と同様、「いきなり崖に直面する」かのように、右にならえの派遣・中途採用ストップが訪れるのではないかと予想しています。
派遣エンジニア・常駐エンジニアにとっての長期待機は、経験した人にしか分からない辛さがあります。
派遣・常駐型から企業のプロパーにキャリアチェンジするのは、分野・経験・年齢を問わず今がまさにその時なのです。
◆既に転職を検討している方へ
例年12〜2月というのは、転職活動を開始する絶好のタイミングです。
どの企業も12月のボーナス支給後には退職者が増え、穴埋め補充の中途採用に走ることになります。また、年度末の3月末はプロジェクトの切れ目と言うこともあり、退職しやすいタイミングであることも理由の一つです。
みなさん自身の転職活動期間や退職日までの引き継ぎを考えると、次年度始めの2021年4月入社を目標として、1〜2ヶ月で転職活動をするというのは、切りがよく現実的なラインではないでしょうか。
今年は2019年までと比較すれば採用ペースが落ちているのは事実です。しかし、その割にエンジニアの求人倍率は未だに5〜7倍を維持しています。未経験者でもない限りは、他の職種より遥かに転職しやすい市況感です。
景気を理由に潜在的な転職希望者が様子見(=言い訳)している今こそ、転職先をじっくり検討できる貴重なタイミングなのです。
※「レバテックキャリア」は実務経験が数年程度ある20代後半のエンジニアを対象とした、関東・関西圏が中心の都市部エージェントです。
※ソフト・インフラ問わずIT分野の方であれば、レバテックキャリアとメイテックネクストの両方を利用することが最善です。
メイテックネクストは「メーカーに強い」という触れ込みから”組み込みソフト開発”だけのように誤解されがち。ですが実際のところ、メーカーにはIoT、MaaS、AIと言った分野での上流工程案件が、SIer以上の高待遇・ホワイト環境で豊富に存在します。勿論、社内SE案件も兼ね備えています
「エンジニアになりたいけど、社会人経験自体が少ない」
「理系学部を卒業後、メーカーに就職して機械設計をしているけど、どうもIT分野中心の時代になりそうで損していそうだ」
プログラマーを始めとするITエンジニアになりたいという方が如実に増えつつあります。
ご存知の通り、プログラマー・ITエンジニアは、これからの世の中でさらに需要が増加する見通しです。
その一方で経産省としても、プログラマー・ITエンジニア人口は今後も不足していくと試算しており、短期・長期的にも「職を失いにくく、待遇の良い選択」の一つと言えます。
ここであなたが真剣にプログラマーへの転向を検討しているのであれば、現在の主流は「プログラミングスクール」でスキルを習得して転職すること。
プログラミングスクールと言うと専門学校のように誤解されがちですが、これは間違いです。
プログラミングスクールは30歳ごろまでの社会人、あるいはフリーターや第二新卒を対象に「実務レベルのプログラミングスキルを学ぶ」「プログラマー・ITエンジニアに転職する」ことを目的とした存在です。
スクールでの学習期間は概ね2〜4ヶ月ほど。これに転職活動期間も含めると「半年程度でITエンジニアとしてスタート」を切ることができます。
まずは下記のページで「そもそもプログラマーってどんな仕事?」「異分野出身でも通用するの?」「卒業して転職はできるの?」「待遇や労働環境は?」といった基礎知識を確認していきましょう。

- メーカー企業への転職専門:メイテックネクスト(公式サイトへ)
- IT企業への転職専門:レバテックキャリア(公式サイトへ)
- 初学者・未経験者は、プログラミングスクールも検討しよう。
アルプス技研とはどんな会社?
株式会社アルプス技研は、「エンジニア派遣」という事業を柱とする大手人材サービス企業の1社です。
派遣業界にも様々な業態、そして企業があり、その規模もピンキリです。
が、アルプス技研は創業50年の歴史を持ち、更には東証1部上場も達成している安定企業です。
これは同じく大手のエンジニア派遣会社である「株式会社メイテック」よりも長いという驚異的なものになります。
アルプス技研を辞めたい理由は?
東証1部上場の大手企業なのに、なぜアルプス技研を辞めたいと考える人が多くいるのか?
それだけ社員数がいるのは選ばれてる証拠なのではないのか?
そう思われる方もいるかと思いますが、安定企業で長い歴史があるが故の事情があるようです。
例えば「古い社風の、昔ながらの企業」と言うと、皆さんはどう言うイメージを浮かべますか?
私は「体育会系である」「残業が多い人を賞賛する風土である」「有給や育休・産休を悪と捉える」といったことが思い浮かびますが、
アルプス技研にも「古い社風」が残っており、一方で「新しいことへのチャレンジが少ない」といった不満や不安を持たれている方が多いようです。
今回、すでに「直近〜5年以内でアルプス技研を辞めた」という元社員の方を対象に、なぜ辞めたのかWEBアンケートを実施しました。
アルプス技研を辞めた理由。3つのポイント。
実際にアルプス技研を退職・転職した元社員61名を対象にWEBアンケートを実施したところ、アルプス技研を辞めたいと思った理由は以下の3つに集約されました。
- 体育会系の風土であり、精神論に基づいた判断をされることが多い。
- 社員教育の機会や教育環境の整備が乏しい割に、社員の給料も低い。
- 景気が良くなってきて、メーカー企業の正社員採用で内定が貰えたから。
それぞれ細かく見ていきましょう。
辞めた理由① 体育会系の風土であり、精神論に基づいた判断をされることが多い。
アルプス技研は創業50年と言う長い歴史を持ち、創業オーナーが経営者を務める企業であるせいか、少々体育会系の風土があるようです。
このため、精神論で話が進むことに対する不満をあげるコメントがいくらか見られました。
昔ながらの会社だと思います。
残業時間の長さが「頑張り度」「貢献度」のような形で定性的に評価されるような空気感があり、馴染めませんでした。
自社の勉強会や研修会では給料は出ず、実質休日返上が当たり前。
それが評価査定にも反映され、昇給に影響すると言う点が特に辞めたいと感じた理由です。
派遣先で働いている間は特に感じることがなかったが、派遣先から戻り自社組織内の間接社員になった頃に違和感を感じるようになった。
と言うのも、創業者に右習えと言うような空気や、会社の歴史を語れることに重きを置かれているような評価制度があった。
世間一般で必要と思えないのに努力が必要で、辞めたいという気持ちを持つようになった。
エンジニア派遣という業態は、比較的創業から若い会社が多いのが特徴です。
そのような中、アルプス技研のような社風を持つ会社というのは少なく、良く言えば風通しが良くフランク、悪く言えば安定感がなく方針もドラスティックに変わる、という特徴があります。
アルプス技研においては、保守的な社風に馴染めるかどうか?という点が大事なポイントになりそうです。
辞めた理由② 社員教育や研修設備の投資が少ない割に、社員の給料が低い。
続いて二つめの理由として、「社員教育・設備投資が少ない」「給料が少ない」という点が挙げられました。
同業他社から来ている派遣エンジニアに聞くと、うち(アルプス技研)の研修設備は乏しいんだなと感じる。
例えばCADの台数は明らかに他社より少なく、また活用されていない。
給料が低く、加えてキャリアアップの機会が少ない。
社内ロボコンのようなものも開催されていたが、研修目的というよりは自社への帰属意識を高めるための手段だったように思う。
エンジニア派遣というのは、景気によっては「仕事がないから他地域行ってください」となる可能性が大いにあります。
辞めた理由③ 景気が良くなってきて、メーカー企業の正社員採用で内定が貰えたから。
ここ2年ほど、アルプス技研以外の会社でもよく聞くのが「メーカー企業への転職が決まった」というものです。
辞めたい理由自体は給料が低い、希望が聞いてもらえない、派遣という立場に不満、などなどあるわけですが、
思い切って転職活動をしてみたら、想像以上にメーカー企業から声を掛けてもらえたというケースが増加してきています。
もし転職してもいいなと思われるのであれば、実のところ転職には悪くないタイミングです。これはデータからも分かります。

世間では2020年に入り景況感の悪化が叫ばれていますが、直近数ヶ月での職種別の求人倍率を見てみると「技術系・エンジニア」の求人倍率は高倍率のままなのです。
上記の表を見ると右表最上段の「全体」は1.65倍に留まりますが、技術系は電気・機械系は2.65倍、IT系は6.64倍と圧倒的な差があることが分かります。
- 募集数が多い割に、転職希望者が不足している。
- 過去に採用できていたレベル・経験のあるエンジニアが採用できないため、選考ハードルを大きく下げている。
- 採用人数を増加させるために、前職より良い給与を提示するような方針をとっている。
求人数の増加に伴い、中途募集の選考ハードルも下がる傾向にある。
このようなタイミングは、募集する企業側としても選考ハードルを下げる傾向にあるため、転職が比較的容易になります。

技術職・エンジニアの転職を専門に仲介する転職エージェントとしては、「メイテックネクスト」が特に有力なエージェントです。
技術職以外の転職も取り扱うリクルートやdoda等の総合転職エージェントと比較して最大のポイントは、メイテックネクストの担当アドバイザーは大多数が技術知識豊富なエンジニア出身者だという点です。
このため、転職者にとっては自分の経験・レベルにマッチした募集を紹介してもらうことができ、転職して入社した後に軌道に乗りやすいという強みがあります。
「アルプス技研に入社して大丈夫だろうか?」「アルプス技研に入社して失敗した」と考えている方もいるかとは思いますが、そもそも会社選びの段階でちゃんと自分に合っているかどうか比較検討しましたか?
自分に合った会社かどうかというのは、自分自身よりも知識豊富なベテランを頼る方が的確です。
アルプス技研の派遣先からの引き抜き話は本当にある?
アルプス技研への入社面接時、採用担当者や面接官から、
「派遣先の企業側から”〇〇さんを中途採用で迎え入れたい”と言う声がかかることもある」
と説明されている方が多いようです。引き抜きのようなものです。
実際そのような引き抜き話はあるのかと言いますと、業界全体ではよくある話です。
派遣エンジニアとして派遣先で働くうちに高評価が得られ、あまり外注業者には任せたくないようなコア業務を任せたいとなると、このような声かけを頂けることが多いです。
引き抜き、と言うとちょっと人聞きが悪い感じがしますが、派遣会社側としてそれをOKとしているケースと、そうでないケースがあります。
- 派遣会社として引き抜き(転籍)をOKとしている場合、想定される年収のいくらかを料金としてもらうことでWin-Winにしているケース。
- 派遣会社としては引き抜き(転籍)をOKしておらず、無理に引き抜くと会社間の関係決裂に発展しかねないケース。
アルプス技研の場合、パターン2に入るようです。つまり派遣先からの引き抜きを許可しておらず、有料人材紹介もやっていない。
このような場合、派遣先でいい評価が得られていたとしても契約内容で「引き抜き厳禁」を強く謳っており、
水面下で転職したとなると両社の取引で大きなトラブルになりうるため、モラル上、声がかからないということが多いです。
アルプス技研を辞めたい人へのアドバイス
あなたがアルプス技研を辞めたい理由に近い方のコメントはありましたでしょうか。
冒頭の「アルプス技研を辞めたいと思う3つの理由」でもお伝えした通り、アルプス技研の元社員の方が退職を考えた理由としては「給料が低い」と言うことが挙げられます。
また、実際に景気がいいことから転職活動が上手くいきそうだと言うことを察知して、見事成功したと言うケースも多々あります。
もし転職してもいいなと思われるのであれば、この2年ほどは転職にはとてもいいタイミングです。
- 中途募集数が増加する一方で、全体のエンジニア人数は不足している。
- スキル・経験値が豊富なエンジニアが採用できないため、選考ハードルを下げている。
- 採用人数を増加させるために、前職より良い給与を提示するような方針をとっている。
上記のようにハードルを下げていたり、求人募集数を増やしている企業は多くなってきています。
とは言え、リストから自分で選んで応募!なんてやっていると途方も無い作業です。
この場合、転職エージェントに登録して、アドバイザーに転職先の相談をしてみるのがお勧めです。
自分のスキル・経験・年齢などの条件から、実際に応募したら採用される可能性がある企業を複数掲示してもらえます。
管理人・田牧の1度目の転職は「リクルートエージェント」を利用。
私が25歳の夏、初めての転職ではリクルートエージェントに登録しました。(当時は単なる求人サイトであるリクルートNEXTと勘違いしていた。)

身寄りのない土地で誰にも相談できず、藁をも掴むつもりでリクルートエージェントに登録・相談しましたが、結果としてこれは正解でした。
担当してくれたのは40歳くらいの女性アドバイザー。
姐さんって感じの頼れる系で、25歳くらいまでの第二新卒を担当しているとのことで、ピッタリだな〜と思った記憶があります。
「それ、世間ではパワハラだからね。当たり前だと思ったらダメだよ。」
と、グジグジ言ってた僕にビシッと言ってくれた救世主です。
リクルートエージェントは若手エンジニアだった自分にはとてもマッチしていました、が、2度目の転職で経験を積んだ自分は別エージェントである「メイテックネクスト」に相談して転職しました。
経験を積んだ30歳、2度目の転職は「メイテックネクスト」へ。
無事に転職先のエンジニア派遣会社で経験を積んだ僕は、
「ある特定分野の技術を活かした仕事に就き、さらに給料もアップさせたい」
と言う欲求を持っていました。
この時もリクルートエージェントには相談しに行ったのですが、理系出身ではないアドバイザーには話がイマイチ通じていなかったのか「募集がない」と。
そんなわけないだろ!と言う確信があって不満げにしていたところ、そのアドバイザーから紹介されたのが「エンジニア専門の転職エージェント」でした。
そこで調べたところ、専門エージェントの中でダントツ人気と言うのが「メイテックネクスト」でした。

メイテックネクストは電話面談で「どうかな?」と思ったのですが、自分と同じ、元・組み込み系エンジニアのアドバイザーが担当してくれたので話はスイスイ進みました。
結果、やっぱりあったんですよね。希望の職種の募集が!
「田牧さんの●●の経験は、こう押すと相手に刺さるからね。」と納得のアドバイス。
専門エージェントと言うだけあって、このメイテックネクストの配慮は非常にありがたかったですね。
更に、今の好景気による中途募集の増加はオリンピック前までだと思われるので、情報収拾目的であっても今すぐ転職の行動を起こす決断を勧めます!
自分に自信が持てず転職に不安だと言う人は、キャリアカウンセリングに行こう。
辛い状況では視野が狭くなってしまうもので、データがどうとか、向き不向きがどうとかという話が受け入れられなくなりがちです。
私にも、転職先で成果が上げられず追い詰められ、「自宅近くの町工場で組み立て作業の求人があったから応募しようか迷っている」とまで悩んでいた友人がいます。
追い詰められていると、知らず知らずのうちに極端で、危険な選択肢も考えてしまうもの。
もし皆さんが、今後の自分の人生や働き方に自信が持てない、不安で仕方ない、辛いという状況なのであれば、一度「キャリアカウンセリング」を受けてはいかがでしょうか。
キャリアカウンセリングはその名の通り、今後のキャリア・仕事選びについて、専門のアドバイザーに相談するというサービスのこと。
これまで「キャリアに関する相談カウンセリング」というのは、ベテランビジネスマンのような方が主観的な経験則をもとに行っているケースが主流でした。
最近ではキャリア相談サービスを本格的な事業とする企業が出てきており、利用者への寄り添い方や、利用者の本当の願望や強みを見つけ出すカウンセリング・コーチング手法によって人気を得ているサービスもあります。
例えば人気のサービスの代表格としては、「ポジウィルキャリア」というサービスがあります。

こういったキャリアカウンセリングは単なる相談だけでは終わらず、”ライ○ップ”のごとく「仕事・キャリアに関するプロのトレーナー」が、あなたのキャリアについて数ヶ月間にわたり寄り添い、導き、二人三脚で将来を考えてくれるサービスです。
何よりこれらのカウンセリングでは、「利害関係がない、第三者によるアドバイスが得られる貴重な存在」であることがミソです。
例として紹介したポジウィルキャリアでは、初回のみお試しで1時間ほどのカウンセリングが受けられます。よかったら当サイト内の【「ポジウィルキャリア」の評判と妥当性をエンジニア目線で解説】のページを参考にしてみてくださいね。
